【速報】松下電器、新パネル搭載/VOD対応“VIERA”PZ750シリーズ4機種を発売
発売するのは、「TH-65PZ750SK」「TH-58PZ750SK」「TH-50PZ750SK」「TH-42PZ750SK」の4機種。前シリーズのPZ700は50/42Vの2サイズのみの展開だったが、今回、65/58V型も最新シリーズに投入された。また、PZ700にはシルバー筐体の「PZ700」とブラック筐体の「PZ700SK」の2ラインがあったが、今回はすべてブラック筐体に統一されている。
搭載チューナーは地上・BS・110度CSデジタルチューナーが2基、地上アナログチューナーが1基。
PZ750シリーズの注目ポイントは2点。新パネルを搭載したことと、ビデオ・オン・デマンド(VOD)機能に対応したことだ。
パネルには新開発の「新フルハイビジョンPEAKSパネル」を搭載。パネル解像度は全モデルとも1,920×1,080となる。従来品に比べ、予備放電の駆動電圧を細かく制御する新アルゴリズムを採用し、発光量を抑えた。これにより黒が沈み込み、コントラスト比10,000対1を実現した。なお、PZ700シリーズのコントラスト比は4,000対1だった。
また、蛍光体プロセスや背面版プロセスを改良することで、パネル寿命約10万時間を実現。従来品は約6万時間だったので、1.5倍以上寿命を引き延ばすことに成功した。
VODでは、アクトビラが提供するSD画質の「アクトビラ ビデオ」、HD画質の「アクトビラ ビデオ・フル」(関連ニュース)に対応。インターネットを介して、SD/HD解像度のH.264映像を再生することができる。
映像処理・パネル駆動回路「フルハイビジョンPEAKSドライバー」では、1画素単位でシーンに応じた彩度・輝度・色相を処理する機能や、自然な肌色の表現を可能にする信号処理アルゴリズム、また最大16ビットの映像処理などを、PZ700シリーズから継承。、3次元色空間でカラーマネジメントを行う「ビビッドカラークリエーション」や、動画疑似輪郭ノイズを低減する「モーションパターンノイズリダクション」なども引き継いでいる。
PZ750シリーズのPEAKSドライバーでは新たに搭載されたのは、「デジタルカラーリアリティー技術」。色再現性、階調性、動画解像力など基本的な画質を向上させたという。
「フルハイビジョンPEAKSプロセッサー」はPZ700シリーズに引き続きUniPhieアーキテクチャーを採用。これによりMPEG4-AVC/H.264の高画質デコードも行え、SDカードムービーで撮影したAVCHD映像を、テレビのSDカードスロットに挿入してダイレクトに再生することができる。
また、デジタルハイビジョン放送受信時のMPEGノイズを低減する「HDオプティマイザー」や、前後の映像との整合を図りながら処理する「コントラストマネジメント」、映像パターンを高精度に検出して画像処理を行う「インテリジェントエンハンサー」、映画フィルム素材を自動検出してプログレッシブ処理する「デジタルシネマリアリティ」など、高画質処理技術もPZ700シリーズから引き続き搭載している。
本製品の詳細、また発表会の模様は追ってお伝えする。
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(Phile-web編集部)