音も機能も日本のリビングで使いやすい
“コンパクトで音が良い”を実現したサウンドバー。ボーズ「Solo 5 TV」レビュー
■ワンボディのテレビスピーカー“Solo”シリーズに最小サイズ「Solo 5 TV」が登場
米国発のブランドとして、薄型テレビと組み合わせるサウンドバーの分野でも日本で定番ブランドの地位を確立したボーズ。「Bose Solo 15 series II」が先行して登場した“Solo”シリーズに、40〜50型クラスの薄型テレビと組み合わせやすい最新モデル「Bose Solo 5 TV sound system(以下、Solo 5 TV)」が追加された。スピーカーアレイを内蔵したワンボディの筐体に、ボーズ独自技術「TrueSpace signal processing」を搭載して広がりある音場空間を創出する、Soloシリーズ最小モデルだ。
早速42型の薄型テレビを設置したテレビラックの前に「Solo 5 TV」を置いてみると、小型スピーカーに定評のあるボーズの製品らしい極小サイズと、薄型テレビとのマッチングの良さを実感できる。奥行きはわずか8.6cmで、テレビの前だけでなくテレビラックの中にもピタリと収納できるサイズだ。548W×70H×86Dmmの寸法は、40型クラスの薄型テレビに最適。質量も1.7kgと軽量化されており、女性でもセットアップしやすいだろう。
オーディオの接続方式は、デジタル音声入力(光デジタル/同軸デジタル)またはアナログ音声入力(AUX)と、薄型テレビやプレーヤーを接続するのみと実にシンプル。デジタル音声入力が光デジタルのみでなく同軸デジタルにも対応している点は、ハイクオリティなプレーヤーを所有するオーディオ好きにも嬉しいポイントだ。セッティングは簡単で、テレビやプレーヤーとデジタル接続して電源を入れるだけでOK。早速BDレコーダーと組み合わせてその実力を確認してみよう。
映画『キングスマン』冒頭シーンの爆撃機が飛来するシーンから視聴すると、頭上を抜けていく音のスケール感に圧倒された。肉厚でパワーのある再生能力が感じられる。チャプター8のキングスマンがゴロツキ相手にその格闘能力を披露するシークエンスでも、緊迫感あるBGMと鈍い効果音、銃の甲高い音もヌケが良く、とにかく聴いていて気持ちが良い。見た目にも「小ぶり」と呼びたくなるコンパクトなサイズ感で、薄型テレビの遙か奥までの空間を立体的に演出する技術は流石だ。
もう一本、定番の映画ソースとして『ベイマックス』も観てみると、全篇で用いられるBGMの低音がパワフルに届いてくる。サンフランソウキョウの街中にベイマックスが繰り出すチャプター6のシーンでは、BGMと街の喧騒の効果音がしっかりセパレートされて音解像が高く、電車の通過音やネコの鳴き声などこれまで気付かなかった音もしっかりと鳴らしてくれる。主人公・ヒロ君の声の表情も豊か。本機で映画を観る度に“音の発見”ができる。
米国発のブランドとして、薄型テレビと組み合わせるサウンドバーの分野でも日本で定番ブランドの地位を確立したボーズ。「Bose Solo 15 series II」が先行して登場した“Solo”シリーズに、40〜50型クラスの薄型テレビと組み合わせやすい最新モデル「Bose Solo 5 TV sound system(以下、Solo 5 TV)」が追加された。スピーカーアレイを内蔵したワンボディの筐体に、ボーズ独自技術「TrueSpace signal processing」を搭載して広がりある音場空間を創出する、Soloシリーズ最小モデルだ。
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早速42型の薄型テレビを設置したテレビラックの前に「Solo 5 TV」を置いてみると、小型スピーカーに定評のあるボーズの製品らしい極小サイズと、薄型テレビとのマッチングの良さを実感できる。奥行きはわずか8.6cmで、テレビの前だけでなくテレビラックの中にもピタリと収納できるサイズだ。548W×70H×86Dmmの寸法は、40型クラスの薄型テレビに最適。質量も1.7kgと軽量化されており、女性でもセットアップしやすいだろう。
オーディオの接続方式は、デジタル音声入力(光デジタル/同軸デジタル)またはアナログ音声入力(AUX)と、薄型テレビやプレーヤーを接続するのみと実にシンプル。デジタル音声入力が光デジタルのみでなく同軸デジタルにも対応している点は、ハイクオリティなプレーヤーを所有するオーディオ好きにも嬉しいポイントだ。セッティングは簡単で、テレビやプレーヤーとデジタル接続して電源を入れるだけでOK。早速BDレコーダーと組み合わせてその実力を確認してみよう。
映画『キングスマン』冒頭シーンの爆撃機が飛来するシーンから視聴すると、頭上を抜けていく音のスケール感に圧倒された。肉厚でパワーのある再生能力が感じられる。チャプター8のキングスマンがゴロツキ相手にその格闘能力を披露するシークエンスでも、緊迫感あるBGMと鈍い効果音、銃の甲高い音もヌケが良く、とにかく聴いていて気持ちが良い。見た目にも「小ぶり」と呼びたくなるコンパクトなサイズ感で、薄型テレビの遙か奥までの空間を立体的に演出する技術は流石だ。
もう一本、定番の映画ソースとして『ベイマックス』も観てみると、全篇で用いられるBGMの低音がパワフルに届いてくる。サンフランソウキョウの街中にベイマックスが繰り出すチャプター6のシーンでは、BGMと街の喧騒の効果音がしっかりセパレートされて音解像が高く、電車の通過音やネコの鳴き声などこれまで気付かなかった音もしっかりと鳴らしてくれる。主人公・ヒロ君の声の表情も豊か。本機で映画を観る度に“音の発見”ができる。