タンノイ「マーキュリーmX」が防磁型「マーキュリーmXM」シリーズとして新登場

左写真：右から大きい順にmx4-M、mx3-M、mx2-M、mx1-M、mxR-M、mxC　右写真：サブウーファーmX-SUB10

●英国タンノイ社は、人気スピーカーシステム「マーキュリーmX」シリーズを防磁仕様とし、「マーキュリーmXM」シリーズとして新発売する。

「マーキュリーmXM」シリーズは、前シリーズの力強い低音と透明でプレゼンス豊かな中高域再生の設計思想を受け継ぎながら、新開発防磁仕様ユニットをチェリー木目調の新デザイン・エンクロージャーに搭載している。

バス・ユニットは前シリーズ同様の高密度ペーパー・コーンをセラミックフィルムでコーティング（カラーはブラックに変更）、充実した中低域性能を獲得。均一な高域放射特性を実現するソフトドーム・ツィーターと相まって、ホームシアター再生には欠かせないプレゼンス豊かな再生を可能としている。エンクロージャーはパネル構築を凸凹構造で強固に合わせるなど、低音域の影響を極力排除。レスポンスが早くカラーレーションのない音質を実現している。

また、このシリーズとともにサラウンドシステムを構築するためのサブウーファーとして、アンプ内蔵型の「mercury mX-SUB10」も用意されている。 本製品は、エンクロージャーのすべてに 高密度素材MDFを採用、高密度ペーパー・コーン採用の バス・ユニット、10インチ・バス・ユニットの能力を最大限に生かす最大出力150ワットのアンプを搭載し、パワフルな重低音をきかせてくれる。さらに、5.1チャンネル・サラウンドとの組合せに便利な機能を装備 した、使い勝手のいいモデルである。（Phile-web編集部）