チューナー/ディスプレイのセパレート型
パナソニック、薄さ1インチでWirelessHD対応のプラズマ“VIERA”Zシリーズを発売
パナソニック(株)は、プラズマ“VIERA”の新製品として、最厚部でも約1インチ(24.7mm)のフルフラットディスプレイを採用したZシリーズ 3機種を4月20日に発売する。
3機種の概要は以下の通り。
・54V型「TH-P54Z1」¥OPEN(予想実売価格70万円前後)
・50V型「TH-P50Z1」¥OPEN(予想実売価格60万円前後)
・46V型「TH-P46Z1」¥OPEN(予想実売価格55万円前後)
Zシリーズはすべてプラズマテレビで、「ネオ・プラズマパネル」(Neo PDP)を搭載。新パネルでは、新開発の電極構造によってプラズマパネル前面板の電極幅を広げ、放電領域を拡大。さらに新放電ガスや新蛍光体などを採用し、PZ800シリーズから採用した「ダイナミックブラックレイヤー」も引き続き採用。これらの改善により、発光効率を同社の2007年モデル(PZ750シリーズなど)に比べ約2倍に高めた。
また「ネオ・プラズマパネル」は暗所コントラスト比が約4万対1と、従来の約3万対1からコントラスト比を向上。さらに表示方式を改善し、発光時間を短くした新インパルス表示を採用する。具体的には、蛍光体の残光特性を改善し、パルス時間を短くしたことで、動画ボヤケを改善。動画解像度を従来の900本から1080本(いずれもAPDC方式)に高めた。
なお、本シリーズには、Vシリーズが搭載している、広色域化を可能にするカラーフィルターを省略している。これにより薄型化やコストダウンを可能にしたという。
■最薄部24.7mm+オプションでWirelessHDにも対応の“Zシリーズ”
Zシリーズはチューナー部とディスプレイ部を分けたセパレート型を採用する。デジタルチューナーは1基のみのシングルチューナー仕様。HDMI入力は4系統4端子となる。
ディスプレイ部は最厚部でも約1インチ(24.7mm)の薄型フルフラットで、この薄型化は発光効率の改善により、発熱の問題をクリアできたことが奏功している。
ディスプレイ部とワイヤレスユニット部は、有線の場合はHDMIケーブル等で接続できるが、別売りの「フルハイビジョンワイヤレスユニット」(型番:TU-WH1J)を使うことで、非圧縮の1080p映像を、WirelessHD技術で無線伝送することも可能だ。本規格ではHDMIの信号をそのまま伝送するので、音声も非圧縮伝送が可能となる。WirelessHD規格を採用した製品が市販されるのは世界初。価格はオープンだが6万円前後での販売が予想される。ワイヤレスユニットはまた、米SiBEAM社が開発した「ビームステアリング技術」を採用。遮蔽物がある場合でも室内の壁反射などを利用することで、映像や音声を途切れることなく楽しめる。
またディスプレイ部はx.v.ColorやDeepColorに対応し、色域はデジタルハイビジョン放送の規格「BT-709」を100%カバー。1080/24P入力にも対応する。映像信号処理は最大18ビットで、従来品から採用しているコントラスト/色温度シフト制御技術「デジタルカラー・リアリティー」やMPEGノイズ低減技術「HDオプティマイザー」なども搭載している。
音質面では、新開発の「バーチャル3Dサラウンドシステム」を搭載。周波数制御に、通常のバーチャルサラウンドで使われる逆マトリックス関数を用いず、新たに周波数スペクトルを採用。音響伝達関数の分析や音像の研究成果をアルゴリズムに採用し、従来よりもエリアが広く、また広がり感も高いバーチャルサラウンド再生を実現したという。
ネット機能では、「アクトビラ ビデオ・フル」に対応。またYouTube再生機能も引き続き採用しているほか、SD/SDHCカードスロットも備え、カード内の静止画やMPEG-4 AVC/H.264動画、さらに対応LUMIXで撮影したAVCHD Liteなどの再生が行える。
3機種の概要は以下の通り。
・54V型「TH-P54Z1」¥OPEN(予想実売価格70万円前後)
・50V型「TH-P50Z1」¥OPEN(予想実売価格60万円前後)
・46V型「TH-P46Z1」¥OPEN(予想実売価格55万円前後)
Zシリーズはすべてプラズマテレビで、「ネオ・プラズマパネル」(Neo PDP)を搭載。新パネルでは、新開発の電極構造によってプラズマパネル前面板の電極幅を広げ、放電領域を拡大。さらに新放電ガスや新蛍光体などを採用し、PZ800シリーズから採用した「ダイナミックブラックレイヤー」も引き続き採用。これらの改善により、発光効率を同社の2007年モデル(PZ750シリーズなど)に比べ約2倍に高めた。
また「ネオ・プラズマパネル」は暗所コントラスト比が約4万対1と、従来の約3万対1からコントラスト比を向上。さらに表示方式を改善し、発光時間を短くした新インパルス表示を採用する。具体的には、蛍光体の残光特性を改善し、パルス時間を短くしたことで、動画ボヤケを改善。動画解像度を従来の900本から1080本(いずれもAPDC方式)に高めた。
なお、本シリーズには、Vシリーズが搭載している、広色域化を可能にするカラーフィルターを省略している。これにより薄型化やコストダウンを可能にしたという。
■最薄部24.7mm+オプションでWirelessHDにも対応の“Zシリーズ”
Zシリーズはチューナー部とディスプレイ部を分けたセパレート型を採用する。デジタルチューナーは1基のみのシングルチューナー仕様。HDMI入力は4系統4端子となる。
ディスプレイ部は最厚部でも約1インチ(24.7mm)の薄型フルフラットで、この薄型化は発光効率の改善により、発熱の問題をクリアできたことが奏功している。
ディスプレイ部とワイヤレスユニット部は、有線の場合はHDMIケーブル等で接続できるが、別売りの「フルハイビジョンワイヤレスユニット」(型番:TU-WH1J)を使うことで、非圧縮の1080p映像を、WirelessHD技術で無線伝送することも可能だ。本規格ではHDMIの信号をそのまま伝送するので、音声も非圧縮伝送が可能となる。WirelessHD規格を採用した製品が市販されるのは世界初。価格はオープンだが6万円前後での販売が予想される。ワイヤレスユニットはまた、米SiBEAM社が開発した「ビームステアリング技術」を採用。遮蔽物がある場合でも室内の壁反射などを利用することで、映像や音声を途切れることなく楽しめる。
またディスプレイ部はx.v.ColorやDeepColorに対応し、色域はデジタルハイビジョン放送の規格「BT-709」を100%カバー。1080/24P入力にも対応する。映像信号処理は最大18ビットで、従来品から採用しているコントラスト/色温度シフト制御技術「デジタルカラー・リアリティー」やMPEGノイズ低減技術「HDオプティマイザー」なども搭載している。
音質面では、新開発の「バーチャル3Dサラウンドシステム」を搭載。周波数制御に、通常のバーチャルサラウンドで使われる逆マトリックス関数を用いず、新たに周波数スペクトルを採用。音響伝達関数の分析や音像の研究成果をアルゴリズムに採用し、従来よりもエリアが広く、また広がり感も高いバーチャルサラウンド再生を実現したという。
ネット機能では、「アクトビラ ビデオ・フル」に対応。またYouTube再生機能も引き続き採用しているほか、SD/SDHCカードスロットも備え、カード内の静止画やMPEG-4 AVC/H.264動画、さらに対応LUMIXで撮影したAVCHD Liteなどの再生が行える。
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トピック
- ジャンルプラズマテレビ(ディスプレイ)
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-P54Z1
- 発売日2009年4月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格700,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:54V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:40,000対1 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログ、CATV ●音声実用最大出力:総合20W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×4、D4入力×1、ビデオ入力×3、RGB入力(ミニD- Sub15Pin)×1、光デジタル音声出力、LAN端子、ほか ●消費電力:550W ●外形寸法:1428W×820H×25Dmm(スピーカー取付時) ●質量:約32kg(スピーカー取付時)
- ジャンルプラズマテレビ(ディスプレイ)
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-P50Z1
- 発売日2009年4月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格600,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:50V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:40,000対1 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログ、CATV ●音声実用最大出力:総合20W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×4、D4入力×1、ビデオ入力×3、RGB入力(ミニD- Sub15Pin)×1、光デジタル音声出力、LAN端子、ほか ●消費電力:550W ●外形寸法:1336W×762H×25Dmm(スピーカー取付時) ●質量:約28.5kg(スピーカー取付時)
- ジャンルプラズマテレビ(ディスプレイ)
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-P46Z1
- 発売日2009年4月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格550,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:46V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:40,000対1 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログ、CATV ●音声実用最大出力:総合20W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×4、D4入力×1、ビデオ入力×3、RGB入力(ミニD- Sub15Pin)×1、光デジタル音声出力、LAN端子、ほか ●消費電力:550W ●外形寸法:1249W×719H×25Dmm(スピーカー取付時) ●質量:約25kg(スピーカー取付時)