公開日 2018/05/26 08:00
SHIROBAKO、タイバニ…新作控えた人気アニメをNetflixでイッキ見!
30代の編集部員がセレクト
好きだったアニメの新作が発表されると、とても嬉しいですよね。
でも「あの作品の続きが観れる!」と興奮する一方、「面白かった」という印象は残っていても、実はストーリーを忘れていたりしませんか? 「気になっていたし新作で盛り上がってるけど、まだ観てないんだよね」という方もいるでしょう。
ということで、Netflixを使って、いまのうちに予習・復習をしておくのはいかがでしょうか。 新作公開までの待ち遠しい時間も、これで有意義に過ごせます!
■『SHIROBAKO』(劇場版制作決定)
高校のアニメーション同好会に所属していた5人の女の子が、それぞれの道でアニメに関わる姿を追うストーリー。アニメの制作がどのようにして行われるのか、実に多くのスタッフが関わって1つの作品が出来上がっていくということを知ることができる、職業疑似体験といった側面もある構成になっています。リアルではもっと大変なのでしょうが、業界人からも面白いと評価が高かったことも印象的なアニメです。
武蔵野アニメーションという会社で「制作進行」として奮闘する宮森あおい、同社で「原画」を担当する安原絵麻、「声優」を目指しオーディションを受けながらバイトをする日々を過ごす坂木しずか、アニメに「CG」を取り入れることを目指してCG制作会社に勤務する藤堂美沙、大学生ながら「ライター(脚本家)」志望としてアニメ業界で働くことを望む今井みどり。メインの5人の簡単な紹介だけで盛りだくさんですが、先に書いたとおり、本作の登場人物は非常に多く、また全員に確固たるキャラクター性が存在しています。
そういった個性的な面々が次から次へと現れるため、最初は混乱しがちですが、1クールめでは『えくそだすっ!』、2クールめでは『第三飛行少女隊』という劇中アニメの制作がストーリーの柱になっていることもあり、すぐに慣れます。そして、そういった皆がいないと劇中アニメもSHIROBAKOというアニメも成り立たないことに気付かされます。個人的な見どころとしては、ずかちゃん(坂木しずか)のめちゃくちゃ良い話が描かれた2クール目後半がオススメ。
■『甲鉄城のカバネリ』(2018年中に劇場版公開予定)
それにしても、美樹本晴彦のキャラってどうしてこんなに魅力的なんでしょう? いまの時代でもまったく霞まない。そんなキャラをずっと良い作画で楽しめるのが、本作の第一のポイント。和+スチームパンクな世界観の背景も素晴らしく、静かなシーンでも激しいアクションでも「良い作画のアニメ」が持つ映像のパワーを存分に感じさせてくれます。
ストーリーはざっくり分類するなら “ゾンビもの” であり、大きく前半が「対ゾンビ」、後半が「対人間」といった、このジャンルのスタンダードなフォーマットに則っている展開とも言える構成です。それなのに飽きさせない。エピソードに無駄がなく、気づけば1話が終了していて、「もう寝ないといけないけど、あと1話だけ…」となる。見れば見るほど、詰め込まれた設定に気付いて面白くなってきます。念のため言っておきますと、ゾンビ好きじゃなくてもまったく問題なく楽しめます。
主人公の生駒とヒロインである無名(むめい)の距離感もちょうど良い塩梅。変にデレることなく、本当の兄妹ではないですが兄感と妹感をもって触れ合う2人が微笑ましい。とりあえず1話を見てみましょう。ラストの楽曲につながる美麗としか言いようのないカット、それだけでも見て良かったとなること請け合いです。
■『PSYCHO-PASS サイコパス』(2019年1月より劇場版3作が連続公開)
まず、総監督に『踊る大捜査線』の本広克行、第一期のメインストーリーライターが虚淵玄、第二期のシリーズ構成に冲方丁と、関わる面々からして面白くなる予感しかしなかった本作。実際のところ、多くの人がその予想を良い意味で裏切られ、大幅な面白さの上向き修正をかけたのではないでしょうか。
人間のあらゆる心理傾向などが数値化する「シビュラシステム」が導入され、生活基板として受け入れられた西暦2112年の日本を舞台とした作品。職業の適性なども数値化されるなど、ある意味でシステムが定める数値に支配されたような世界ですが、特にストーリーの主軸となるのは犯罪係数と呼ばれる数値について。この数値が高い者は犯罪者として裁かれるのですが、数値は犯罪の加害者だけでなく、被害者であっても、異常な環境に置かれた緊張や憎しみなどから上昇の可能性があります。
そして一定の犯罪係数を超えた場合、執行対象として処分されてしまう。果たして、犯罪係数だけで相手を裁くことは、正しいのか? 濃厚な世界観、ストーリーに第一話から引き込まれ、その力は話数を重ねるごとにむしろ強くなるほどです。なお、キャラ萌えで売っている作品ではないにもかかわらず高いキャラ人気からは、押さずとも伝わる人物の魅力があることが分かります。それにしても、 “執行官” である狡噛慎也の格好良さは尋常ではない。それこそ数値化したら振り切っているのでは? いずれにせよ、腰を据えてじっくり観たい良アニメであることに間違いありません。
■『TIGER & BUNNY』(新アニメシリーズプロジェクト企画中)
昨今のあらゆる “バディもの” において、かなり上位に入ると断言できるアニメです。ヒーローが当たり前に存在し、なんなら正体も隠さなくていいという。ヒーロー達は事件解決や人命救助などで活躍することでポイントが入り、年間ランキングの上下を競いあっている。さらに、スポンサーを背負っていて、そのロゴをコスチュームにプリントしている。この世界観は、年齢が上の人ほど面白く感じられるかもしれません。
NEXTが持つ特殊能力はアニメ/漫画的には普通とも言える炎や氷を操る能力から、首を伸ばせる、汗を大量に流せる、強靱な皮膚(堅い)など千差万別。主人公である虎徹とバーナビーの2人は同じ能力で、「5分間だけすべての身体能力が100倍になる」というハンドレッドパワーを持っているのですが、冷静に考えればこれは半端ない強さ。ある意味で効率的に能力を使用するバーナビーは、すぐにトップヒーローに躍り出ます。
でも虎徹は、同じ能力なのにいまいちパッとしない。能力の使い方の問題も大きいですが、ここには虎徹のヒーローとしての在り方も影響しています。そう、どんな能力であっても、登場するヒーロー達がまさに “ヒーロー” の心を持っていることが、この作品の魅力。たとえ一時思い悩もうと、挫けそうになっても、ヒーローたらんとする姿が見ていて気持ちいい。エンターテインメントとして単純に面白い、と誰にでもオススメできる作品です。
■『のんのんびより』(2018年8月25日に劇場版公開)
いわゆる “日常もの” です。でも、「日常って言うけど、こんな展開になるのはアニメだけだよね」「自分の日常と違い過ぎる」なんてことがなく、結構マジで何も起こらないパターンです。夏休みに入って近所に里帰りしてきた家族、その子どもと遊んで仲良くなって、でもすぐお別れすることになって悲しくなっちゃう。大きなトピックでこのくらい。あとは掃除したり、家出しても夕方には帰ったり、田植えしたり。でも、この空気がいいんです。
東京から引っ越してきた一条 蛍(小学五年生)が田舎っぷりにやられる、という展開にもならず、すぐに溶け込んで皆と仲良くなります。「なんで私がこんな田舎に」「都会もんが気取りやがって」的なネガティブは完全になし。ただただ平和。それが最高なんです。
またコメディ要素も多いものの、勢いあるギャグなどで笑わせるのではなく、 “間” を使ってくるタイプで、これは珍しいかもしれません。「ふふっ」と笑えます。力を抜いて、いつまでもこの世界をぼんやりと眺めていたい。BGMのようにずっと流していたい。そんな気持ちにさせてくれるアニメですので、リアル日常にちょっと疲れた、いまはスリルもサスペンスもいらない、という人はぜひ。
☆ ☆ ☆
繰り返しになりますが、当時かなりハマっていた作品であっても、案外細かなところは忘れていて、新鮮な気持ちで見れたりします。Netflixで振り返って、新作に向けて気持ちをピークに持っていきましょう!
でも「あの作品の続きが観れる!」と興奮する一方、「面白かった」という印象は残っていても、実はストーリーを忘れていたりしませんか? 「気になっていたし新作で盛り上がってるけど、まだ観てないんだよね」という方もいるでしょう。
ということで、Netflixを使って、いまのうちに予習・復習をしておくのはいかがでしょうか。 新作公開までの待ち遠しい時間も、これで有意義に過ごせます!
■『SHIROBAKO』(劇場版制作決定)
〜あらすじ〜 5人の夢追う女の子を中心に、“シロバコ” の完成を目指し奮闘するアニメ業界にスポットを当て、日々起こるトラブルや、クリエイティブな仕事ゆえに起こる葛藤や挫折、集団で作るからこそ起こる結束や衝突といったアニメ業界の日常を描いた群像劇作品である。そして、5人が共に目指した夢への挑戦。その先に見出す希望へと続くサクセスストーリー。そう、アニメの今がここにある…。 |
高校のアニメーション同好会に所属していた5人の女の子が、それぞれの道でアニメに関わる姿を追うストーリー。アニメの制作がどのようにして行われるのか、実に多くのスタッフが関わって1つの作品が出来上がっていくということを知ることができる、職業疑似体験といった側面もある構成になっています。リアルではもっと大変なのでしょうが、業界人からも面白いと評価が高かったことも印象的なアニメです。
武蔵野アニメーションという会社で「制作進行」として奮闘する宮森あおい、同社で「原画」を担当する安原絵麻、「声優」を目指しオーディションを受けながらバイトをする日々を過ごす坂木しずか、アニメに「CG」を取り入れることを目指してCG制作会社に勤務する藤堂美沙、大学生ながら「ライター(脚本家)」志望としてアニメ業界で働くことを望む今井みどり。メインの5人の簡単な紹介だけで盛りだくさんですが、先に書いたとおり、本作の登場人物は非常に多く、また全員に確固たるキャラクター性が存在しています。
そういった個性的な面々が次から次へと現れるため、最初は混乱しがちですが、1クールめでは『えくそだすっ!』、2クールめでは『第三飛行少女隊』という劇中アニメの制作がストーリーの柱になっていることもあり、すぐに慣れます。そして、そういった皆がいないと劇中アニメもSHIROBAKOというアニメも成り立たないことに気付かされます。個人的な見どころとしては、ずかちゃん(坂木しずか)のめちゃくちゃ良い話が描かれた2クール目後半がオススメ。
■『甲鉄城のカバネリ』(2018年中に劇場版公開予定)
〜あらすじ〜 世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物 “カバネ” が現れた。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を打ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。カバネの脅威に対抗すべく各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、互いの駅は走行蒸気機関車が行き来しなんとか生活を保っていたが、カバネが駅のひとつ「顕金駅」を襲う。顕金駅で暮らす蒸気鍛冶の少年・生駒(いこま)は、逃げ惑う人々の波に逆らって走り出した。 |
それにしても、美樹本晴彦のキャラってどうしてこんなに魅力的なんでしょう? いまの時代でもまったく霞まない。そんなキャラをずっと良い作画で楽しめるのが、本作の第一のポイント。和+スチームパンクな世界観の背景も素晴らしく、静かなシーンでも激しいアクションでも「良い作画のアニメ」が持つ映像のパワーを存分に感じさせてくれます。
ストーリーはざっくり分類するなら “ゾンビもの” であり、大きく前半が「対ゾンビ」、後半が「対人間」といった、このジャンルのスタンダードなフォーマットに則っている展開とも言える構成です。それなのに飽きさせない。エピソードに無駄がなく、気づけば1話が終了していて、「もう寝ないといけないけど、あと1話だけ…」となる。見れば見るほど、詰め込まれた設定に気付いて面白くなってきます。念のため言っておきますと、ゾンビ好きじゃなくてもまったく問題なく楽しめます。
主人公の生駒とヒロインである無名(むめい)の距離感もちょうど良い塩梅。変にデレることなく、本当の兄妹ではないですが兄感と妹感をもって触れ合う2人が微笑ましい。とりあえず1話を見てみましょう。ラストの楽曲につながる美麗としか言いようのないカット、それだけでも見て良かったとなること請け合いです。
■『PSYCHO-PASS サイコパス』(2019年1月より劇場版3作が連続公開)
〜あらすじ〜 あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は「良き人生」の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心のあり方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになるこの計測値を人々は「PSYCHO-PASS」の俗称で呼び慣わした。犯罪に関する数値も “犯罪係数” として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれる。公安局刑事課一係のメンバーはそれぞれの想いを胸に、正義の在処を常に突きつけられながら任務を遂行していかなければならない。彼らが立ち向かうものの先にあるのはー。 |
まず、総監督に『踊る大捜査線』の本広克行、第一期のメインストーリーライターが虚淵玄、第二期のシリーズ構成に冲方丁と、関わる面々からして面白くなる予感しかしなかった本作。実際のところ、多くの人がその予想を良い意味で裏切られ、大幅な面白さの上向き修正をかけたのではないでしょうか。
人間のあらゆる心理傾向などが数値化する「シビュラシステム」が導入され、生活基板として受け入れられた西暦2112年の日本を舞台とした作品。職業の適性なども数値化されるなど、ある意味でシステムが定める数値に支配されたような世界ですが、特にストーリーの主軸となるのは犯罪係数と呼ばれる数値について。この数値が高い者は犯罪者として裁かれるのですが、数値は犯罪の加害者だけでなく、被害者であっても、異常な環境に置かれた緊張や憎しみなどから上昇の可能性があります。
そして一定の犯罪係数を超えた場合、執行対象として処分されてしまう。果たして、犯罪係数だけで相手を裁くことは、正しいのか? 濃厚な世界観、ストーリーに第一話から引き込まれ、その力は話数を重ねるごとにむしろ強くなるほどです。なお、キャラ萌えで売っている作品ではないにもかかわらず高いキャラ人気からは、押さずとも伝わる人物の魅力があることが分かります。それにしても、 “執行官” である狡噛慎也の格好良さは尋常ではない。それこそ数値化したら振り切っているのでは? いずれにせよ、腰を据えてじっくり観たい良アニメであることに間違いありません。
■『TIGER & BUNNY』(新アニメシリーズプロジェクト企画中)
〜あらすじ〜 都市シュテルンビルトは、様々な人種、民族、そして「NEXT」と呼ばれる特殊能力者が共存し、そのNEXT能力を使って街の平和を守る「ヒーロー」が存在する街。ヒーローの一人、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、ヒーローとしてピークの過ぎたベテランヒーロー。上司の命令に従わなければならないものの、市民の安全のためには器物破損もいとわない、我が道を突き進むタイプ。そんな虎徹が、突然新人ヒーローのバーナビー・ブルックス Jr.とコンビを組むことに。 |
昨今のあらゆる “バディもの” において、かなり上位に入ると断言できるアニメです。ヒーローが当たり前に存在し、なんなら正体も隠さなくていいという。ヒーロー達は事件解決や人命救助などで活躍することでポイントが入り、年間ランキングの上下を競いあっている。さらに、スポンサーを背負っていて、そのロゴをコスチュームにプリントしている。この世界観は、年齢が上の人ほど面白く感じられるかもしれません。
NEXTが持つ特殊能力はアニメ/漫画的には普通とも言える炎や氷を操る能力から、首を伸ばせる、汗を大量に流せる、強靱な皮膚(堅い)など千差万別。主人公である虎徹とバーナビーの2人は同じ能力で、「5分間だけすべての身体能力が100倍になる」というハンドレッドパワーを持っているのですが、冷静に考えればこれは半端ない強さ。ある意味で効率的に能力を使用するバーナビーは、すぐにトップヒーローに躍り出ます。
でも虎徹は、同じ能力なのにいまいちパッとしない。能力の使い方の問題も大きいですが、ここには虎徹のヒーローとしての在り方も影響しています。そう、どんな能力であっても、登場するヒーロー達がまさに “ヒーロー” の心を持っていることが、この作品の魅力。たとえ一時思い悩もうと、挫けそうになっても、ヒーローたらんとする姿が見ていて気持ちいい。エンターテインメントとして単純に面白い、と誰にでもオススメできる作品です。
■『のんのんびより』(2018年8月25日に劇場版公開)
〜あらすじ〜 全校生徒が5人しかいない旭丘分校。自転車で20分かかる最寄りの本屋はジャ◯プの発売が毎週水曜日だし、レンタルビデオ屋は10駅向こう。野菜は置き売りされているし、家の鍵に至っては見たことすらない。そんな田舎の生活だけど、旭丘分校の5人はいつも楽しく過ごしています。「なんにもない」がある、スローライフな日々。………なんて気付く必要もなく、豊かな自然の中で豊かに毎日を過ごす少女たちの、まったりゆるゆるなド田舎コメディ。 |
いわゆる “日常もの” です。でも、「日常って言うけど、こんな展開になるのはアニメだけだよね」「自分の日常と違い過ぎる」なんてことがなく、結構マジで何も起こらないパターンです。夏休みに入って近所に里帰りしてきた家族、その子どもと遊んで仲良くなって、でもすぐお別れすることになって悲しくなっちゃう。大きなトピックでこのくらい。あとは掃除したり、家出しても夕方には帰ったり、田植えしたり。でも、この空気がいいんです。
東京から引っ越してきた一条 蛍(小学五年生)が田舎っぷりにやられる、という展開にもならず、すぐに溶け込んで皆と仲良くなります。「なんで私がこんな田舎に」「都会もんが気取りやがって」的なネガティブは完全になし。ただただ平和。それが最高なんです。
またコメディ要素も多いものの、勢いあるギャグなどで笑わせるのではなく、 “間” を使ってくるタイプで、これは珍しいかもしれません。「ふふっ」と笑えます。力を抜いて、いつまでもこの世界をぼんやりと眺めていたい。BGMのようにずっと流していたい。そんな気持ちにさせてくれるアニメですので、リアル日常にちょっと疲れた、いまはスリルもサスペンスもいらない、という人はぜひ。
繰り返しになりますが、当時かなりハマっていた作品であっても、案外細かなところは忘れていて、新鮮な気持ちで見れたりします。Netflixで振り返って、新作に向けて気持ちをピークに持っていきましょう!