「Ultmate Ears 11 Pro」導入の背景とこだわりを訊く
実はオーディオマニアなメタルギタリスト・若井望が語るUltimate Ears カスタムIEMの魅力
浜田麻里のサポートギタリストを務め、錚々たるメンバーを迎えて自身のプロジェクト「Nozomu Wakai's Destinia」も展開するヘヴィーメタルギタリスト、若井望。実は生粋のオーディオファンでもあるという彼が、Ultimate Earsのカスタムインイヤーモニターを新たに作ったという。カスタムIEMを導入した経緯や音質的なこだわりポイント、そしてオーディオについてのアツい想いを存分に語ってくれた。
− 「Ultimate Ears 11 Pro」を導入したとのことですが、UEのカスタムIEMを使うきっかけを教えて頂けますか?
若井 去年、ロジクールさんが協賛している「リーグ・オブ・レジェンド」というゲームの日本大会向けに曲を提供したんです。その縁でロジクールさんと知り合って、カスタムIEMを作ろうということになりました。
− カスタムの存在は知っていたけど、それまでは作っていなかった、と。
若井 それまではカスタムではない汎用のものを使ったりしていました。バンドメンバーが使っていて興味はあったんですが、自分ではそこまで真剣に考えたことはなかったんです。ヘッドホンは元々好きで、機材も結構揃えてるんですけどね。
− え? ふだんは何を使ってるんですか?
若井 ゼンハイザーの「HD800」や、ULTRASONEの「Edition 9」などを持っています。端子でも音が変わるので、Edition 9のプラグは無メッキにしています。Ultimate Earsだとふだん使いは「UE Pro Reference Remastered」ですね。
ちなみに自宅のスピーカーはアダムオーディオの「SXシリーズ」で、電源ケーブルも色々変えたりしています。本当は電源もちゃんと専用で引っ張ってきたいんですけどね。マンションなので難しいのですが。
− 結構本気なオーディオファンなんですね。普段から、聴くことに関しては相当こだわっている、と。
若井 元々、ヘヴィーメタルをそういう環境で聴くのがすごく好きなんです。ちなみに、元Every Little Thingの五十嵐充さんと一緒に「RUSHMORE」というプロジェクトもやっていたのですが、五十嵐さんの自宅の環境も強烈ですよ。それこそ電柱からオーディオ専用電源を引いてきて、電気代が毎月何十万円みたいな。LINNのスピーカーがドーンと置いてあるのに、「この曲はLINNよりこっちのスピーカーのほうが合うよ」など、熱く教えてくれるんです(笑)。
− その熱い話ができるということは、若井さんもかなりのオーディオマニアだとお見受けします。 オーディオが好きになったきっかけはなんだったのですか?
若井 ライヴアルバムの臨場感をどうやったら一番感じられるか、みたいなことを昔から追求していました。最初のうちは何もわからないから、とりあえずスピーカーをいっぱい並べてみたりしてましたね。
そしてそのうちに、どの盤で、誰がマスタリングして、どんな機材を使ってるのかにこだわりはじめて、「じゃあこういう機材で聴いたらいいんじゃないか」となって、その次には「ここを変えるともっとよくなるんじゃないか」と。インシュレーターでも音が変わりますしね。どんどん泥沼にハマっていったわけです(笑)。
− 「Ultimate Ears 11 Pro」を導入したとのことですが、UEのカスタムIEMを使うきっかけを教えて頂けますか?
若井 去年、ロジクールさんが協賛している「リーグ・オブ・レジェンド」というゲームの日本大会向けに曲を提供したんです。その縁でロジクールさんと知り合って、カスタムIEMを作ろうということになりました。
− カスタムの存在は知っていたけど、それまでは作っていなかった、と。
若井 それまではカスタムではない汎用のものを使ったりしていました。バンドメンバーが使っていて興味はあったんですが、自分ではそこまで真剣に考えたことはなかったんです。ヘッドホンは元々好きで、機材も結構揃えてるんですけどね。
− え? ふだんは何を使ってるんですか?
若井 ゼンハイザーの「HD800」や、ULTRASONEの「Edition 9」などを持っています。端子でも音が変わるので、Edition 9のプラグは無メッキにしています。Ultimate Earsだとふだん使いは「UE Pro Reference Remastered」ですね。
ちなみに自宅のスピーカーはアダムオーディオの「SXシリーズ」で、電源ケーブルも色々変えたりしています。本当は電源もちゃんと専用で引っ張ってきたいんですけどね。マンションなので難しいのですが。
− 結構本気なオーディオファンなんですね。普段から、聴くことに関しては相当こだわっている、と。
若井 元々、ヘヴィーメタルをそういう環境で聴くのがすごく好きなんです。ちなみに、元Every Little Thingの五十嵐充さんと一緒に「RUSHMORE」というプロジェクトもやっていたのですが、五十嵐さんの自宅の環境も強烈ですよ。それこそ電柱からオーディオ専用電源を引いてきて、電気代が毎月何十万円みたいな。LINNのスピーカーがドーンと置いてあるのに、「この曲はLINNよりこっちのスピーカーのほうが合うよ」など、熱く教えてくれるんです(笑)。
− その熱い話ができるということは、若井さんもかなりのオーディオマニアだとお見受けします。 オーディオが好きになったきっかけはなんだったのですか?
若井 ライヴアルバムの臨場感をどうやったら一番感じられるか、みたいなことを昔から追求していました。最初のうちは何もわからないから、とりあえずスピーカーをいっぱい並べてみたりしてましたね。
そしてそのうちに、どの盤で、誰がマスタリングして、どんな機材を使ってるのかにこだわりはじめて、「じゃあこういう機材で聴いたらいいんじゃないか」となって、その次には「ここを変えるともっとよくなるんじゃないか」と。インシュレーターでも音が変わりますしね。どんどん泥沼にハマっていったわけです(笑)。