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公開日 2020/08/26 09:56
アップル「Final Cut Pro X」アップデート。ソーシャルメディア向け編集機能など強化
10.4.9提供開始
アップルは、Final Cut Pro Xのアップデートを実施。最新バージョン「10.4.9」を提供開始した。
今回のアップデートでは、プロキシを用いるワークフローを大幅に強化。編集作業に使うライブラリの移動が簡単になり、巨大な高解像度ファイルを伴うリモート作業が簡素化された。
Final Cut Proとしては初めて、ProRes ProxyまたはH.264コーデックを用いて、オリジナルサイズの12.5%まで縮小したプロキシファイルを作成できるようになった。また、プロキシメディア、イメージ、オーディオの各ファイルを外部またはネットワーク接続されたドライブにまとめられるようになり、Final Cut Proのライブラリも作成済みのプロキシに再接続できる。
XMLを利用すれば、他社製のアプリケーションで生成されたプロキシメディアに接続することも可能に。一部のクリップでプロキシメディアが利用できない場合でも、ワークフローを適応させて、オリジナルファイルまたは最適化されたバージョンのどちらでも表示するようにできる。
ソーシャルメディア用の新しいツールでは、Instagram、Snapchat、Twitterなど人気のソーシャルメディアプラットフォームに合わせて、ビデオをスクエア、縦型、その他の任意サイズのビデオに自動的に変換。拡大・縮小、回転、位置を調節する際にトリミング境界の外側の部分が表示されるので、トリミングの位置合わせを簡単に行うことができる。
編集ワークフローも強化し、いっそうの効率化を実現。ISO、色温度、露出オフセットのような ProRes RAWカメラ設定がインスペクタに表示されるようになったほか、隣接するクリップ間のオーディオのクロスフェードがワンステップで適用できるようになった。また新しいコンテクストメニューにより、プロジェクトを閉じたり、タイムラインの履歴を消去したり、クリップやプロジェクトを各ファイルの最終変更日に基づいてリスト表示で見やすく分類するといったことも可能。
RED RAWおよびCanon Cinema RAW Lightフォーマット用の、新しいMetal対応プラグインでもパフォーマンス向上を実現。8K RED RAWビデオをProRes 422にトランスコードする速度はMac Proで最大2倍、MacBook Proでは最大3倍まで向上。さらにFinal Cut Proで初めて、8K Canon Cinema RAW Lightの再生や編集も可能になった。
360度ビデオでの作業では、ステレオスコピック3Dビデオに対する手ぶれ補正を素早くこなし、360度ビューアで左右の目に対する個別のビデオストリームを使って映像を確認できる。
またMotionとCompressorもアップデート。Motionは他社製の3Dモデルを読み込んだり、オブジェクトやテキスト要素のアウトラインを各々のアルファチャンネルを使って自動的に得る機能を搭載。CompressorはカスタムLUTエフェクトのサポート、各社カメラのLUTを利用してログエンコードされた映像をSDRまたはHDR出力に変換する機能を備えた。
今回のアップデートでは、プロキシを用いるワークフローを大幅に強化。編集作業に使うライブラリの移動が簡単になり、巨大な高解像度ファイルを伴うリモート作業が簡素化された。
Final Cut Proとしては初めて、ProRes ProxyまたはH.264コーデックを用いて、オリジナルサイズの12.5%まで縮小したプロキシファイルを作成できるようになった。また、プロキシメディア、イメージ、オーディオの各ファイルを外部またはネットワーク接続されたドライブにまとめられるようになり、Final Cut Proのライブラリも作成済みのプロキシに再接続できる。
XMLを利用すれば、他社製のアプリケーションで生成されたプロキシメディアに接続することも可能に。一部のクリップでプロキシメディアが利用できない場合でも、ワークフローを適応させて、オリジナルファイルまたは最適化されたバージョンのどちらでも表示するようにできる。
ソーシャルメディア用の新しいツールでは、Instagram、Snapchat、Twitterなど人気のソーシャルメディアプラットフォームに合わせて、ビデオをスクエア、縦型、その他の任意サイズのビデオに自動的に変換。拡大・縮小、回転、位置を調節する際にトリミング境界の外側の部分が表示されるので、トリミングの位置合わせを簡単に行うことができる。
編集ワークフローも強化し、いっそうの効率化を実現。ISO、色温度、露出オフセットのような ProRes RAWカメラ設定がインスペクタに表示されるようになったほか、隣接するクリップ間のオーディオのクロスフェードがワンステップで適用できるようになった。また新しいコンテクストメニューにより、プロジェクトを閉じたり、タイムラインの履歴を消去したり、クリップやプロジェクトを各ファイルの最終変更日に基づいてリスト表示で見やすく分類するといったことも可能。
RED RAWおよびCanon Cinema RAW Lightフォーマット用の、新しいMetal対応プラグインでもパフォーマンス向上を実現。8K RED RAWビデオをProRes 422にトランスコードする速度はMac Proで最大2倍、MacBook Proでは最大3倍まで向上。さらにFinal Cut Proで初めて、8K Canon Cinema RAW Lightの再生や編集も可能になった。
360度ビデオでの作業では、ステレオスコピック3Dビデオに対する手ぶれ補正を素早くこなし、360度ビューアで左右の目に対する個別のビデオストリームを使って映像を確認できる。
またMotionとCompressorもアップデート。Motionは他社製の3Dモデルを読み込んだり、オブジェクトやテキスト要素のアウトラインを各々のアルファチャンネルを使って自動的に得る機能を搭載。CompressorはカスタムLUTエフェクトのサポート、各社カメラのLUTを利用してログエンコードされた映像をSDRまたはHDR出力に変換する機能を備えた。