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ガジェット 公開日 2024/07/01 20:12
VAIO、約325gの “世界最軽量” 14型モバイルディスプレイ「VAIO Vision+ 14」
設立10周年特設サイトもオープン
編集部：伴 修二郎
VAIOは、約325gの14.0型ワイドモバイルディスプレイ「VAIO Vision+ 14」、およびその法人向けモデル「VAIO Vision+ 14P」を7月4日より発売する。価格は個人向けモデルが54,800円（税込）、法人向けモデルがオープン価格となる。
「VAIO Vision+ 14」
販売は個人向けモデルがVAIOストア、法人向けモデルがVAIOストアビジネスで行う。また、個人向けモデルは本日7月1日より、一部大型家電量販店のVAIO OWNER MADEコーナーにて展示開始予定となっている。
VAIO Vision+は、14.0型ワイド以上のモデルとしては世界最軽量を謳う約325gの質量と、最薄部で約3.9mmという設計により、高い携帯性を実現したとするモバイルディスプレイ。本体背面パネルには、軽さと強靭さを兼ね備えたという立体成型カーボンを採用している。
本体内部では、部品ごとの結合部分となるボス、内側から支えるリブを一体成型することで、接着に必要な部材を抑制。これにより、剛性の強化と軽量化を図ったと説明する。また、カーボンを側面まで曲げる立体成型とすることで高い堅牢性も実現したという。
立体成型カーボンにより薄さと剛性を両立
ディスプレイ部には、縦横比16:10、WUXGA解像度（1920×1200）の液晶パネルを採用する。表示色は1,677万色、輝度は400cd/m2、コントラスト比は1200:1、色域はsRGBを100%カバー。また、映り込みを抑えるアンチグレア処理を施すことで、長時間の作業でも目が疲れにくいとアピールする。
付属のUSB Tyep-Cケーブル1本でPC接続・給電が行える、DisplayPort Alternate Mode・バスパワー駆動に対応。低消費電力液晶パネルを採用したことで、PCバッテリーの負担を抑えて長時間使用できるとのこと。
本体側面には2つのUSB Type-C端子を備え、いずれもUSB PDパススルーに対応。PCとACアダプターの間にVAIO Vision+を挟むようにUSB接続することで、USB Type-C端子が1つしかないPCでも電源供給・充電しながら二画面で作業が行える。一般的なヨコ置きに加えて、狭いデスクでも使えるタテ置き（上下二画面）にも対応するカバースタンドも同梱する。
付属カバースタンドによりノートPCのディスプレイと縦に並べることも
製品の設計から実装、組み立て、品質確認までを全て安曇野本社工場で実施。設計段階から品質部門と一体となり、細かい品質の確認まで自社の試験設備を活用するなど、高品質と安全性の高さを謳っている。
また、高所からの落下試験のほか、長年の使用により蓄積されるダメージを想定したVAIO PCと同等レベルの厳しい品質試験も実施。さらに、専任の技術者の目と手で行われる約50項目にもおよぶ出荷前の品質チェック「安曇野 FINISH」を実施することで、ビジネス利用にも耐える高品質を追求したという。
環境面にも配慮しており、上掲の立体成型カーボンにはリサイクル性の高い「熱可塑性カーボン」を採用。これにより、部品加工工程を削減するほか、加工時のCO2削減も促すとしている。そのほか、省電力液晶の採用をはじめ、高機能かつ環境に配慮した設計を部品レベルで行っているとのこと。
梱包面においても、本体を付属のカバースタンドに収納した状態で出荷することで、製品保護と梱包材削減を両立。ユーザーマニュアル類も電子化するなど同梱物の削減に務め、パッケージに使われる材料もリサイクル性をより考慮したものを採用したという。また、機銘板にはレーザー加工を施すことでラベルレスを実現し、「見た目も美しく仕上げた」としている。
そのほか、VAIOでは2023年7月より長野県安曇野市の本社および本社工場で使用する全ての電力を、実質的に100%再生可能エネルギー化しており、VAIO Vision+もその再生可能エネルギーを用いて設計・製造したと説明する。外形寸法は約312.0W×3.9〜12.4H×211.1Dmm。
オプション品として、一定の角度を超えると画面が見えにくくなり、のぞき見を防止するVAIO Vision+専用のフィルターも同時発売する。頻繁に取り外しを行うユーザー向けの差し込みタイプと、見た目が気になりにくい両面テープで接着するタイプの2つの接着方法を選択可能で、価格は11,000円（税込）。
あわせて、VAIOが本日7月1日に設立10周年を迎えたことを記念し、「あなたと進化する。VAIO」をメインメッセージに掲げた特設サイトがオープンした。
メインメッセージ「あなたと進化する。VAIO」について同社は、「この10年を支えてくださったすべてのステークホルダーのみなさまに感謝しつつ、日本のPCメーカーとして、長野安曇野本社工場から日本の技術と誇りを込めてものづくりに邁進し、みなさまとともに進化していくという、未来に向けた意志が込められています」と説明している。
10周年ロゴには、VAIOロゴの「IO」の部分を感じることができるデザインを採用。「10周年を迎え、新たなスタートを切るにあたり、VAIOロゴに込められたDNAを引き継ぎつつ、みなさんと共にVAIOらしく進化していきたい。このロゴには、そのような想いが込められています」とコメントしている。
本日7月1日付の日経新聞全面広告などでは、「都市で働くみなさまと安曇野でのものづくりが繋がり、ともに進化していくことをイメージした」とするグラフィックイメージを発表。さらに、メインメッセージ、ステートメントをよりわかりやすく表現できるよう、世界各地の都市イメージが登場する記念動画も公開した。同社では、「世界中でVAIOを使っていただくみなさまと安曇野がつながって進化することを表現しています。夜明け前の美しいビジュアルとともに、これからのVAIOとみなさまの進化をイメージしました」としている。
「VAIO Vision+ 14」
販売は個人向けモデルがVAIOストア、法人向けモデルがVAIOストアビジネスで行う。また、個人向けモデルは本日7月1日より、一部大型家電量販店のVAIO OWNER MADEコーナーにて展示開始予定となっている。
VAIO Vision+は、14.0型ワイド以上のモデルとしては世界最軽量を謳う約325gの質量と、最薄部で約3.9mmという設計により、高い携帯性を実現したとするモバイルディスプレイ。本体背面パネルには、軽さと強靭さを兼ね備えたという立体成型カーボンを採用している。
本体内部では、部品ごとの結合部分となるボス、内側から支えるリブを一体成型することで、接着に必要な部材を抑制。これにより、剛性の強化と軽量化を図ったと説明する。また、カーボンを側面まで曲げる立体成型とすることで高い堅牢性も実現したという。
立体成型カーボンにより薄さと剛性を両立
ディスプレイ部には、縦横比16:10、WUXGA解像度（1920×1200）の液晶パネルを採用する。表示色は1,677万色、輝度は400cd/m2、コントラスト比は1200:1、色域はsRGBを100%カバー。また、映り込みを抑えるアンチグレア処理を施すことで、長時間の作業でも目が疲れにくいとアピールする。
付属のUSB Tyep-Cケーブル1本でPC接続・給電が行える、DisplayPort Alternate Mode・バスパワー駆動に対応。低消費電力液晶パネルを採用したことで、PCバッテリーの負担を抑えて長時間使用できるとのこと。
本体側面には2つのUSB Type-C端子を備え、いずれもUSB PDパススルーに対応。PCとACアダプターの間にVAIO Vision+を挟むようにUSB接続することで、USB Type-C端子が1つしかないPCでも電源供給・充電しながら二画面で作業が行える。一般的なヨコ置きに加えて、狭いデスクでも使えるタテ置き（上下二画面）にも対応するカバースタンドも同梱する。
付属カバースタンドによりノートPCのディスプレイと縦に並べることも
製品の設計から実装、組み立て、品質確認までを全て安曇野本社工場で実施。設計段階から品質部門と一体となり、細かい品質の確認まで自社の試験設備を活用するなど、高品質と安全性の高さを謳っている。
また、高所からの落下試験のほか、長年の使用により蓄積されるダメージを想定したVAIO PCと同等レベルの厳しい品質試験も実施。さらに、専任の技術者の目と手で行われる約50項目にもおよぶ出荷前の品質チェック「安曇野 FINISH」を実施することで、ビジネス利用にも耐える高品質を追求したという。
環境面にも配慮しており、上掲の立体成型カーボンにはリサイクル性の高い「熱可塑性カーボン」を採用。これにより、部品加工工程を削減するほか、加工時のCO2削減も促すとしている。そのほか、省電力液晶の採用をはじめ、高機能かつ環境に配慮した設計を部品レベルで行っているとのこと。
梱包面においても、本体を付属のカバースタンドに収納した状態で出荷することで、製品保護と梱包材削減を両立。ユーザーマニュアル類も電子化するなど同梱物の削減に務め、パッケージに使われる材料もリサイクル性をより考慮したものを採用したという。また、機銘板にはレーザー加工を施すことでラベルレスを実現し、「見た目も美しく仕上げた」としている。
そのほか、VAIOでは2023年7月より長野県安曇野市の本社および本社工場で使用する全ての電力を、実質的に100%再生可能エネルギー化しており、VAIO Vision+もその再生可能エネルギーを用いて設計・製造したと説明する。外形寸法は約312.0W×3.9〜12.4H×211.1Dmm。
オプション品として、一定の角度を超えると画面が見えにくくなり、のぞき見を防止するVAIO Vision+専用のフィルターも同時発売する。頻繁に取り外しを行うユーザー向けの差し込みタイプと、見た目が気になりにくい両面テープで接着するタイプの2つの接着方法を選択可能で、価格は11,000円（税込）。
■VAIO株式会社 設立10周年特設サイトもオープン
あわせて、VAIOが本日7月1日に設立10周年を迎えたことを記念し、「あなたと進化する。VAIO」をメインメッセージに掲げた特設サイトがオープンした。
メインメッセージ「あなたと進化する。VAIO」について同社は、「この10年を支えてくださったすべてのステークホルダーのみなさまに感謝しつつ、日本のPCメーカーとして、長野安曇野本社工場から日本の技術と誇りを込めてものづくりに邁進し、みなさまとともに進化していくという、未来に向けた意志が込められています」と説明している。
10周年ロゴには、VAIOロゴの「IO」の部分を感じることができるデザインを採用。「10周年を迎え、新たなスタートを切るにあたり、VAIOロゴに込められたDNAを引き継ぎつつ、みなさんと共にVAIOらしく進化していきたい。このロゴには、そのような想いが込められています」とコメントしている。
本日7月1日付の日経新聞全面広告などでは、「都市で働くみなさまと安曇野でのものづくりが繋がり、ともに進化していくことをイメージした」とするグラフィックイメージを発表。さらに、メインメッセージ、ステートメントをよりわかりやすく表現できるよう、世界各地の都市イメージが登場する記念動画も公開した。同社では、「世界中でVAIOを使っていただくみなさまと安曇野がつながって進化することを表現しています。夜明け前の美しいビジュアルとともに、これからのVAIOとみなさまの進化をイメージしました」としている。
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