公開日 2019/04/12 06:00
どうなる? 2台のスマホをType-Cケーブルでつないでみたら…
【連載】ガジェットTIPS
近ごろ、両端がUSB Type-Cのケーブルを見かけるようになりました。主な用途としては、USB PD対応の充電器/バッテリーでスマートフォンを充電する場合が挙げられますが、USB Type-Cポート搭載デバイス同士を接続することも可能です。難なく接続できるだけに、互いにどう認識されるか気になるところですね。
電力に関していえば、USB Type-C規格では充電器のように給電のみ対応するデバイス(ソースオンリー)、USBメモリやUSBイヤホンのように受電するだけのデバイス(シンクオンリー)、そして給電側(ソース)と受電側(シンク)どちらの役も果たせる「DRP(Dual Role Power)」が定められています。通常、スマートフォンやパソコンはDRPです。
USB Type-Cでは、コンフィギュレーションチャンネルと呼ばれる信号線によりソースとシンクの判別を行います。このしくみにより、DRPデバイスであるスマートフォンは充電器などのソースオンリーデバイスを接続すればシンクに、USBイヤホンなどのシンクオンリーデバイスを接続すればソースになることができます。
2台のスマートフォンの接続は、DRPデバイス同士を接続することを意味します。そのため、スマートフォンAとBを両端Type-Cのケーブルで接続した場合、あるときはAがソースでBがシンク、またあるときはBがソースでAがシンクということはありえます。
なお、Android OSには、ソースとシンクの役割を固定する設定項目が用意されています。接続する2台のスマートフォンのうち片方に設定が施されていれば、接続するたびソース/シンクが入れ替わるという事態は防げます。
電力に関していえば、USB Type-C規格では充電器のように給電のみ対応するデバイス(ソースオンリー)、USBメモリやUSBイヤホンのように受電するだけのデバイス(シンクオンリー)、そして給電側(ソース)と受電側(シンク)どちらの役も果たせる「DRP(Dual Role Power)」が定められています。通常、スマートフォンやパソコンはDRPです。
USB Type-Cでは、コンフィギュレーションチャンネルと呼ばれる信号線によりソースとシンクの判別を行います。このしくみにより、DRPデバイスであるスマートフォンは充電器などのソースオンリーデバイスを接続すればシンクに、USBイヤホンなどのシンクオンリーデバイスを接続すればソースになることができます。
2台のスマートフォンの接続は、DRPデバイス同士を接続することを意味します。そのため、スマートフォンAとBを両端Type-Cのケーブルで接続した場合、あるときはAがソースでBがシンク、またあるときはBがソースでAがシンクということはありえます。
なお、Android OSには、ソースとシンクの役割を固定する設定項目が用意されています。接続する2台のスマートフォンのうち片方に設定が施されていれば、接続するたびソース/シンクが入れ替わるという事態は防げます。