公開日 2021/05/13 06:33

ゲームに“開放型”がメリット絶大!EPOSの高音質ヘッドセット「GSP 500/GAME ONE」レビュー

【PR】あえて開放型を選びたくなる


一方のGAME ONEはというと、開放型ヘッドホンであるというメリットについてはGSP 500とまったく同じように発揮され、周囲の音も自然と聞ける。音の傾向についてはGAME ONEの方がやや音場が狭く、またコルネオコロッセオ(闘技場)のBGMや効果音のキレについては特に高域のキレが強い。若干メリハリ重視といったところだ。ナチュラルで音空間の広い高音質ならGSP 500を推したいところだが、GAME ONEの方が若干ゲーミングヘッドセット然としたサウンドとでも呼ぶべきだろうか。

続いて、GSP 500を装着して人気FPSの最新作『Call of Duty: Black Ops - Cold War』をプレイ。戦場に降り立った瞬間から空間の見通しがとても広く、銃撃飛び交うフィールドの臨場感、情報が凝縮された密度ある音、BGMまで完全に空間の中に調和して感じられる。上空を飛ぶヘリの移動感や距離感がハッキリ伝わるし、爆発音の轟音についても、迫力と量感で上手く演出するイメージだ。GAME ONEでプレイすると銃撃の音のキレがソリッドで、緊迫感も増してくる。

GAME ONEは特に高域のキレが強く、若干メリハリ重視のサウンドだ

なお、PS5の3Dオーディオ機能も試してみたが、オンにすると台詞がぼやけることと、重低音のブーストがやや強めにかかるようだ。今回の2機種なら立体音響は不要だが、重低音の迫力目当てで3Dオーディオを試してもいいだろう。

PCのゲームプレイや映画鑑賞もチェック

PCのゲームプレイにはどうだろうか。デスクトップPCのサウンド出力にGSP 500とGAME ONEを接続してみた。

『Apex Legends』をプレイしてみると、GSP 500はやはり “ナチュラルに高音質” と呼ぶほかない。音の位置感もクリアに正確だが、それ以上に環境音も含めて音の世界の作り込みが素晴らしい。足音の位置も左右、距離感まで伝わるってくるようだ。一方、GAME ONEは高域がわずかに強めに出るため、足音の存在や方向の判別がハッキリしていて索敵しやすい。

最後にNetflixで配信中の映画『メン・イン・ブラック: インターナショナル』を鑑賞してみても、ヘッドホンながら劇場映画らしいBGMのスケール感ある広がりを生み出してくれるし、効果音のキレ、台詞のクリアさだけでなく声の感情の再現性もいい。ゲーミングヘッドセットではあるが、ゲーミング以外でも高音質なのだ。

サウンドの異なる2モデルだが、ゲーム体験の方向性は大部分が共通している



EPOS「GSP 500」「GAME ONE」でゲームでプレイしてみると、開放型ヘッドセットでゲームは余裕でアリと断言したい。むしろEPOSは、開放型でもここまで高音質なゲーミングヘッドセットを作れてしまうのかと、そのサウンドクオリティの素晴らしさに感服してしまった。

それに加えて、開放型なら家族の呼びかけや来客にもきちんと対応できる。ゲーミング用途で高音質を発揮して、ゲームの勝敗も追い求めて、最後には周囲とのリアルコミュニケーションもしっかりケアする。ここまでやりきれるゲーミングヘッドセットは、他にないだろう。

「GSP500」販売ページはこちら「GAME ONE」販売ページはこちら


(提供:EPOS Japan株式会社)

前へ 1 2

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 オンキヨーの特許技術を搭載したヘッドホンアンプキットを作ってみた…ら思ったよりも高難度!でも音は最高!
2 B&W「707S3 Prestige Edition」とDALI「KUPID」がスピーカー両部門で首位堅持<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング11月>
3 高額査定のポイントとは? 買取専門店に聞いた、オーディオ売るコツ/買うコツ
4 カーオーディオの頂点からホームへ──AV Kansai岩元秀明氏が構築した理想郷。京都・宇治に誕生したハイエンドショールーム
5 マライア・キャリーの美声を110インチのホームシアターで堪能!“クリスマスの女王”からの特別プレゼント
6 ヤマハ、オートバックスとの協業で車載スピーカーを開発中。新たな振動抑制技術も投入
7 final、音色を個人最適化できる完全ワイヤレスイヤホン「TONALITE」の一般販売スタート
8 Sonos、最上位サウンドバーやヘッドホンなどが最大20%オフの「New Year Sale」。12/27から
9 iFace、税込1980円のUSB-Cイヤホン。3.5mmプラグ仕様モデルも
10 B&W、予約制マンスリー試聴会を来年1/10より実施。第1回は「803 D4で聴くニューイヤーコンサート」
12/24 11:01 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX