新“BRAVIA”やクラウド型サービス“PlayMemories”も
<CES>ソニー、新BRAVIAやHandycam/Cyber-shot、BDプレーヤーなど新製品大量発表
ビデオカメラ“Handycam”では、従来機「HDR-CX700V/CX560V」比で約13倍の手ブレ補正能力を実現する新開発の手ブレ補正機能を搭載した「HDR-PJ760V/CX760V」などを発表。AVCHDフルハイビジョン3Dが撮影可能な民生用ビデオカメラとして世界最小最軽量を実現した「HDR-TD20V」や、プロジェクター内蔵モデルなど全13機種を3月より順次発売する。
デジタルカメラ“Cyber-shot”では、「360スイングパノラマ」機能や「ピクチャーエフェクト」機能など、最新の機能を搭載した機種など「DSC-W650」「DSC-W620」「DSC-W610」全3機種を発表。また、モバイルHDスナップカメラ“Bloggie”についても、Wi-Fi機能の搭載によるライブストリーミングを実現した「MHS-TS55」(想定売価249ドル)や、水深5mまでの防水機能を備えたモデルなど2機種を発表した。すべて1月より順次発売する。なお、“Bloggie”はどちらも日本での販売予定はないとのこと。
また、有効約1,200万画素のイメージセンサーを内蔵し、“BRAVIA”の高画質技術を採用した新型スマートフォン「Xperia ion」、「Xperia S」も発表。詳細はこちらでお伝えしている。そのほか、Android搭載の“Walkman” ZシリーズやPS Vitaを2月から米国で順次発売することも発表した。
■46型の裸眼3D液晶ディスプレイなど注目の参考展示も
参考展示としては、“Crystal LED Display”に加え、開発中の液晶パネルを採用した裸眼3Dディスプレイも披露。4K2K解像度のベースパネルを使用し、3D映像はHD解像度を実現した46V型モデルと、解像度1920×1080×RGB画素の2D映像と3D映像の切替表示が可能な24V型モデルを参考出展している。
また、パソコン“VAIO”においても、“BRAVIA”の技術を応用することで高画質・高音質化を図った裸眼3D視聴が可能なボードPCや、ウルトラブック、ノートPCの試作機を展示。さらに、今後のVAIOの方向性の一つとして、スレートデザインのPCやスライド式のノートPCなどの試作機も披露する。
■クラウド型の新サービス“Play Memories”を開始
撮影した思い出の動画や静止画の管理・鑑賞・編集・共有などの撮影後の楽しみを広げるソリューションとして“PlayMemories”(プレイメモリーズ)シリーズを新たに発表。1月上旬より全世界で順次展開する。