ソニー、TransferJetとAVCHD対応モデルなど新“Cyber-shot”5機種を発売 - クレードルも同時発売
■TX7/HX5V各機種ごとの特徴
「DSC-TX7」は、スリムボディに特徴を持つTシリーズの新モデル。タッチパネル操作を採用し、広角25mmからの光学4倍カールツァイスレンズを搭載している。カラーバリエーションは、ダークブルー、シルバー、レッドの3色。
モニター部には、92万ドットで3.5V型ワイドの「TruBlack液晶」を搭載。強化ガラスなどと液晶との間に従来存在する空気層に特殊樹脂を封入し、表面には独自のウルトラARフィルムを採用したことで駅正面での光の反射を軽減。従来機「DSC-TX1」に比べてコントラストを21%向上させた。
また、“Party-shot”「IPT-DS1」にも対応。従来は全自動でしか撮影できなかった同機との接続でも、自分の好きなタイミングで撮影できる「オーダー撮影」に新たに対応した。
「オーダー撮影」では、“Party-shot”にも内蔵されているタッチセンサーにタッチすると、撮影対象を検索して構図を合わせ、2秒後にセルフタイマーが作動する。なお、セルフタイマー作動時にはLEDが点滅して撮影タイミングを知らせる。
「DSC-HX5V」は、広角25mmからの光学10倍Gレンズと23万ドットの3.0V型液晶を搭載した高倍率ズームモデル。カラーバリエーションはゴールドとブラックの2色を用意している。
“Handycam”に採用されている高機能手ブレ補正「アクティブモード」を搭載。手ブレ補正の制御技術を改善したことで、動画撮影時の補正角と補正エリアが拡大し、ワイド端で従来比約10倍ブレない性能を実現。これにより、歩きながらの動画撮影などにも対応しやすくなった。
また、本体内にGPSとコンパス機能を内蔵。付属ソフト「PMB(Picture Motion Browser)」やGoogle Earthなどを利用すれば、位置・コンパスデータ付きで画像を表示できる。
■“Wシリーズ”は1410万画素CCD搭載
・DSC-W380 ¥OPEN(予想実売価格30,000円前後) 2月5日発売
・DSC-W350 ¥OPEN(予想実売価格25,000円前後) 2月5日発売
・DSC-W320 ¥OPEN(予想実売価格20,000円前後) 2月5日発売
3機種ともに有効1,410万画素CCDを搭載したモデル。画像処理エンジンには「BIONZ」を採用し、「顔キメ」および「スマイルシャッター」の顔検出機能や、「おまかせオート」などを搭載。モニター部には27万ドットの2.7V型液晶を搭載している。
また、「DSC-W380」と「DSC-W350」の2機種は、顔と動き検出には非対応だがスイングパノラマも搭載している。また、両機種はMPEG4形式での720p動画撮影にも対応しているほか、光学式手ブレ補正も備えている。
「DSC-W380」は、広角24mmからの光学5倍Gレンズを搭載し、F2.4-5.9という数値を実現。カラーバリエーションには、レッド、シルバー、ブラック、ゴールドの4色を用意している。
「DSC-W350」は、広角26mmからの光学4倍カールツァイスレンズを搭載し、F2.7-5.7という数値を実現したモデル。カラーバリエーションは、ブラック、ブルー、ゴールド、ピンク、シルバーの5色で展開される。
「DSC-W320」は、スイングパノラマや光学式手ブレ補正を搭載しないエントリーモデル。広角26mmからの光学4倍カールツァイスレンズを搭載し、F値は2.7-5.7。シルバー、ピンク、グリーンの3色を用意している。
■吉田カバンとのコラボケースなども用意
また、直販サイトのソニースタイルでは、新“Cyber-shot”に合わせて人気ブランドの吉田カバンとコラボレーションした専用ケース「CC-YSD_CSC」も用意。
同製品は今回発表された5機種とのセット販売のみでの取り扱いで、本体とケースの「アクティブセット」、本体とケースに加えてメモリースティックとバッテリーパックもセットになった「ハイビジョン動画スタートセット(メモリースティック)」、本体とSDカード、バッテリーパックとケースがセットになった「ハイビジョン動画スタートセット(SDメモリーカード)」の4種類を用意。メモリースティックやバッテリーを単体で買いそろえるよりも割安な価格で販売する。