【特別企画】美しいデザインと高音質を兼備
VGP審査員がコスパに驚嘆。価格からは信じられないサウンドのハイレゾイヤホンを発掘!
年に2度開催されるAV機器のアワード「VGP」。この数年は「VGPライフスタイル分科会」が創設され、ヘッドホンやパーソナルオーディオも網羅している。
その審査は、メーカーやブランド、価格にとらわれず、徹底的に試聴するスタイルを貫く。過去には、それまで無名だったブランドを評価し、結果的に多くのユーザーの支持を得たケースもある。隠れた良品を発掘するのは、VGPの使命のひとつなのだ。
そしてまた、今回のVGP2016でも、審査員一同を興奮させる事態が起きた。新たなブランドの発掘に成功したのだ。それはソフトバンクコマース&サービス株式会社のスマホ関連アクセサリーブランド「SoftBank SELECTION」(ソフトバンクセレクション)のハイレゾ対応イヤホン「SE-5000HR」だ。
正直なところ、試聴当日まで、審査員の中でその名を知る者はほとんどおらず、また、オーディオとしてのクオリティーも期待していなかった。しかし、実際に「SE-5000HR」の音を聴いてみてビックリ。品位に加え、大手メーカーや専門メーカーに引けを取らない魅力も持ち合わせている。
さらに価格を聞いて、もう一度ビックリ。なんと8,880円と、音質や外観からは想像できないほどリーズナブルだったからだ。
後日、他のモデルも含めて厳正な試聴と審査を行った結果、「SE-5000HR」は見事、インナーイヤー型ヘッドホン(5000円以上1万円未満クラス)で最高位の金賞に輝いた。加えて、審査員が特に推薦する特別賞のうち、コストパフォーマンスが優秀な製品に贈られる「コスパ賞」が授与された。
人気で激戦区のインナーイヤー型ヘッドホン(5000円以上1万円未満クラス)において、VGPの主要賞をダブル受賞する快挙を果たした「SE-5000HR」。新たなストーリーの始まりを予感させる。
この記事では、「SE-5000HR」に関する詳細レビューをベースに、ダブル受賞に至ったポイントや魅力を解説していく。
■元大手オーディオメーカーの技術者やデザイナーが開発
製品を詳しく紹介する前に、オーディオ機器ブランドとしてはまだ知名度が低いであろう「SoftBank SELECTION」について紹介したい。
当初筆者は、「SoftBank SELECTION」という名称から、スマホ関連のアクセサリー商社と想像した。ところが実際は、社内で商品企画、デザイン、開発、品質管理までを行っているというから意外だった。
今回の「SE-5000HR」については、大手オーディオ機器メーカーに在籍した経験を持つエンジニアやデザイナーが開発を担当しているとのことで、直接話を伺う機会を得たが、合点の行くものであった。
さて、今回取り上げる「SE-5000HR」は、ハイレゾ対応の高品位モデルである。ではなぜ「SoftBank SELECTION」が本格的なオーディオに着手したのだろうか?
その審査は、メーカーやブランド、価格にとらわれず、徹底的に試聴するスタイルを貫く。過去には、それまで無名だったブランドを評価し、結果的に多くのユーザーの支持を得たケースもある。隠れた良品を発掘するのは、VGPの使命のひとつなのだ。
そしてまた、今回のVGP2016でも、審査員一同を興奮させる事態が起きた。新たなブランドの発掘に成功したのだ。それはソフトバンクコマース&サービス株式会社のスマホ関連アクセサリーブランド「SoftBank SELECTION」(ソフトバンクセレクション)のハイレゾ対応イヤホン「SE-5000HR」だ。
正直なところ、試聴当日まで、審査員の中でその名を知る者はほとんどおらず、また、オーディオとしてのクオリティーも期待していなかった。しかし、実際に「SE-5000HR」の音を聴いてみてビックリ。品位に加え、大手メーカーや専門メーカーに引けを取らない魅力も持ち合わせている。
さらに価格を聞いて、もう一度ビックリ。なんと8,880円と、音質や外観からは想像できないほどリーズナブルだったからだ。
後日、他のモデルも含めて厳正な試聴と審査を行った結果、「SE-5000HR」は見事、インナーイヤー型ヘッドホン(5000円以上1万円未満クラス)で最高位の金賞に輝いた。加えて、審査員が特に推薦する特別賞のうち、コストパフォーマンスが優秀な製品に贈られる「コスパ賞」が授与された。
人気で激戦区のインナーイヤー型ヘッドホン(5000円以上1万円未満クラス)において、VGPの主要賞をダブル受賞する快挙を果たした「SE-5000HR」。新たなストーリーの始まりを予感させる。
この記事では、「SE-5000HR」に関する詳細レビューをベースに、ダブル受賞に至ったポイントや魅力を解説していく。
■元大手オーディオメーカーの技術者やデザイナーが開発
製品を詳しく紹介する前に、オーディオ機器ブランドとしてはまだ知名度が低いであろう「SoftBank SELECTION」について紹介したい。
当初筆者は、「SoftBank SELECTION」という名称から、スマホ関連のアクセサリー商社と想像した。ところが実際は、社内で商品企画、デザイン、開発、品質管理までを行っているというから意外だった。
今回の「SE-5000HR」については、大手オーディオ機器メーカーに在籍した経験を持つエンジニアやデザイナーが開発を担当しているとのことで、直接話を伺う機会を得たが、合点の行くものであった。
さて、今回取り上げる「SE-5000HR」は、ハイレゾ対応の高品位モデルである。ではなぜ「SoftBank SELECTION」が本格的なオーディオに着手したのだろうか?
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