<山本敦のAV進化論>第9回
業界最小「40型の4Kテレビ」を出す理由とは? REGZA 「40J9X」レビュー&インタビュー
以前、当サイトでレグザ「Z9X」シリーズの視聴レポート(関連記事)を報告したが、今年の夏はフラグシップのZシリーズ以外にも、もう一つの“4Kレグザ”がある。40型の「40J9X」だ。40インチという、最近はすでにパーソナルサイズと呼ばれるようになった画面サイズのテレビで、果たして4Kらしいインパクトが得られるのか?商品化が決定してからずっと気になっていた本機の映像が、いよいよ“ほぼ最終製品のレベル”に到達したと聞き、いち早く視聴すべく東芝の視聴室を訪ねた。
■そもそもJシリーズはどんなモデルか
今夏の“4Kレグザ”には「Z」と「J」の2つのシリーズがある。フラグシップの「Z9X」シリーズには、4月25日から前倒しで出荷が始まった58型と50型以外に、65型、84型の4つのモデルが揃う。一方「J9X」シリーズは40型のシングルラインナップ。高画質エンジン「レグザエンジンCEVO 4K」や直下型広色域LED採用の「4Kダイレクトピュアカラーパネル」など、Zシリーズと全く変わらない高画質技術が搭載された贅沢な仕様は共通としながら、「タイムシフトマシン」による全録機能がJシリーズには搭載されていないところが最大の違いだ。
映像機能の部分でZ9Xシリーズと違う部分はあるのだろうか。レグザの商品企画を担当する東芝ライフスタイル(株)の本村裕史氏に訊ねた。
「40J9Xはバックライトのエリアコントロールに対応していないのですが、ネイティブコントラストが高いパネルを使っているので、それをデメリットとして感じることはないと思います。パネルの輝度はZ9Xの65/58/50型で実現している700nitよりも少し低い500nitとしています。その理由は40型のJ9Xはより至近距離で視聴することを想定していますので、700nitのピーク輝度がなくても十分にハイダイナミックレンジが体験でき、むしろこのサイズによりマッチすると判断したからです」(本村氏)
2点支持のテーブルトップスタンドをはじめ、外観のデザインはZ9Xとコンセプトが共通化されている。スタンドはつや消し処理を施したメタル素材として、ルックスの高級感と、画面の映像を邪魔しない落ち着きのある佇まいを持たせた。
■驚きの「4K・近接視聴」のリアリティ
レグザ開発陣がおすすめする、テレビからおよそ1〜1.5mの至近距離で40J9Xを視聴した。まずは東芝が独自に制作した東京スカイツリーと夜景、京都の仏閣を撮影した4Kネイティブのデモンストレーション映像から。映像メニューは「あざやか」に設定している。
■そもそもJシリーズはどんなモデルか
今夏の“4Kレグザ”には「Z」と「J」の2つのシリーズがある。フラグシップの「Z9X」シリーズには、4月25日から前倒しで出荷が始まった58型と50型以外に、65型、84型の4つのモデルが揃う。一方「J9X」シリーズは40型のシングルラインナップ。高画質エンジン「レグザエンジンCEVO 4K」や直下型広色域LED採用の「4Kダイレクトピュアカラーパネル」など、Zシリーズと全く変わらない高画質技術が搭載された贅沢な仕様は共通としながら、「タイムシフトマシン」による全録機能がJシリーズには搭載されていないところが最大の違いだ。
映像機能の部分でZ9Xシリーズと違う部分はあるのだろうか。レグザの商品企画を担当する東芝ライフスタイル(株)の本村裕史氏に訊ねた。
「40J9Xはバックライトのエリアコントロールに対応していないのですが、ネイティブコントラストが高いパネルを使っているので、それをデメリットとして感じることはないと思います。パネルの輝度はZ9Xの65/58/50型で実現している700nitよりも少し低い500nitとしています。その理由は40型のJ9Xはより至近距離で視聴することを想定していますので、700nitのピーク輝度がなくても十分にハイダイナミックレンジが体験でき、むしろこのサイズによりマッチすると判断したからです」(本村氏)
2点支持のテーブルトップスタンドをはじめ、外観のデザインはZ9Xとコンセプトが共通化されている。スタンドはつや消し処理を施したメタル素材として、ルックスの高級感と、画面の映像を邪魔しない落ち着きのある佇まいを持たせた。
■驚きの「4K・近接視聴」のリアリティ
レグザ開発陣がおすすめする、テレビからおよそ1〜1.5mの至近距離で40J9Xを視聴した。まずは東芝が独自に制作した東京スカイツリーと夜景、京都の仏閣を撮影した4Kネイティブのデモンストレーション映像から。映像メニューは「あざやか」に設定している。