独自開発の音孔構造を引き続き採用
エレコムのハイレゾ対応イヤホン第二弾「EHP-CH3000」レビュー。こだわりデザインに正統派サウンド
正直な話「ハイレゾ」の定義とロゴが定められた際に危惧したことのひとつは、オーディオに本気じゃないメーカーから「スペック上はハイレゾの定義を満たしたんで、それを売りにしますよ?」という製品が乱発されてしまうのではないかということだった。
しかしそこで「ハイレゾっていうキャッチーなきっかけも用意されたことだし…我らも本気を出す時が来たようだなッ!」的な、まさに本気の製品を出してきてくれたのがエレコム。昨年11月に発売したハイレゾ対応イヤホン「EHP-CH2000」に続き、4月にはハイレゾ対応イヤホン第二弾となる「EHP-CH3000(関連ニュース)」を発売した。
ハイレゾ対応を高らかに打ち出した第一弾モデル「EHP-CH2000」は、僕のレビュー記事から自己引用すると「スペック上だけでのハイレゾ対応ではなく真剣にオーディオに取り組んだものであり、真剣なオーディオ機器として評価するに値するだけの力を備えていると納得」「低重心だが低域過多ではなく、高域も派手にせずしっとりとした落ち着きのある音調」というものだった。
つまりエレコムは話題性の面は「ハイレゾ対応!」に任せて、製品そのものは「堅実」にまとめあげてきたわけだ。そこにオーディオに対しての「エレコムの本気」を感じた。
そんなエレコムからハイレゾ対応イヤホン第二弾が登場となれば気になるのは当然。早速チェック!
「EHP-CH3000/CH3000S」(Sはリモコンマイク付きモデル)は、見ての通りまずデザインが派手というか独特だ。可動っぽいけど可動じゃないアームっぽい部分や、脱着可能っぽいけど脱着可能じゃないケーブル接合部分や、一部がむき出しの配線などメカニカルでロボ感を押し出したようなデザインが印象的だ。
カーキ色のモデルも用意されており、そちらはミリタリー感がさらに強まる。「これデザイン偏重で音がおざなりになってるパターンでは…」という不安を持たれがちなタイプではあるだろう。
しかし、エレコムは前述の“堅実な”「EHP-CH2000」が好評を得ており、「ぱっと見が派手でなくても音が良ければ評価される≒ぱっと見が派手でも音がいまいちなら歓迎はされない」と理解しているはずのメーカーだ。新モデルでもそこを間違えてはいない。
つまり、今回の「EHP-CH3000」は「ぱっと見は派手だけれど実は音も良い」モデルとして完成されているのだ。
しかしそこで「ハイレゾっていうキャッチーなきっかけも用意されたことだし…我らも本気を出す時が来たようだなッ!」的な、まさに本気の製品を出してきてくれたのがエレコム。昨年11月に発売したハイレゾ対応イヤホン「EHP-CH2000」に続き、4月にはハイレゾ対応イヤホン第二弾となる「EHP-CH3000(関連ニュース)」を発売した。
ハイレゾ対応を高らかに打ち出した第一弾モデル「EHP-CH2000」は、僕のレビュー記事から自己引用すると「スペック上だけでのハイレゾ対応ではなく真剣にオーディオに取り組んだものであり、真剣なオーディオ機器として評価するに値するだけの力を備えていると納得」「低重心だが低域過多ではなく、高域も派手にせずしっとりとした落ち着きのある音調」というものだった。
つまりエレコムは話題性の面は「ハイレゾ対応!」に任せて、製品そのものは「堅実」にまとめあげてきたわけだ。そこにオーディオに対しての「エレコムの本気」を感じた。
そんなエレコムからハイレゾ対応イヤホン第二弾が登場となれば気になるのは当然。早速チェック!
「EHP-CH3000/CH3000S」(Sはリモコンマイク付きモデル)は、見ての通りまずデザインが派手というか独特だ。可動っぽいけど可動じゃないアームっぽい部分や、脱着可能っぽいけど脱着可能じゃないケーブル接合部分や、一部がむき出しの配線などメカニカルでロボ感を押し出したようなデザインが印象的だ。
カーキ色のモデルも用意されており、そちらはミリタリー感がさらに強まる。「これデザイン偏重で音がおざなりになってるパターンでは…」という不安を持たれがちなタイプではあるだろう。
しかし、エレコムは前述の“堅実な”「EHP-CH2000」が好評を得ており、「ぱっと見が派手でなくても音が良ければ評価される≒ぱっと見が派手でも音がいまいちなら歓迎はされない」と理解しているはずのメーカーだ。新モデルでもそこを間違えてはいない。
つまり、今回の「EHP-CH3000」は「ぱっと見は派手だけれど実は音も良い」モデルとして完成されているのだ。