【特別企画】「プレミアム4K」アピールの根拠とは?
東芝「4Kレグザ Z9X」の高画質化ポイントを徹底解説
■「高画質なプレミアム4K」を追及したレグザZ9X
各社から対応モデルが登場し、ますます盛り上がりを見せる「4K」。薄型テレビ市場では昨年よりBDソフトのフルHD映像をアップコンバートすることを主眼に据えた4Kテレビが市場を賑わせていたが、それは4Kに投資する先進的なAVファンが薄型テレビに求めていた性能が、やはり「高画質」だったということだろう。
そんななか、東芝が2014年春の「4K REGZA(レグザ)」として発表したレグザ「Z9Xシリーズ」(関連ニュース)は、同社が「プレミアム4K」として改めて高画質で勝負を仕掛けたモデルだ。
最大の特徴は「直下型広色域LED採用4Kダイレクトピュアカラーパネル」の採用だ(※84Z9Xを除く)。同社では昨年、「プレミアム2Kモデル」として「Z8シリーズ」(レビュー記事)を発売した際に「ダイレクトピュアカラーパネル」を採用。輝くような高画質を志向し、2Kテレビの高画質モデルとしてインパクトを残した。今回のZ9Xはその高画質テクノロジーを4Kパネルへと融合させた上で、満を持して「プレミアム4K」のテレビを送り出してきたというわけだ。
Z9Xのサイズラインナップは84/65/58/50型の4モデルで展開し、昨年来のUSB HDD増設による「タイムシフトマシン」を始めとした東芝らしい多機能も継承している。同時に、4Kテレビとして業界最小となる40型の「40J9X」(関連ニュース)も登場している。
レグザZ9Xは、なぜ「プレミアム4K」の高画質を実現しているのか。それは、ただ4K(3,840×2,160ドット)パネルを採用しただけにとどまらず、4K時代の高画質として定着しつつある「広色域」「HDR」(ハイダイナミックレンジ)、そしてレグザが伝統的に高画質の差別化ポイントとしてきた「画質エンジン」のすべてに、過去のシリーズの集大成とも言えるテクノロジーを投入しているからだ。そしてそれらは、4Kのみにとどまらない、現在の高画質トレンドのすべてをカバーするほど時代の要請にマッチしたものとなっているのだ。
それでは、4Kテレビのなかでも「プレミアム4K」として画質面で勝負を仕掛けるZ9Xシリーズが高画質を実現できたポイントを詳しく解説していこう。
各社から対応モデルが登場し、ますます盛り上がりを見せる「4K」。薄型テレビ市場では昨年よりBDソフトのフルHD映像をアップコンバートすることを主眼に据えた4Kテレビが市場を賑わせていたが、それは4Kに投資する先進的なAVファンが薄型テレビに求めていた性能が、やはり「高画質」だったということだろう。
そんななか、東芝が2014年春の「4K REGZA(レグザ)」として発表したレグザ「Z9Xシリーズ」(関連ニュース)は、同社が「プレミアム4K」として改めて高画質で勝負を仕掛けたモデルだ。
最大の特徴は「直下型広色域LED採用4Kダイレクトピュアカラーパネル」の採用だ(※84Z9Xを除く)。同社では昨年、「プレミアム2Kモデル」として「Z8シリーズ」(レビュー記事)を発売した際に「ダイレクトピュアカラーパネル」を採用。輝くような高画質を志向し、2Kテレビの高画質モデルとしてインパクトを残した。今回のZ9Xはその高画質テクノロジーを4Kパネルへと融合させた上で、満を持して「プレミアム4K」のテレビを送り出してきたというわけだ。
Z9Xのサイズラインナップは84/65/58/50型の4モデルで展開し、昨年来のUSB HDD増設による「タイムシフトマシン」を始めとした東芝らしい多機能も継承している。同時に、4Kテレビとして業界最小となる40型の「40J9X」(関連ニュース)も登場している。
レグザZ9Xは、なぜ「プレミアム4K」の高画質を実現しているのか。それは、ただ4K(3,840×2,160ドット)パネルを採用しただけにとどまらず、4K時代の高画質として定着しつつある「広色域」「HDR」(ハイダイナミックレンジ)、そしてレグザが伝統的に高画質の差別化ポイントとしてきた「画質エンジン」のすべてに、過去のシリーズの集大成とも言えるテクノロジーを投入しているからだ。そしてそれらは、4Kのみにとどまらない、現在の高画質トレンドのすべてをカバーするほど時代の要請にマッチしたものとなっているのだ。
それでは、4Kテレビのなかでも「プレミアム4K」として画質面で勝負を仕掛けるZ9Xシリーズが高画質を実現できたポイントを詳しく解説していこう。
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