ラックスマン、オーストリア Consensus Audioのスピーカー2機種を発売 - PHILE WEB
吸音材を使用せずに反射音をダンプする

ラックスマン、オーストリア Consensus Audioのスピーカー2機種を発売

公開日 2009/01/30 17:44 Phile-web編集部
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ラックスマン(株)は、オーストリアのConsensus Audio Engineering 社製スピーカーシステム「Consensus Audio」の輸入を開始したと発表した。

発売するのは3ウェイフロア型の「Consensus Audio Magma」(4,095,000円/ペア・税込)と2ウェイフロア型の「Consensus Audio Lightning SE」(2,520,000円/ペア・税込)の2機種。2月に発売を開始する。いずれも、昨年のインターナショナルオーディオショウで、同社が取り扱いを開始することを公表していたモデルだ(関連ニュース)。

左:「Consensus Audio Magma」(Etimo) 右:「Consensus Audio Lightning SE」(Maple)

Consensus Audioは、数々の欧州ハイエンドスピーカーの開発設計を手がけたStefan Fekete氏が立ち上げたブランドで、創業は2003年。Stefan氏は流体工学と機械工学のスペシャリストで、スピーカーボックス内の空気の流れを内部構造によってコントロールし、吸音材を使用することなく反射音を完全にダンプする「Air-flow-Technology」という技術を独自に考案したことで、欧州では著名な存在だという。

同技術は今回発売の2機種にも搭載しており、不要な反射が減少することで位相の乱れを大幅に低減している。

また、両機種のエンクロージャーは7層に貼り合わせたぶなの木を使用。本体色はEtimo/Mapleの2色を用意し、ピアノ塗装が施される。

搭載するユニットは、「Consensus Audio Magma」が1.2インチ・セラミックトゥイーター×1、3.5インチ・セラミックミッドレンジ×1、7インチ・セラミックミッドウーファー×3。「Consensus Audio Lightning SE」はミッドレンジが省略され、1.2インチ・セラミックトゥイーター×1、7インチ・セラミックミッドウーファー×3という構成になる。なお、ユニットは独ティール&パートナー製ユニットを独自にカスタマイズしたものを採用している。

なお、セラミックトゥイーターをオプションで用意される「ダイヤモンド・ツイーターセット」に交換することも可能。オプション価格は1,680,000円(税込)で、装着は注文時にのみ受け付ける。

両機種ともインピーダンスは5Ω、能率は91デシベル。スピーカー入力はシングルワイヤーで、WBTの端子をプラチナコートしたものを搭載している。また、ネットワークには独ムンドルフ製パーツのオリジナルカスタマイズ品を採用している。

そのほか、オプションとしてスパイクセット(262,500円/税込)や独自のスピーカーケーブル(483,000円/税込)が用意されている。

【問い合わせ先】
ラックスマン(株)
TEL/045-470-6991

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