microシリーズ専用ラック「iRack」も

iFI-Audio、「micro iDSD」正式発表 − 試作機よりスペック向上

公開日 2014/06/25 19:05 ファイル・ウェブ編集部
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(有)トップウイングは、最大DSD512に対応したiFI-AudioのUSB-DAC「micro iDSD」と、同ブランドのmicroシリーズ専用ラック「iRack」を7月19日より発売する。

micro iDSD

micro iDSD ¥69,000(税抜)

DSD対応USB-DAC/ポータブルヘッドホンアンプ。ヘッドホン祭(関連ニュース)や独HighEnd(関連ニュース)などのイベントで参考出展されていた製品の正式な発売日や価格が明らかになった格好。それらで出展されていた試作機ではDSD256までの対応だったが、製品版ではDSD512、PCM768まで対応することが明らかになった。

端子部

バー・ブラウン製のデュアルコア4シグナルDACチップセットを搭載し、最大でDSD512、DXD768、PCM768に対応。USB伝送時にはアシンクロナスモードに対応。ビットパーフェクト出力もサポートする。デジタルフィルターは3段階で切替可能。「3Dホログラフィック」「X-BASS」「ゼロジッターテクノロジー」「ダイレクトドライブ」など独自の特許技術も採用している。

本体側面

音声入出力端子はUSB入力/RCA入力のほかに、コンバーチブルタイプのS/PDIF端子も装備。ヘッドホン出力には6.3mm標準端子も備えている。

底面

試作機ではバッテリー容量が3,200mAhだったが、今回の製品版では4,800mAhになった。ポータブルで12時間駆動できることに加えて、外部機器への給電も可能で、iPhoneやスマートフォンを1.5Aで充電できる。

同社では本製品の特設サイトも開設予定。URLは「http://meatymonster.jp/」で、7月上旬の開設を予定している。

なお、弊社刊行の「NetAudio」誌 Vol.15(7月19日発売)において、iFI-AudioサポートによるDSD256音源を付録。Technoboys P.G.によるオールアナログシンセをフル活用した完全録り下ろしDSD256音源を収録し、雑誌に付録する。

iRack
・単体販売 ¥15,000(税抜)
・iRACK + RCA(RCAケーブルセット)¥22,000(税抜)

microシリーズ専用のラック。製品単独販売に加えて、20cmのRCAケーブル2ペア、43cmのRCAケーブル1ペア、3.5mmミニミニケーブルをセットにしたバージョンも用意する。なお、同社では「microシリーズ専用だが、nanoシリーズが混在しても違和感なくお使いいただける」としている。

iRack

ネジ組み立て式で、2段から4段まで段数を調整可能。外形寸法は95W×139H×150Dmmで、質量が470g。

使用イメージ

非磁性ステンレススチールピラーによって微振動を制御。棚には共振を抑えたというオーガニックガラス製のものを採用している。また、天然ゴム製の“O”リング、および精密に加工したというスパイク、専用スパイク受けを採用している。

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  • ジャンルその他
  • ブランドiFI-AUDIO
  • 型番micro iDSD
  • 発売日2014年7月19日
  • 価格¥69,000(税抜)
【SPEC】●音声入出力端子:USB入力/RCA入力、コンバーチブルタイプS/PDIF ●ヘッドホン出力:6.3mm標準 ●連続駆動時間:12時間