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公開日 2024/09/18 18:58
Amazon、メッシュWi-Fi「eero」を国内導入。創業者が語る先駆者としての意気込み
ユーザーサポートと高い信頼性をアピール
Amazonは、本日9月18日より、メッシュWi-Fiデバイスブランド “eero(イーロ)” の国内展開を開始。メッシュWi-Fiシステム(ルーター)「eero Max 7」「eero Pro 6E」「eero 6+」3モデルを発売した。
これに伴い、eeroの協同創設者 兼 CEOのニック・ウィーバー氏が来日。eeroの成り立ちからコンセプト、国内市場参入に向けた意気込みなどを語った。
eeroは、2014年にウィーバー氏らが立ち上げたWi-Fi機器ブランド。当時のWi-Fiに対してウィーバー氏ら自身が不満に感じていた、通信速度の遅さ、接続安定性の低さ、設定の複雑さなどの課題を解消することを目標に掲げ、家庭用の「メッシュWi-Fi」ルーターをいち早く市場に送り出したという。
2019年にはAmazonによって買収。販売エリアを米国から英国、EU諸国などにも広げ、この度日本市場にも投入することとなった。ウィーバー氏は、「eeroの素晴らしいWi-Fi体験を、日本にも届けられるものと確信している」と自信をみせる。
ウィーバー氏の語るeero製品の強みは、第1に独自技術の「TrueMeshテクノロジー」。ネットワーク上のトラフィック(通信データ量)を能動的に管理し、接続の切断や電波の届かない場所を減らすよう、各デバイスのネットワーク経路を最適化することで、高速かつ快適なWi-Fi環境を実現するという。
第2に、スマートフォンアプリを使用した、ネットワーク管理/設定の分かりやすさ。初回セットアップをはじめ、各接続デバイスとの通信速度やデータ使用量の確認、接続診断と改善のヒントの表示、家族やゲストとの接続共有設定などが、直感的なインターフェースから行える。
また、AmazonのEchoデバイスやAlexaアプリを併用し、Zigbee/Matter/Thread規格対応のスマートホーム製品をコントロールするハブとして活用が可能。さらに、「Echo(第4世代)」や「Echo Dot(第4世代以降)」、「Echo Dot with Clock」など一部のAmazon Echoデバイスを、Wi-Fi範囲を拡張するエクステンダーとして動作させる「eeroビルトイン」機能も、今後提供を予定しているとのこと。
このほかウィーバー氏は、洗練されたスタイリッシュなデザイン、自社ラボにおける入念な互換性/信頼性の検証、こまめなアップデートもeeroの特徴として挙げる。他国市場での展開時も、キャッチーな新機能などを前面に押し出すのではなく、ユーザーへの手厚いサポートと製品の信頼性を高め、いわば “ユーザーにアンバサダーになってもらう” ことでシェアを広げてきたという。
日本市場においても国内サポートチームを設置し、上述の手法でブランドの普及を図りたいというウィーバー氏。まずはこの度発売するコンシューマー向けモデルの展開に専念し、法人向けの展開などはノウハウを蓄積した後に検討したいと語った。
本日から販売を開始したeeroメッシュWi-Fiルーターのうち、Wi-Fi6対応の中級モデル「eero 6+」(税込19,980円/1台)、Wi-Fi 6E対応の上級モデル「eero Pro 6E」(税込36,980円/1台)は、本日9月18日から出荷開始。2台セット、3台セットもラインナップする。
eero 6+は、5GHz/2.4GHzのデュアルバンドをサポートし、Wi-Fi範囲は1台あたり140m2をカバー。LAN/WAN自動判別式の1Gbpsイーサネットポート2基を搭載する。同時接続台数は約75台で、ワンルームで多数の機器を使用するユーザー、1LDK/2LDKに2〜3人で住む家庭などに向けたモデルとなる。
eero Pro 6Eは、6GHz/5GHz/2.4GHzのトライバンドをサポートし、Wi-Fi範囲は1台あたり190m2をカバー。LAN/WAN自動判別式の2.5Gbps/1Gbpsイーサネットポートをそれぞれ1基ずつ搭載する。同時接続台数は約100台で、戸建てや居住スペースが広いユーザー、ゲームやAR/VRコンテンツ、4K/8Kコンテンツを安定して楽しみたいユーザーなどに適したモデルだとしている。
Wi-Fi 7対応の最上位モデル「eero Max 7」(税込95,980円/1台)は10月23日から出荷を開始。6GHz/5GHz/2.4GHzのトライバンドをサポートし、Wi-Fi範囲は1台あたり230m2をカバー。LAN/WAN自動判別式の10Gbps/2.5Gbpsイーサネットポートをそれぞれ2基ずつ搭載する。同時接続台数は約200台で、ゲーマーやテック/ガジェットファン、中小企業ビジネスオーナーに向けたモデルだとしている。
これに伴い、eeroの協同創設者 兼 CEOのニック・ウィーバー氏が来日。eeroの成り立ちからコンセプト、国内市場参入に向けた意気込みなどを語った。
eeroは、2014年にウィーバー氏らが立ち上げたWi-Fi機器ブランド。当時のWi-Fiに対してウィーバー氏ら自身が不満に感じていた、通信速度の遅さ、接続安定性の低さ、設定の複雑さなどの課題を解消することを目標に掲げ、家庭用の「メッシュWi-Fi」ルーターをいち早く市場に送り出したという。
2019年にはAmazonによって買収。販売エリアを米国から英国、EU諸国などにも広げ、この度日本市場にも投入することとなった。ウィーバー氏は、「eeroの素晴らしいWi-Fi体験を、日本にも届けられるものと確信している」と自信をみせる。
ウィーバー氏の語るeero製品の強みは、第1に独自技術の「TrueMeshテクノロジー」。ネットワーク上のトラフィック(通信データ量)を能動的に管理し、接続の切断や電波の届かない場所を減らすよう、各デバイスのネットワーク経路を最適化することで、高速かつ快適なWi-Fi環境を実現するという。
第2に、スマートフォンアプリを使用した、ネットワーク管理/設定の分かりやすさ。初回セットアップをはじめ、各接続デバイスとの通信速度やデータ使用量の確認、接続診断と改善のヒントの表示、家族やゲストとの接続共有設定などが、直感的なインターフェースから行える。
また、AmazonのEchoデバイスやAlexaアプリを併用し、Zigbee/Matter/Thread規格対応のスマートホーム製品をコントロールするハブとして活用が可能。さらに、「Echo(第4世代)」や「Echo Dot(第4世代以降)」、「Echo Dot with Clock」など一部のAmazon Echoデバイスを、Wi-Fi範囲を拡張するエクステンダーとして動作させる「eeroビルトイン」機能も、今後提供を予定しているとのこと。
このほかウィーバー氏は、洗練されたスタイリッシュなデザイン、自社ラボにおける入念な互換性/信頼性の検証、こまめなアップデートもeeroの特徴として挙げる。他国市場での展開時も、キャッチーな新機能などを前面に押し出すのではなく、ユーザーへの手厚いサポートと製品の信頼性を高め、いわば “ユーザーにアンバサダーになってもらう” ことでシェアを広げてきたという。
日本市場においても国内サポートチームを設置し、上述の手法でブランドの普及を図りたいというウィーバー氏。まずはこの度発売するコンシューマー向けモデルの展開に専念し、法人向けの展開などはノウハウを蓄積した後に検討したいと語った。
本日から販売を開始したeeroメッシュWi-Fiルーターのうち、Wi-Fi6対応の中級モデル「eero 6+」(税込19,980円/1台)、Wi-Fi 6E対応の上級モデル「eero Pro 6E」(税込36,980円/1台)は、本日9月18日から出荷開始。2台セット、3台セットもラインナップする。
eero 6+は、5GHz/2.4GHzのデュアルバンドをサポートし、Wi-Fi範囲は1台あたり140m2をカバー。LAN/WAN自動判別式の1Gbpsイーサネットポート2基を搭載する。同時接続台数は約75台で、ワンルームで多数の機器を使用するユーザー、1LDK/2LDKに2〜3人で住む家庭などに向けたモデルとなる。
eero Pro 6Eは、6GHz/5GHz/2.4GHzのトライバンドをサポートし、Wi-Fi範囲は1台あたり190m2をカバー。LAN/WAN自動判別式の2.5Gbps/1Gbpsイーサネットポートをそれぞれ1基ずつ搭載する。同時接続台数は約100台で、戸建てや居住スペースが広いユーザー、ゲームやAR/VRコンテンツ、4K/8Kコンテンツを安定して楽しみたいユーザーなどに適したモデルだとしている。
Wi-Fi 7対応の最上位モデル「eero Max 7」(税込95,980円/1台)は10月23日から出荷を開始。6GHz/5GHz/2.4GHzのトライバンドをサポートし、Wi-Fi範囲は1台あたり230m2をカバー。LAN/WAN自動判別式の10Gbps/2.5Gbpsイーサネットポートをそれぞれ2基ずつ搭載する。同時接続台数は約200台で、ゲーマーやテック/ガジェットファン、中小企業ビジネスオーナーに向けたモデルだとしている。