録画・ネットワーク機能も強化
東芝、新超解像技術採用でAVC 2番組録画対応の“REGZA”「Z3シリーズ」
DLNAでは「レグザリンク・シェア」を搭載。新たにサーバー機能に対応し、外付けのUSB-HDDに録画した番組を、他の部屋のDLNA対応テレビや、“REGZA Phone”を始めとするスマートフォンなどに配信して視聴することが可能になった。
そのほか、テレビのリモコンで周辺機器をコントロールできる「レグザリンク・コントローラ」、USB-HDDに録画した番組をREGZAブルーレイや東芝製ノートPCにダビングできる「レグザリンク・ダビング」コンセプトも引き続き継承している。
■W長時間録画にも対応 - 節電ボタンも新たに装備
USB-HDD録画に関しては、新たにAVCによる長時間録画に対応。ASモード時には約711時間の録画が行える。なお、REGZA Phoneなどのモバイル機器に録画番組を転送する際には、再生する機器に最適な画質へ自動的に変換する。
録画に際しては、前述のように「地デジ見ながらW録」にも対応。2番組同時の長時間録画にも対応している。また、2番組同時録画中に、両番組をチャプター分割する「Wマジックチャプター」も備えている。また、スロー再生とコマ送りにも新たに対応した。
そのほか、LANハードディスク(NAS)再生にも対応。ホームネットワーク上にあるLANハードディスクに保存したムービーカメラの動画などを本機で再生できるようになった。対応ファイル形式はAVCHDとMPEG-2。本機能はZ1シリーズまでに搭載されていて、Z2シリーズで非搭載となった機能が復活した格好だ。なお、Z2シリーズユーザーに対しては来春にファームウェアアップデートによって本機能を追加提供する予定だという。
また、ネットワーク機能では無線LANコンバーターにも対応。バッファロー「WLAE-AG300N/V2」との動作確認が取れている。
そのほかインターネット関連の機能では、ランキングデータ表示やレグザAppsコネクトにも対応。YouTube視聴やアクトビラなどにも引き続き対応している。
メニュー画面のUIはZ2シリーズから引き続き「レグザメニュー」を採用。テレビの映像を表示しながら、「レグザメニュー」のアイコンを透過表示できる。また、EPGもリモコンのボタンを押してから約0.3秒で表示可能な高速レグザ番組表を採用している。
そのほかではリモコンに新たに「節電ボタン」を搭載。ボタンを押すごとにバックライトのレベルを50%オフ、75%オフと2段階で調節し、効果的に節電できるように配慮した。さらにバックライトの明るさに合わせて最適な映像に自動調整するため、明るさを低減しても美しい映像で視聴できるとしている。
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