• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/04/10 09:03

VAIO、4K液晶/UHD BDドライブ搭載15型ノートPC「VAIO S15」。「デスクトップ級パフォーマンスを実現」

パワーをCPUに全振り
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
VAIO(株)は、4K液晶およびUltra HD Blu-rayドライブを搭載し、 “デスクトップPC級のパフォーマンス” を実現したとする15型ノートPC「VAIO S15」を4月19日に発売する。店頭販売を行う標準仕様モデルは229,800円前後での実売が予想される。本日4月10日より受注を開始した。なお、本機はセキュリティロックスロットを装備させるなどビジネス向けの仕様にした「VAIO Pro PH」としても展開する。

VAIO S15

従来のVAIO S15シリーズを刷新。第8世代Hコアプロセッサーの搭載などでさらなるハイパフォーマンスを追求するとともに、筐体を新設計してVAIOらしさを追求したという。

2色のカラーバリエーションで展開

標準仕様モデルは4K液晶およびUHD BDドライブを搭載。OSはWindows 10 Home 64ビットで、CPUにインテルCore i7-8750Hを採用し、メモリは8GB(4GB×2)。ストレージは1TB HDDと128GB SSD(Serial ATA 6Gb/s)をハイブリッドで搭載している。

直販サイトおよびソニーストアでのBTO販売では、非4K液晶やDVDスーパーマルチドライブへの変更などによって価格を抑えたり、さらに高スペックにするなどといったことも可能で、最小構成時の予想実売価格は119,800円前後から。なお4K液晶搭載時もHDRには非対応だが、4K HDRコンテンツに対応する再生ソフトがプリインストールされ、外部ディスプレイへの4K HDR出力が行える。

上述のようにヘキサコア(6コア12スレッド)のCore i7プロセッサーなどを搭載可能であることに加え、全体のパワーをCPUにすべて割り振る方式を採用。ディスクリートGPUとCPUそれぞれにパワーを割り振るのではなく、使い勝手に大きく影響するCPU性能を重視することで、従来モデルとの比較でCore i7モデルでは1.5倍以上の性能差を実現するなどしている。

これらにより、例えばRAW画像の現像処理時間も、一般的なノートPCに搭載されることの多い8665Uプロセッサー日で30%以上短縮。4K動画のエンコード処理時間も46%以上の時間短縮を実現しているという(※いずれもCore i7モデルの場合)。

なお、こうした性能差はCore i5モデルでも同様の傾向を実現。Core i5 8300Hプロセッサー搭載の今回の新モデルでは、8265Uプロセッサーに比べて1.5倍以上の性能差を実現している。VAIOでは、こうした性能をもって “デスクトップ級のパフォーマンス” だとアピールしている。

端子類には、Thunderbolt 3かつPD対応のUSB Type-Cなどを搭載。超高速データ通信規格のThnderbolt3対応によって、例えば4K信号の複数出力やデスクトップPC用グラフィックカードとの拡張など、さらなるパフォーマンスの拡張もできるようにした。

このUSB-C端子とHDMI端子から4K出力が可能。フルHD出力までとなるがVGA端子も備えている。なおHDMIとVGA端子は誤作動を防ぐため同時接続使用ができないようになっている。

そのほか端子類は有線LAN端子やSDカードスロットなども装備。近年の一般的なノートPCでは省略される傾向にある端子もあえて残して使い勝手に配慮している。

標準仕様モデルでは上記の通りメモリ8GBで増設不可だが、BTOでは最大32GB DDR4メモリを選択可能。動画/画像編集、多数のアプリケーションを同時使用しながらの作業なども快適に行えるように配慮している。

4K/フルHD液晶選択時の高輝度・広視野角・高色域・ハイコントラストな液晶パネルを採用したとのことで、視野は上下/左右それぞれ約85度。なお、4K/フルHD/HDすべてでアンチグレア液晶となり、タッチ操作は非対応。

デザイン面では、従来よりもスタリッシュなイメージへと一新。液晶画面を開くとキーボードに緩やかな傾斜が生まれるチルトアップヒンジを採用することで、キー入力時の手首への負担を軽減するよう配慮するなどしている。また、フルキーピッチ/フルサイズキーボードとテンキーを備えるほか、タッチパッドも従来モデルより面積を約25%拡大している。

従来モデル(左)とのデザイン比較。より直線的なイメージになった

加えて、キーボードは左右Ctrlキー、Fnキー、CapsLockキーのキー入力をカスタマイズすることなども可能。そのほか、Windows Helloの指紋認証対応で、例えば家族で1台のPCを共有している場合でも家族ごとのアカウント切り替えなどがより簡単かつセキュアに行える。

他のVAIO同様に、本機も “安曇野フィニッシュ” を採用。本社のある安曇野で専任の技術者が一台ずつ仕上げを行い、約50項目におよび品質チェックを実施している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX