三菱、ミドルクラスのホームシアター用DLPプロジェクターを発売
LVP-D1208 |
本機は、4対3型(1024×768ドット)のDLPパネルを搭載。ただし縦方向は576ドットしか使用せず、ワイドパネルとして用いる。NTSCのスルー表示や、ハイビジョンのクォーターHDをスルー表示することができるのが利点となる。
DLPパネルのミラー振り角は±12度で、HD2パネルと同様。これによりコントラスト比2500対1を実現した。
使用ランプは210Wで、明るさは 700ANSIルーメン。シアター用モデルとして、高輝度よりも映像の質感を重視した格好だ。
カラーホイールは5倍速回転で、カラーブレイキイングノイズの解消に努めている。また色合いはVP-2001を再現することを目標に調整されたという。
映像処理回路にもこだわりが見られる。IP変換用にはシリコンイメージ社のDV504を、スケーラーにはイスラエルPLUS社のものを、スイッチャーにはアナログデバイセス社のものを選択。このスイッチャー用回路はD2001に搭載されたのと同じものだ。
接続端子では、HDCPに対応したDVI-D端子を装備したのが注目される。対応DVDプレーヤーなどがあればデジタルTOデジタルで本機と接続できる。さらに、DVI接続時も、アナログ時と同様の画質調整が行えるのがうれしい。
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドMITSUBISHI
- 型番LVP-D1208
- 発売日3月24日
- 価格¥498,000
【SPEC】●表示素子:16対9 0.7型DMD 総画素数1024×576 ●レンズ:手動ズーム フォーカスF2.6 ●光源ランプ:210W NSH ●明るさ:700ANSIルーメン ●コントラスト比:2500対1 ●入力端子:DVI 1系統、ビデオ1系統、Sビデオ1系統、RCA色差1系統 ●ファンノイズ:31dB ●消費電力:300W(待機時15W) ●外形寸法:300W×90H×245Dmm ●質量:3.4kg