世界的DJとのコラボモデルの音質や使い勝手を中林直樹がレポート
フィリップス「A5-PROi」レビュー。オーディオ用でも活躍するプレミアムDJヘッドホン
フィリップスのプレミアムDJヘッドホン「A5-PROi」は、同社が誇る“ゴールデンイヤー”と世界的DJのコラボレーションで実現した、DJ用途に限らず注目のモデルで、先日開催された「ポタフェス」でも多くの来場者の関心を集めていた(イベントレポートはこちら)。中林直樹氏がこのA5-PROiの魅力を、DJ用途、ホーム用途の両面から分析していく。
■フィリップスのラインナップに加わったプレミアムDJヘッドホン
フィリップスが今、ヘッドホン/イヤホンのシーンに大攻勢を仕掛けていることは、このサイトをご覧の方なら実感していることだろう。ハイコストパフォーマンスモデルとして、クチコミやウェブ、地上波テレビ番組などで紹介され、多くのユーザーを生み出したイヤホン「SHE9700」がその布石のひとつとなったことは明らかだ。この市場に大きな可能性があることを、その出来事で実感したといって良いのかもしれない。
また、それまでも数多くのラインナップを誇っていた同社だが、どちらかといえば、手の届きやすい価格帯のものが大半だった。ところが、そこに新たなブランド「Fidelio」を創設。ハイエンドラインと位置づけ、ヘッドホン「L2」、イヤホン「S2」などはもちろん、ポータブルタイプのワイヤレススピーカー「P9」なども投入している。製品が急速に増えている印象だ。このアグレッシブな展開に、グローバル企業としての底力を感じずにはいられない。
■世界最高峰のDJ、アーミン・ヴァン・ブレーン氏が開発に参加
そんな中、新たに生み出されたのがDJユースのヘッドホン「A5-PROi」である。開発に関わったのは、Fidelioと同様、ゴールデンイヤーと呼ばれるサウンドエンジニアリングの専門家たちだ。
そこにもう一人、重要人物が参画した。Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)である。彼は主にトランス系のシーンで活躍するオランダのDJ。1976年生まれで、14歳のころからDJ活動を始めたというから、キャリアは既に20年以上にも及ぶ。また、英国のクラバー向け雑誌『DJ Magazine』では計5回もナンバーワンDJとしての栄誉に輝いているそうだ。また、プロデューサーやリミキサーとしても活躍し、日本のタレントの楽曲も手がけている。そんな世界のトップDJとのコラボレーションで姿を現したのが本機だ。現場で培われたアーミンの経験やセンスがふんだんに盛り込まれたプレミアムモデルなのである。
■フィリップスのラインナップに加わったプレミアムDJヘッドホン
フィリップスが今、ヘッドホン/イヤホンのシーンに大攻勢を仕掛けていることは、このサイトをご覧の方なら実感していることだろう。ハイコストパフォーマンスモデルとして、クチコミやウェブ、地上波テレビ番組などで紹介され、多くのユーザーを生み出したイヤホン「SHE9700」がその布石のひとつとなったことは明らかだ。この市場に大きな可能性があることを、その出来事で実感したといって良いのかもしれない。
また、それまでも数多くのラインナップを誇っていた同社だが、どちらかといえば、手の届きやすい価格帯のものが大半だった。ところが、そこに新たなブランド「Fidelio」を創設。ハイエンドラインと位置づけ、ヘッドホン「L2」、イヤホン「S2」などはもちろん、ポータブルタイプのワイヤレススピーカー「P9」なども投入している。製品が急速に増えている印象だ。このアグレッシブな展開に、グローバル企業としての底力を感じずにはいられない。
■世界最高峰のDJ、アーミン・ヴァン・ブレーン氏が開発に参加
そんな中、新たに生み出されたのがDJユースのヘッドホン「A5-PROi」である。開発に関わったのは、Fidelioと同様、ゴールデンイヤーと呼ばれるサウンドエンジニアリングの専門家たちだ。
そこにもう一人、重要人物が参画した。Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)である。彼は主にトランス系のシーンで活躍するオランダのDJ。1976年生まれで、14歳のころからDJ活動を始めたというから、キャリアは既に20年以上にも及ぶ。また、英国のクラバー向け雑誌『DJ Magazine』では計5回もナンバーワンDJとしての栄誉に輝いているそうだ。また、プロデューサーやリミキサーとしても活躍し、日本のタレントの楽曲も手がけている。そんな世界のトップDJとのコラボレーションで姿を現したのが本機だ。現場で培われたアーミンの経験やセンスがふんだんに盛り込まれたプレミアムモデルなのである。