エポックメイキングな製品も登場
松下社長が語る50年の歴史秘話/BoAさんが新曲初披露 − オーディオテクニカ発表会詳報
■CMイメージキャラクターBoAさん登場 − 新CMソングを初披露
また、本日の発表会には特別ゲストとして、オーディオテクニカのCMキャラクターを務めるBoAさんが登場。ついこの間撮影したという新CMについて語ったほか、新CMソングを会場で初披露した。
「今日はオーディオテクニカの創立50周年をお祝いしにきました。ここ数年、CMに出させていただいていますが、この間3回目のCMを撮影しました。私は2010年に勧告デビュー10周年を、そして来年5月には日本でのデビュー10周年を迎えます。すごく意味のある年に、オーディオテクニカのCM撮影ができてとても光栄です」と語るBoAさん。「昨年のCMは、映像自体はもちろん『音楽には感動がある』というキャッチフレーズも印象深くて、お気に入りでした」というが、新CMは、これまでのように歌うBoAさんを映したものではないのだという。
「今回のCMは歌っている姿ではないので、顔の表情でいろいろなものを表現できるように心をこめました。これは新たな感覚で、楽しかったです」
撮影はロンドンのロイヤルアルバートホールで行ったとのこと。残念ながらCMは現在鋭意制作中とのことで見られなかったが、イメージカットが公開された。
イメージカットでは、BoAさんと、ステージから見たホール客席が描写されている。「これはアーティスト目線でホールを見たときの風景ですね。ATH-CKS1000はイヤーモニターとしても使えるほど性能の高いモデルで、それを表現しています」とBoAさん。
「新CMで使われる新曲は『milestone』という曲。私の声と、ピアノがメインになっているバラードです。自分が今いる場所、そしてまた戻ってこられる場所…という思いがこもった歌詞で、記念の年を迎えるオーディオテクニカのCMにもぴったりの曲だと思います」と語った。
会場では、この『milestone』をBoAさんが生歌で初披露。「この曲を人前で歌うのは今日が初めてなので、緊張しています!」と恥じらいながらも、美しい歌声を会場に響かせていた。
気になる新CMは、12月7日から放送開始されるとのことだ。
■東京フィルハーモニー交響楽団が弦楽四重奏を演奏
BoAさんに続いて、東京フィルハーモニー交響楽団のメンバーが弦楽四重奏を演奏するという豪華な催しも用意されていた。これは、オーディオテクニカが同楽団の支援メンバーの一員であるということから実現したもの。現存する日本最古のオーケストラである同楽団も、今年は創立100周年のアニバーサリーイヤーなのだという。
ソロ・コンサートマスターの荒井英治さん、セカンドヴァイオリン首席奏者の水鳥 路さん、ヴィオラ首席奏者の須田祥子さん、チェロ首席奏者の服部 誠さんという豪華な面々で、ハイドンの弦楽四重奏曲第77番「皇帝」と、ホルスト「惑星」より「木星」の弦楽四重奏版が披露された。
■その他の50周年記念モデルフォトレポート
ニュースではご紹介できなかったが、今回はマイク、カーオーディオ用ケーブル、にぎり寿司メーカーも50周年記念モデルが発表された。以下に写真でご紹介しよう。