TVメーカー各社の動向をまとめてチェック
<IFA>見えてきた、各社4Kテレビ商品化のロードマップ
●LGは12月に84型4Kテレビを発売。サムスンは参考展示
韓国LG電子は、4Kテレビだけでなく有機ELも展示し、最も積極的に展開していた印象だ。同社のブースは偏光3D「CINEMA 3D」を前面に打ち出したコーナーも展開しており、すでに発表済の、84型IPSパネル搭載4K液晶テレビも展示。本機は今年12月に16,000〜20,000ユーロで発売するという。
有機ELテレビは、CESで披露した、白色の有機ELにRGBのカラーフィルターを使うタイプで、8,000〜10,000ユーロで12月発売とのこと。こちらは2Dソースの上映もしていたが、ソースの原因とも見られる映像の荒れが発生しており、画質の評価は行えなかった。
4K関連の動きをまとめると、今年中にソニーの84V型4Kテレビ、12月にはLGが84V型4Kテレビを投入。東芝は2013年度、シャープは2013年第3四半期の商品化を予定している。年末から来年にかけて、次々に4Kの高画質ディスプレイが登場することになり、AVファンにとっても楽しみな一年となりそうだ。