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「GALAXY Note 3」「LG G2」「isai」をテスト

【レビュー】「ハイレゾ対応」謳うAndroidスマホの“対応度”をチェック

公開日 2013/11/25 14:31 レポート/山本 敦
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「GALAXY Note 3」と「LG G2」がポタアンとのデジタル接続に対応

続いてスマートフォンのUSB端子からのデジタル出力を試した。スマートフォンをハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーとして使用することも想定し、まずはデジタル接続対応のUSB-DAC内蔵ポタアンにつなげるかを検証した。今回はUSB AudioをサポートしたAndroid端末からのデジタル接続に対応する、iBasso「D Zero-SE」をリファレンスにした。

D Zero-SEに付属するケーブルでスマートフォンに接続してみたところ、「GALAXY Note 3」と「LG G2」はD Zero-SEのランプがすぐに点灯。USBオーディオデバイスとして認識された。ポタアンの電源を入れ、ミュージックアプリからハイレゾファイルを再生すると、ポタアンにつないだヘッドホンから音が出た。

LG G2ではD zero-SEの電源を入れていない状態でも「LINK」のランプが点灯。外部USBオーディオデバイスとして認識がされた

GALAXY Note 3とD zero-SEを接続。D zero-SE側のランプが点灯し、ヘッドホンからの音楽再生も行えた

「isai」についてはUSBオーディオデバイスとして認識されなかった。ただしD Zero-SEはもともと、すべてのAndroid製品との組み合わせを保証している製品ではなく、むしろ動作を保証している製品は少ない。ほかに、動作保証外のGoogle「NEXUS 7(2013年モデル)」とソニーモバイル「Xperia Z1」も接続してみたが、どちらもD Zero-SEを認識せず、デジタル出力は行えなかった。

isaiはランプが点灯せず、USBオーディオデバイスとして認識がされなかった

ソニーモバイルの「Xperia Z1」もD zero-SEに接続できた

USBオーディオ機器のデジタル出力についても、サムスンとLGに仕様を尋ねた。サムスンからは回答が得られなかったが、LGからは「192kHz/24bitの音源をそのままUSBから出力することはできず、ダウンサンプリングして再生が行われる仕様だ」という回答が得られた。

続いて、据え置き型コンポーネントとハイレゾ対応スマートフォンを組み合わせた。実験にはラックスマンのUSB-DAC「D-06」をリファレンスとして使った。

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