(東芝・技術展3) 東芝、ハイビジョン記録可能なDVD。次世代ブルーレーザー光ディスク
CESでも発表されていた「次世代大容量(30GB/面)光ディスク装置」の実物に触れた。各社各様で開発競争を展開しているハイビジョン録画できるDVDが、いよいよ現実味を帯びていたという印象だ。
同社独自のランド&グルーブフォーマットを提案し、記録容量30GBを実現した。HD映像で3時間記録再生可能で、PCでもAVでも使いやすいシステムを構築したという。ソニーは23.3GB〜25GB/面を推進、パナソニックは2層で50GB/面を推進するが、実用化には時間がかかる見込みという。
実際に製品化されるのは2003年度を目標としており、来月にも開かれるDVDフォーラムで正式なフォーマット策定に向けて話し合いが行われるという。製品化のためには、やはり現行DVDとの互換性の確保や、初号機からの2層記録対応が商品力として必要となろう。また、確実な録画再生のためにはカートリッジ式も必須であろう。(AVレビュー編集部)