≪A&V FESTA 2004レポート≫パイオニアブースにTADのブックシェルフが登場
●パイオニアブースでは、この秋に発表された数々の新製品が一堂に展示され、実際にその性能を検証できる。中でも注目なのは、TADの技術を継承したマルチチャンネルスピーカーシステム「S-A77」シリーズだ。同軸ユニットを搭載することにより、高い位相特性を維持しながら、ハイスピードかつダイナミックレンジの広い音を実現している。
また、DVDレコーダー、AVアンプなどは現行の全モデルを展示。さらに、プラズマやホームシアターシステムも主要モデルが並び、プラズマではダイナミックカラーフィルターの比較デモも行われていた。
同社ブースでぜひ体験したいのは、2つ用意された部屋での実演デモだ。1つはハイエンドスピーカー「TAD」の試聴室で、ここには昨年発売されたフラグシップ「TAD-M1」はもちろん、今回初めて公開されたブックシェルフスピーカー「TAD-CM1」も置かれ、音を実際に確かめることができる。TAD-CM1は同軸3ウェイ構成で、TAD-M1と同じドライバーを使っている。TAD-M1と組み合わせ、サラウンドスピーカーとして使うのはもちろん、メインとしても十分に活用できる。ベリリウムトゥイーターを装備し、100kHzまでの広帯域をカバーする。
もう1つの部屋では、同社のシアターシステムが体験できる。前述のS-A77シリーズのほか、AVアンプはVSA-AX5Ai-N、プレーヤーはDV-S969AVi-Nでシステムを構成している。S-A77シリーズは、全てのモデルに同じ同軸ユニットを使っており、クロスオーバー周波数なども揃えられている。このため、つながりの良い自然なサラウンド感が得られる。デモでは、サラウンド用とセンター用を左右に置いた、異なるスピーカーでのステレオ再生も行われた。普通なら正確な音場を再現することは難しいが、本シリーズでは基本的な音調が同じなため、ほとんど違和感を感じることはなかった。
またシアターデモルームでは、i.LinkによるDVDオーディオ・SACDのデジタル伝送、HDMIによる映像のデジタル伝送のデモンストレーションも行われ、アナログでは再現が難しい非常にクリアな再生が堪能できた。
(Phile-web編集部)
avfesta2004
また、DVDレコーダー、AVアンプなどは現行の全モデルを展示。さらに、プラズマやホームシアターシステムも主要モデルが並び、プラズマではダイナミックカラーフィルターの比較デモも行われていた。
同社ブースでぜひ体験したいのは、2つ用意された部屋での実演デモだ。1つはハイエンドスピーカー「TAD」の試聴室で、ここには昨年発売されたフラグシップ「TAD-M1」はもちろん、今回初めて公開されたブックシェルフスピーカー「TAD-CM1」も置かれ、音を実際に確かめることができる。TAD-CM1は同軸3ウェイ構成で、TAD-M1と同じドライバーを使っている。TAD-M1と組み合わせ、サラウンドスピーカーとして使うのはもちろん、メインとしても十分に活用できる。ベリリウムトゥイーターを装備し、100kHzまでの広帯域をカバーする。
もう1つの部屋では、同社のシアターシステムが体験できる。前述のS-A77シリーズのほか、AVアンプはVSA-AX5Ai-N、プレーヤーはDV-S969AVi-Nでシステムを構成している。S-A77シリーズは、全てのモデルに同じ同軸ユニットを使っており、クロスオーバー周波数なども揃えられている。このため、つながりの良い自然なサラウンド感が得られる。デモでは、サラウンド用とセンター用を左右に置いた、異なるスピーカーでのステレオ再生も行われた。普通なら正確な音場を再現することは難しいが、本シリーズでは基本的な音調が同じなため、ほとんど違和感を感じることはなかった。
またシアターデモルームでは、i.LinkによるDVDオーディオ・SACDのデジタル伝送、HDMIによる映像のデジタル伝送のデモンストレーションも行われ、アナログでは再現が難しい非常にクリアな再生が堪能できた。
(Phile-web編集部)
avfesta2004