パイオニアとNHK、高感度撮像素子「HEED冷陰極HARP撮像板」を高解像度化
パイオニア(株)はNHKと共同で、昨年開発に成功した(関連ニュース)小型で超高感度な撮像デバイス「HEED冷陰極HARP撮像板」のさらなる高解像度化を実現したと発表した。
HEED 冷陰極HARP撮像板は、超高感度なHARP膜に、アクティブ駆動型HEED冷陰極アレーを向かい合わせた構造の撮像デバイス。夜間でも鮮明なカラー撮影ができるのが特徴で、報道現場やドラマなどで鮮明な夜間撮影が可能になる。
今回、撮像素子の画素を小さくし、画素数を従来の約5万画素(256×192)から約 30万画素(640×480)へ増やすことに成功した。640×480は通常のテレビ放送(SD画質)と同じ解像度で、テレビでの利用に一歩近づいたことになる。
今回の画素サイズの小型化は、駆動電圧を上げずに約10倍の電子放出密度を達成するなどHEEDの基本性能を向上させたことにより実現したもの。 またLSIも、内蔵する駆動トランジスタの小型化、高性能化を図るべく新規開発したという。
(Phile-web編集部)
HEED 冷陰極HARP撮像板は、超高感度なHARP膜に、アクティブ駆動型HEED冷陰極アレーを向かい合わせた構造の撮像デバイス。夜間でも鮮明なカラー撮影ができるのが特徴で、報道現場やドラマなどで鮮明な夜間撮影が可能になる。
今回、撮像素子の画素を小さくし、画素数を従来の約5万画素(256×192)から約 30万画素(640×480)へ増やすことに成功した。640×480は通常のテレビ放送(SD画質)と同じ解像度で、テレビでの利用に一歩近づいたことになる。
今回の画素サイズの小型化は、駆動電圧を上げずに約10倍の電子放出密度を達成するなどHEEDの基本性能を向上させたことにより実現したもの。 またLSIも、内蔵する駆動トランジスタの小型化、高性能化を図るべく新規開発したという。
(Phile-web編集部)