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公開日 2020/09/16 03:04
「Apple Watch Series 6」登場、血中酸素を測定可能。廉価版「Apple Watch SE」も
新機能「ファミリー共有」も
アップルは、Apple Watchの新モデルとして、「Apple Watch Series 6」を発表した。9月18日から発売する。これまでどおり、GPSモデルとGPS + Cellularモデルが用意される。価格はGPSモデル/40mmモデルが42,800円(税抜、以下同)、同じく44mmモデルが45,800円から。GPS + Cellularモデルの場合、40mmモデルが53,800円から、44mmモデルが56,800円から。
今回の新モデルの最大の特徴は、血中酸素飽和度(SpO2)を測定できるようになったこと。これをスポーツやトレーニングに活用することはもちろん、医療にも利用できる。
血中酸素飽和度は、4つのLEDクラスターと4つのフォトダイオードを利用し、約3秒で計測することが可能。これを定期的に測定することで、呼吸器と心臓が正常に機能しているかを知ることができる。具体的にはぜんそくの症状を和らげたり、心不全の症状を和らげることなどが期待され、様々な大学や医療機関と連携して研究しているという。
基本的なデザインはこれまでのApple Watch Series 5から変わっていない。
ケースのカラーとして、これまでの新たにブルーアルミや(PRODUCT)RED、スペースブラックチタニウム(グラファイト)、ゴールドステンレススチールも選択可能にした。また、金具やバックルがない新たなバンド「ソロループ」や「ブレイデッドソロループ」も加わった。
プロセッサーは新たに開発した「S6」を搭載。デュアルコアで、これまでのS5より最大20%高速となり、エネルギー効率が高く、手首を下げた状態でも約2.5倍の明るい表示を可能にするという。そのほか、ワイヤレスチップはこれまで同様W3チップ。さらに、超広帯域のUWBに対応したU1チップを搭載していることにも注目したい。
文字盤についても新たなものが加わり、GMT文字盤、カウントアップ文字盤、クロノグラフプロ文字盤、タキメーター、タイポグラフィーなどが加わる。さらにWatch OS 7では、サードパーティーがさらに個性的な文字盤を作れる機能も追加される。そのほか、耐水性能は変わっておらず、50mの防水性能を備えている。
さらにAppleは、廉価モデル「Apple Watch SE」も発表した。S5チップを搭載し、コンパスや高度計、転倒検出機能も備えている。価格は29,800円(税抜)から。9月18日に発売する。
Apple Watch SEはSeries 6と同じサイズのディスプレイを採用。素材はアルミニウムのみとなっており、シルバー、スペースグレイ、ゴールドから選べる。
血中酸素濃度センサーや電気心拍センサーは備えていない。ただし光学式心拍センサーは装備している。プロセッサーはSeries 5と同等のS5チップ。
そのほか、これまでのSeries 3も継続して販売し、価格は19,800円(税抜)からとなっている。
新機能として「ファミリー共有設定」も発表された。子供がiPhoneを持っていなくても、親のiPhoneにApple Watchをペアリングできるというもので、電話、テキストメッセージ、トランシーバーアプリで連絡を取り合うことはもちろん、Apple Watchを装着した子供の連絡先を親が管理したり、自動位置情報通知機能を利用したりできる。
このファミリー共有機能はSERIES 4以降のCellularモデルで利用でき、年末までに日本でも使えるようになる見込みだ。
今回の新モデルの最大の特徴は、血中酸素飽和度(SpO2)を測定できるようになったこと。これをスポーツやトレーニングに活用することはもちろん、医療にも利用できる。
血中酸素飽和度は、4つのLEDクラスターと4つのフォトダイオードを利用し、約3秒で計測することが可能。これを定期的に測定することで、呼吸器と心臓が正常に機能しているかを知ることができる。具体的にはぜんそくの症状を和らげたり、心不全の症状を和らげることなどが期待され、様々な大学や医療機関と連携して研究しているという。
基本的なデザインはこれまでのApple Watch Series 5から変わっていない。
ケースのカラーとして、これまでの新たにブルーアルミや(PRODUCT)RED、スペースブラックチタニウム(グラファイト)、ゴールドステンレススチールも選択可能にした。また、金具やバックルがない新たなバンド「ソロループ」や「ブレイデッドソロループ」も加わった。
プロセッサーは新たに開発した「S6」を搭載。デュアルコアで、これまでのS5より最大20%高速となり、エネルギー効率が高く、手首を下げた状態でも約2.5倍の明るい表示を可能にするという。そのほか、ワイヤレスチップはこれまで同様W3チップ。さらに、超広帯域のUWBに対応したU1チップを搭載していることにも注目したい。
文字盤についても新たなものが加わり、GMT文字盤、カウントアップ文字盤、クロノグラフプロ文字盤、タキメーター、タイポグラフィーなどが加わる。さらにWatch OS 7では、サードパーティーがさらに個性的な文字盤を作れる機能も追加される。そのほか、耐水性能は変わっておらず、50mの防水性能を備えている。
さらにAppleは、廉価モデル「Apple Watch SE」も発表した。S5チップを搭載し、コンパスや高度計、転倒検出機能も備えている。価格は29,800円(税抜)から。9月18日に発売する。
Apple Watch SEはSeries 6と同じサイズのディスプレイを採用。素材はアルミニウムのみとなっており、シルバー、スペースグレイ、ゴールドから選べる。
血中酸素濃度センサーや電気心拍センサーは備えていない。ただし光学式心拍センサーは装備している。プロセッサーはSeries 5と同等のS5チップ。
そのほか、これまでのSeries 3も継続して販売し、価格は19,800円(税抜)からとなっている。
新機能として「ファミリー共有設定」も発表された。子供がiPhoneを持っていなくても、親のiPhoneにApple Watchをペアリングできるというもので、電話、テキストメッセージ、トランシーバーアプリで連絡を取り合うことはもちろん、Apple Watchを装着した子供の連絡先を親が管理したり、自動位置情報通知機能を利用したりできる。
このファミリー共有機能はSERIES 4以降のCellularモデルで利用でき、年末までに日本でも使えるようになる見込みだ。