世界中の注目ヘッドホンが勢ぞろい
「秋のヘッドホン祭2008」イベントレポート
(株)フジヤエービック主催のイベント「秋のヘッドホン祭2008」が11月16日、東京・中野サンプラザを会場に開催された。今回は会場の模様をレポートしよう。
同イベントには、国内外から多くのメーカーが参加し、注目のヘッドホン&ヘッドホン関連製品を一堂に展示した。入場料は無料。別項にて紹介した(株)タイムロードが取り扱うULTRASONE社の最新モデル「edition 8」(関連ニュース)など、国内未発売の最新モデルなど、注目製品も数多く集められ、会場は11時のオープン時から大勢のファンが集まり賑わいを見せた。
■SENNHEISER
ゼンハイザーからは今年の12月以降に発売を控える新製品を含め、ドイツの老舗ブランドならではの充実したラインナップを一堂に揃えた。なお、本イベントではどのブースでも、出展されている多くの製品が、来場者持ち込みのiPodなどポータブルプレーヤーもリファレンスに、その場でじっくりと試聴できることから、ヘッドホン好きには絶好の機会となった。
ゼンハイザーの新製品はまず“IEシリーズ”から3製品に注目が集まる。こちらは密閉ダイナミック型のインイヤーヘッドホン。最上位モデルの「IE8」から、「IE7」「IE6」が12月中頃の発売を控えている。「IE8」は本体に低音調整のダイヤルを設け、好みのサウンドを楽しめる。「IE6」に航空機用のアダプタを付属したモデル「CX6」も新製品の一つだ。
また同ブランドからはIFA2008にも出展された、ワイヤレス伝送に対応した話題の新製品「MX W1」(関連ニュース)も参考展示された。
■完実電気
完実電気は、同社が取り扱うヘッドホンをはじめ、最新のデジタルオーディオ機器を一堂に集め、組み合わせ試聴なども行いながらそれぞれの魅力を提案した。
ヘッドホン関連の注目製品は、コンパクト&スタイリッシュなデジタル・プリメインアンプ「icon」(関連レビュー)が脚光を浴びるNuForceからの参考展示。
先進的な技術とユニークな発想を投入した高品位なオーディオアンプが注目を集めるNuForceから、ヘッドホンのプロトタイプ「NE-8」が出展された。本機はインイヤータイプのヘッドホンで、09年の年明け頃に1万円前後で発売が予定されている。
もう一つのプロトタイプはヘッドホンアンプ「Icon Mobile」。名刺サイズの超コンパクトなヘッドホンアンプで、ミニプラグ対応の2入力/1出力を備える。こちらも年明け頃のデビューが予定されており、価格は15,000円前後の見込み。
その他、同社のブースで来場者の関心を集めていたのが、Pro-Jectのアナログプレーヤー「DEBUT III USB」。本体の背面にUSB端子を備え、アナログレコードのデジタル化が楽しめる。今回のイベントでは、本機の再生データをPCに取り込んで、NuForceの「icon」と専用スピーカーの「S-1」で聴くデモを行っていた。
■CEC
CECは、今年の2008東京インターナショナルオーディオショウにも出展し、注目を浴びたヘッドホンアンプ「HD53N」などを出展した。
「HD53N」はプロ用ヘッドホンにも多く採用されているバランス接続にも対応するヘッドホンアンプ。来年2月から3月頃の発売が予定されている。予価は75,000円。左右チャンネルに分かれた1系統のバランス出力のほか、端子内径部にはアンバランス接続端子も設けられ、こちらは同時に2本のヘッドホンを接続できる仕様となっている。内部はフルバランス回路構成。背面にはスピーカー出力も設けられており、ヘッドホンだけでなく1台でスピーカーリスニングも楽しむことができる。
「DA53N」はフロントパネルにもUSB端子を配したDAコンバーター。来年の2月~3月頃の発売を予定しており、予価は85,000円。
その他、インターナショナルオーディオショウにも出展された、USB入力を搭載し、PCからのソースを高品位に再生して楽しむための単体DACとしても楽しめるCDプレーヤー「CD3800」や、プリメインアンプ「AMP3800」も登場。ともに69,300円(税込)で、年内の販売が予定されている。
■DENON
デノンのブースには、オーバーヘッドタイプの最上位モデル「AH-D7000」や、約99%の騒音をカットするノイズキャンセリングヘッドホン「AH-NC732」などが並び、それぞれを試聴することができた。
また、ヘッドホンだけでなく、アナログプレーヤー「DP-500M」によるアナログレコード再生や、一体型ハイコンポ「RCD-CX1」によるCD再生なども紹介され、多様なオーディオ製品を展開するデノンブランドの魅力をアピールしていた。
同イベントには、国内外から多くのメーカーが参加し、注目のヘッドホン&ヘッドホン関連製品を一堂に展示した。入場料は無料。別項にて紹介した(株)タイムロードが取り扱うULTRASONE社の最新モデル「edition 8」(関連ニュース)など、国内未発売の最新モデルなど、注目製品も数多く集められ、会場は11時のオープン時から大勢のファンが集まり賑わいを見せた。
■SENNHEISER
ゼンハイザーからは今年の12月以降に発売を控える新製品を含め、ドイツの老舗ブランドならではの充実したラインナップを一堂に揃えた。なお、本イベントではどのブースでも、出展されている多くの製品が、来場者持ち込みのiPodなどポータブルプレーヤーもリファレンスに、その場でじっくりと試聴できることから、ヘッドホン好きには絶好の機会となった。
ゼンハイザーの新製品はまず“IEシリーズ”から3製品に注目が集まる。こちらは密閉ダイナミック型のインイヤーヘッドホン。最上位モデルの「IE8」から、「IE7」「IE6」が12月中頃の発売を控えている。「IE8」は本体に低音調整のダイヤルを設け、好みのサウンドを楽しめる。「IE6」に航空機用のアダプタを付属したモデル「CX6」も新製品の一つだ。
また同ブランドからはIFA2008にも出展された、ワイヤレス伝送に対応した話題の新製品「MX W1」(関連ニュース)も参考展示された。
■完実電気
完実電気は、同社が取り扱うヘッドホンをはじめ、最新のデジタルオーディオ機器を一堂に集め、組み合わせ試聴なども行いながらそれぞれの魅力を提案した。
ヘッドホン関連の注目製品は、コンパクト&スタイリッシュなデジタル・プリメインアンプ「icon」(関連レビュー)が脚光を浴びるNuForceからの参考展示。
先進的な技術とユニークな発想を投入した高品位なオーディオアンプが注目を集めるNuForceから、ヘッドホンのプロトタイプ「NE-8」が出展された。本機はインイヤータイプのヘッドホンで、09年の年明け頃に1万円前後で発売が予定されている。
もう一つのプロトタイプはヘッドホンアンプ「Icon Mobile」。名刺サイズの超コンパクトなヘッドホンアンプで、ミニプラグ対応の2入力/1出力を備える。こちらも年明け頃のデビューが予定されており、価格は15,000円前後の見込み。
その他、同社のブースで来場者の関心を集めていたのが、Pro-Jectのアナログプレーヤー「DEBUT III USB」。本体の背面にUSB端子を備え、アナログレコードのデジタル化が楽しめる。今回のイベントでは、本機の再生データをPCに取り込んで、NuForceの「icon」と専用スピーカーの「S-1」で聴くデモを行っていた。
■CEC
CECは、今年の2008東京インターナショナルオーディオショウにも出展し、注目を浴びたヘッドホンアンプ「HD53N」などを出展した。
「HD53N」はプロ用ヘッドホンにも多く採用されているバランス接続にも対応するヘッドホンアンプ。来年2月から3月頃の発売が予定されている。予価は75,000円。左右チャンネルに分かれた1系統のバランス出力のほか、端子内径部にはアンバランス接続端子も設けられ、こちらは同時に2本のヘッドホンを接続できる仕様となっている。内部はフルバランス回路構成。背面にはスピーカー出力も設けられており、ヘッドホンだけでなく1台でスピーカーリスニングも楽しむことができる。
「DA53N」はフロントパネルにもUSB端子を配したDAコンバーター。来年の2月~3月頃の発売を予定しており、予価は85,000円。
その他、インターナショナルオーディオショウにも出展された、USB入力を搭載し、PCからのソースを高品位に再生して楽しむための単体DACとしても楽しめるCDプレーヤー「CD3800」や、プリメインアンプ「AMP3800」も登場。ともに69,300円(税込)で、年内の販売が予定されている。
■DENON
デノンのブースには、オーバーヘッドタイプの最上位モデル「AH-D7000」や、約99%の騒音をカットするノイズキャンセリングヘッドホン「AH-NC732」などが並び、それぞれを試聴することができた。
また、ヘッドホンだけでなく、アナログプレーヤー「DP-500M」によるアナログレコード再生や、一体型ハイコンポ「RCD-CX1」によるCD再生なども紹介され、多様なオーディオ製品を展開するデノンブランドの魅力をアピールしていた。
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