PR 公開日 2023/11/16 06:30
プロジェクターのイメージを変える2モデル、JMGO「N1」「O1」のどっちを選ぶ?
大画面のある生活を気軽に実現
据え置き型ホームプロジェクターの既成概念を覆し、設置性や使い勝手の良さに注力したプロジェクターをラインナップするJMGO。リビングに馴染むデザインも注目に値し、スタイルやグレードなど、ラインナップも充実してきた。そう、ユーザーの用途に合わせて、ピッタリの1台が見つけやすくなっているのだ。
JMGOラインナップのなかでもエントリークラスにあたる「N1」と「O1」は、同価格帯でそれぞれが独自の個性を持ち、ユーザーの想像力を掻き立てるユニークなモデルたち。今回は、製品紹介に加え、実際に両モデルをじっくりと試用し、それぞれがどのような用途や使用シーンに最適なのかを探ってみた。既に用途のイメージが固まっている読者は製品選びの参考に、はじめてプロジェクターの導入を検討している読者は、それぞれの製品の特性から用途を想像するのも良いだろう。この記事が製品選びの参考になれば幸いだ。
N1は映像の投写角度が自在に調整可能なスタンド「ジンバル」を一体化したスタイリッシュなプロジェクター。JMGOではジンバル一体モデルとして既に4K解像度の「N1 Ultra」、フルHD解像度で1,500ルーメンの高輝度を誇る「N1 Pro」をラインナップしているが、N1はフルHD解像度でコンパクトさを重視した800CVIAルーメンモデル。機動性も含めた使い勝手の良さがポイントと言える。
スペック面では、上位モデルと同じく日亜化学製の3色レーザー光源を採用し、4K/HDR映像で標準と言える広色域規格「BT.2020」のほとんどを満たす。この点、テレビ製品では未踏の領域。色鮮やかな色表現が期待できる。加えて、投写位置の変更にシームレスに追随するオートフォーカス機能、自動縦横台形補正も上位機のエッセンスを踏襲。ほか、Wi-Fi接続およびAndroid TV機能を搭載し、各種動画配信サービスにも対応している。
実際に試用してみると、自動台形補正の追随速度と精度に感心。上位モデルのように完全に滑らかではないものの、懐中電灯で壁面を照らすかのような感覚で投写位置を自在に変更できるのは驚き。コンパクトな筐体と併せ、設置場所はまさに「自由自在」。小型軽量なので、リビング、寝室、キッチンなど宅内の移動も簡単で、「いつでも好きな場所に投写」も現実的だ。
極端には、キッチンに移動してレシピ動画の再生も面白そう。キャンプなどのアウトドア用途ではコンセントが必要だが、近年はポータブル電源も身近になっているので、想定用途に入れると良いだろう。明るく色鮮やかな映像は、バッテリー内蔵のポータブルプロジェクターと桁違いなので、ひと手間掛ける価値を感じられるはずだ。
実際に内蔵プレーヤー機能でYouTubeを再生すると、4K/60p HDRまで対応。表示はフルHDだが、高解像度で鋭い輝度ピーク感により、HDR映像の明るく色鮮やかな色彩美が楽しめる。映像設定は「標準モード」で赤色など原色が非常に鮮やかなのが印象的だが、肌色などはナチュラルで肝を押さえたチューニングは感心。また、スピーカーも搭載し、セリフなどの声は厚みを伴ってリアル。サウンドモードの選択で映画や音楽に適した重低音感も得られる。
ほか、DLPタイプで気になりがちなカラーブレーキングも抑えられ、音声検索が可能なリモコンも同梱。総じて設置性が良く日常的なYouTube動画を気楽に見るのも良いが、映像も音声も高品位で、映画、ドラマ、ミュージックビデオの視聴にもオススメできる。小型軽量モデルだが、リビングの主力AV機器としても使い応え充分な内容である。
O1は、約24cmの至近距離で80インチもの大画面が投写できる超短焦点タイプ。驚くべきはそのコンパクトさで、設置に必要な面積は14型ノートパソコン程度と極小ながら、フルHD解像度で高輝度LED光源を採用し800CVIAルーメンの明るさを実現しているのは特異と言える。
JMGOの製品としては少し早めに登場したこともあってか、OSはシンプルな独自の「Luna OS」を搭載するが起動の速さが持ち味。各種動画配信サービスに対応できるが、YouTube以外の有料サブスクリプションサービスを視聴するのが目的なら、別途、Amazon Fire TVやApple TVなどのストリーミング端末をHDMI入力に追加するのが良いだろう。なお、本製品の特徴としては、時計や静止画表示機能を備えていること。用途として「動く壁紙」も意識しているようだ。
実際に試用してみると、起動が早く待たされる感が無いのは新鮮な驚き。また、筐体の小ささや投写距離には似付かない大画面が出現するのにも驚かされた。80インチ程度が推奨投写サイズのようだが、完全暗室なら120インチもOKと思えるレベル。800CVIAルーメンは、モバイルプロジェクターとは明らかに別次元のパワーである。
設置性の面では、台形補正とフォーカス調整がオートなのがJMGO流。無段階のシームレスタイプではないが、超短焦点タイプで原則壁面設置であることを考えると機能としては充分だろう。特筆すべきは、壁面の凹凸によって生じる映像の微妙な歪みを吸収するように補正する機能。スマホアプリを用い、壁面に投写したドット模様をカメラで撮影するというハイエンド機並みの機能で、見た目の親しみやすさとは裏腹に、基礎体力の高さが窺える。
映像関連だが、本機に搭載されている独自の壁紙モードに注目したい。スマートフォンをBluetooth接続しての音楽再生は、タグ情報を利用してタイトル名をビジュアライズ。動きもあり空間演出としてなかなか格好よい。時計表示もできるので、一日中壁紙として使うのも面白そうだ。また、デジタルアート表示は有名な絵画風の作品に動きを加えたユニークなものもあり、スマホアプリでギャラリーも多数用意されるなど充実している。
超短焦点プロジェクターと「壁紙」は相性が良く、毎日の生活を彩ってくれるに違いない。ファン音も低速回転時はほとんど気にならならず、就寝時も含め24時間利用できそうだ。LED光源は低消費電力で寿命も3万時間と長いので、そうした使い方も現実的である。
動画再生はストリーミング再生端末と外部入力として接続して確認。画質は原則ナチュラルだが、映画モードはシャープネスが強く、標準モードの方が好ましい。カスタム調整は可能だが、ヒュー、サチュレーションなど、日本語化に違和感ある部分も。実用上の問題はないがもう一段の洗練が欲しいと思う部分もあった。音はDYNAUDIO共同開発の7W+7Wシステムで、「N1と比べると」少し大きめの筐体サイズも寄与してか低音がしっかり。ゆったりできる高音質で、映像と併せ、癒しの自然風景やプラネタリウムなどのリラックス系、瞑想や睡眠、等身大のヨガやゴルフスイングレッスンにも重宝しそうだ。
◇
JMGOの似て非なるエントリープロジェクター2モデル。今回の試用を通じて、N1は3色レーザー光源による色鮮やかな映像美と、コンパクトかつ設置性の良さが印象的だった。普段は収納しておき、いつでもどこでも、見たい時に映画やドラマと高画質で楽しみたい用途に適しそうだ。もう一方の「O1」は、壁紙機能も併せ常設を前提に、部屋を飾るのが良いだろう。例えば、都会の独り暮らしだと、殺風景で無味乾燥になりがちだが、映像で彩りが加わると楽しそうだ。
独り暮らしならプロジェクターも邪魔になりにくく、また、映画やドラマを鑑賞したい時は部屋を暗く整えることもできる。N1とO1で画音がある生活。それぞれに適した空間やライフスタイルを想像してみてはいかがだろうか?
(提供:株式会社日本ビジネス開発)
JMGOラインナップのなかでもエントリークラスにあたる「N1」と「O1」は、同価格帯でそれぞれが独自の個性を持ち、ユーザーの想像力を掻き立てるユニークなモデルたち。今回は、製品紹介に加え、実際に両モデルをじっくりと試用し、それぞれがどのような用途や使用シーンに最適なのかを探ってみた。既に用途のイメージが固まっている読者は製品選びの参考に、はじめてプロジェクターの導入を検討している読者は、それぞれの製品の特性から用途を想像するのも良いだろう。この記事が製品選びの参考になれば幸いだ。
■自由自在な映像投写、使い応え充分な「N1」
N1は映像の投写角度が自在に調整可能なスタンド「ジンバル」を一体化したスタイリッシュなプロジェクター。JMGOではジンバル一体モデルとして既に4K解像度の「N1 Ultra」、フルHD解像度で1,500ルーメンの高輝度を誇る「N1 Pro」をラインナップしているが、N1はフルHD解像度でコンパクトさを重視した800CVIAルーメンモデル。機動性も含めた使い勝手の良さがポイントと言える。
スペック面では、上位モデルと同じく日亜化学製の3色レーザー光源を採用し、4K/HDR映像で標準と言える広色域規格「BT.2020」のほとんどを満たす。この点、テレビ製品では未踏の領域。色鮮やかな色表現が期待できる。加えて、投写位置の変更にシームレスに追随するオートフォーカス機能、自動縦横台形補正も上位機のエッセンスを踏襲。ほか、Wi-Fi接続およびAndroid TV機能を搭載し、各種動画配信サービスにも対応している。
実際に試用してみると、自動台形補正の追随速度と精度に感心。上位モデルのように完全に滑らかではないものの、懐中電灯で壁面を照らすかのような感覚で投写位置を自在に変更できるのは驚き。コンパクトな筐体と併せ、設置場所はまさに「自由自在」。小型軽量なので、リビング、寝室、キッチンなど宅内の移動も簡単で、「いつでも好きな場所に投写」も現実的だ。
極端には、キッチンに移動してレシピ動画の再生も面白そう。キャンプなどのアウトドア用途ではコンセントが必要だが、近年はポータブル電源も身近になっているので、想定用途に入れると良いだろう。明るく色鮮やかな映像は、バッテリー内蔵のポータブルプロジェクターと桁違いなので、ひと手間掛ける価値を感じられるはずだ。
実際に内蔵プレーヤー機能でYouTubeを再生すると、4K/60p HDRまで対応。表示はフルHDだが、高解像度で鋭い輝度ピーク感により、HDR映像の明るく色鮮やかな色彩美が楽しめる。映像設定は「標準モード」で赤色など原色が非常に鮮やかなのが印象的だが、肌色などはナチュラルで肝を押さえたチューニングは感心。また、スピーカーも搭載し、セリフなどの声は厚みを伴ってリアル。サウンドモードの選択で映画や音楽に適した重低音感も得られる。
ほか、DLPタイプで気になりがちなカラーブレーキングも抑えられ、音声検索が可能なリモコンも同梱。総じて設置性が良く日常的なYouTube動画を気楽に見るのも良いが、映像も音声も高品位で、映画、ドラマ、ミュージックビデオの視聴にもオススメできる。小型軽量モデルだが、リビングの主力AV機器としても使い応え充分な内容である。
■壁面を彩る大画面、日常に楽しみをプラスする「O1」
O1は、約24cmの至近距離で80インチもの大画面が投写できる超短焦点タイプ。驚くべきはそのコンパクトさで、設置に必要な面積は14型ノートパソコン程度と極小ながら、フルHD解像度で高輝度LED光源を採用し800CVIAルーメンの明るさを実現しているのは特異と言える。
JMGOの製品としては少し早めに登場したこともあってか、OSはシンプルな独自の「Luna OS」を搭載するが起動の速さが持ち味。各種動画配信サービスに対応できるが、YouTube以外の有料サブスクリプションサービスを視聴するのが目的なら、別途、Amazon Fire TVやApple TVなどのストリーミング端末をHDMI入力に追加するのが良いだろう。なお、本製品の特徴としては、時計や静止画表示機能を備えていること。用途として「動く壁紙」も意識しているようだ。
実際に試用してみると、起動が早く待たされる感が無いのは新鮮な驚き。また、筐体の小ささや投写距離には似付かない大画面が出現するのにも驚かされた。80インチ程度が推奨投写サイズのようだが、完全暗室なら120インチもOKと思えるレベル。800CVIAルーメンは、モバイルプロジェクターとは明らかに別次元のパワーである。
設置性の面では、台形補正とフォーカス調整がオートなのがJMGO流。無段階のシームレスタイプではないが、超短焦点タイプで原則壁面設置であることを考えると機能としては充分だろう。特筆すべきは、壁面の凹凸によって生じる映像の微妙な歪みを吸収するように補正する機能。スマホアプリを用い、壁面に投写したドット模様をカメラで撮影するというハイエンド機並みの機能で、見た目の親しみやすさとは裏腹に、基礎体力の高さが窺える。
映像関連だが、本機に搭載されている独自の壁紙モードに注目したい。スマートフォンをBluetooth接続しての音楽再生は、タグ情報を利用してタイトル名をビジュアライズ。動きもあり空間演出としてなかなか格好よい。時計表示もできるので、一日中壁紙として使うのも面白そうだ。また、デジタルアート表示は有名な絵画風の作品に動きを加えたユニークなものもあり、スマホアプリでギャラリーも多数用意されるなど充実している。
超短焦点プロジェクターと「壁紙」は相性が良く、毎日の生活を彩ってくれるに違いない。ファン音も低速回転時はほとんど気にならならず、就寝時も含め24時間利用できそうだ。LED光源は低消費電力で寿命も3万時間と長いので、そうした使い方も現実的である。
動画再生はストリーミング再生端末と外部入力として接続して確認。画質は原則ナチュラルだが、映画モードはシャープネスが強く、標準モードの方が好ましい。カスタム調整は可能だが、ヒュー、サチュレーションなど、日本語化に違和感ある部分も。実用上の問題はないがもう一段の洗練が欲しいと思う部分もあった。音はDYNAUDIO共同開発の7W+7Wシステムで、「N1と比べると」少し大きめの筐体サイズも寄与してか低音がしっかり。ゆったりできる高音質で、映像と併せ、癒しの自然風景やプラネタリウムなどのリラックス系、瞑想や睡眠、等身大のヨガやゴルフスイングレッスンにも重宝しそうだ。
JMGOの似て非なるエントリープロジェクター2モデル。今回の試用を通じて、N1は3色レーザー光源による色鮮やかな映像美と、コンパクトかつ設置性の良さが印象的だった。普段は収納しておき、いつでもどこでも、見たい時に映画やドラマと高画質で楽しみたい用途に適しそうだ。もう一方の「O1」は、壁紙機能も併せ常設を前提に、部屋を飾るのが良いだろう。例えば、都会の独り暮らしだと、殺風景で無味乾燥になりがちだが、映像で彩りが加わると楽しそうだ。
独り暮らしならプロジェクターも邪魔になりにくく、また、映画やドラマを鑑賞したい時は部屋を暗く整えることもできる。N1とO1で画音がある生活。それぞれに適した空間やライフスタイルを想像してみてはいかがだろうか?
(提供:株式会社日本ビジネス開発)