驚くほどの臨場感
この首掛けスピーカーがすごい! 音楽も映画もOKの万能モデル、JBL「SOUNDGEAR」レビュー
「首掛け式」「肩乗せ式」など呼び方はいろいろあるが、首の周りを取り囲み、肩に乗せるタイプのスピーカーが人気を集めている。衣服のように身につけるため、「ウェアラブルスピーカー」という言い方もあるようだ。国内外の大手AVメーカーが参入し、いずれも品薄になっていることから、今後大きな市場に発展する可能性を秘めている。
そんな首掛け式スピーカー、実はそれぞれ個性があることをご存じだろうか。映画やゲームに特化しているもの、音楽再生を念頭においたものなどが存在する。そんな中、今回紹介するJBLのBluetoothスピーカー「SOUNDGEAR」は、映画でも音楽でも、はたまたゲームでも、何にでも対応できる万能さが売りだ。果たして、その実力はどれほどのものか。いろいろなシチュエーションやコンテンツでチェックした。
■テレビでの使用も想定、「SOUNDGEAR BTA」が圧倒的に売れている
まず、そもそも首掛け式スピーカーが、どういったシチュエーションで力を発揮するかを考えてみたい。すぐに思いつくのは、スピーカーで大音量が出せない状況だ。深夜に映画や音楽を楽しみたい、でも隣室では子供が寝ているし…などといったシーン、心当たりがある方も多そうだ。
もうひとつは家事をしながら、仕事をしながらなど、いわゆる「ながら」聴きに使うシチュエーションだ。実はこの原稿も、SOUNDGEARを肩に乗せ、音楽を聴きながら書いている。すこぶる快適だ。
ともあれ、このSOUNDGEARの実力を知るには、いろいろな状況といろいろなコンテンツ、それぞれを組み合わせて検証してみる必要がありそうだ。
なおSOUNDGEARには、スピーカー部だけのモデル「SOUNDGEAR」と、テレビ向けBluetoothトランスミッターをセットにした「SOUNDGEAR BTA」の2機種が存在する。
「SOUNDGEAR」の直販サイト価格は19,880円、「SOUNDGEAR BTA」は24,880円(いずれも税抜)なので、その差は5,000円だが、ハーマンインターナショナルによると「圧倒的にSOUNDGEAR BTAの方が売れている」とのこと。それだけ、テレビと組み合わせて使いたいという人が多いということだろう。
■着けていることを忘れるほどナチュラルな装着感。ボタン配置も適切
首に掛けるタイプの製品なので、まずは装着感が気になるところだ。実際に首に掛けてみた。
装着しているときのストレスはほとんどない。体型による違いもあるだろうが、少し当たっている感覚があるのは鎖骨のあたりくらいで、それ以外はふしぎなほど違和感がない。月並みな表現だが、着けていることを忘れるほどなのだ。
それでは、音を鳴らした際の振動はどうか。音を大きくしたとき、筐体が若干震えるが、鎖骨で少し振動が感じられるかな、という程度だった。装着感は非常に良好と言える。
本体の右側には電源スイッチとBluetoothボタンを装備。電源はスライド式、Bluetoothは押し込み式と、誤操作しない構造になっている。こういった細かな心配りも嬉しい。
反対側の左側にはボリュームのアップダウンボタンがあり、その中央には再生/一時停止ボタンを装備。スマホのリモコンと同じ並びなので、操作に迷うことがない。
本体カラーはブラックとグレーの2色が用意されており、好みで選べる。なおバッテリー持続時間は、2時間の充電で6時間の連続再生が可能。映画や音楽を楽しむには十分な長さだ。
そんな首掛け式スピーカー、実はそれぞれ個性があることをご存じだろうか。映画やゲームに特化しているもの、音楽再生を念頭においたものなどが存在する。そんな中、今回紹介するJBLのBluetoothスピーカー「SOUNDGEAR」は、映画でも音楽でも、はたまたゲームでも、何にでも対応できる万能さが売りだ。果たして、その実力はどれほどのものか。いろいろなシチュエーションやコンテンツでチェックした。
■テレビでの使用も想定、「SOUNDGEAR BTA」が圧倒的に売れている
まず、そもそも首掛け式スピーカーが、どういったシチュエーションで力を発揮するかを考えてみたい。すぐに思いつくのは、スピーカーで大音量が出せない状況だ。深夜に映画や音楽を楽しみたい、でも隣室では子供が寝ているし…などといったシーン、心当たりがある方も多そうだ。
もうひとつは家事をしながら、仕事をしながらなど、いわゆる「ながら」聴きに使うシチュエーションだ。実はこの原稿も、SOUNDGEARを肩に乗せ、音楽を聴きながら書いている。すこぶる快適だ。
ともあれ、このSOUNDGEARの実力を知るには、いろいろな状況といろいろなコンテンツ、それぞれを組み合わせて検証してみる必要がありそうだ。
なおSOUNDGEARには、スピーカー部だけのモデル「SOUNDGEAR」と、テレビ向けBluetoothトランスミッターをセットにした「SOUNDGEAR BTA」の2機種が存在する。
「SOUNDGEAR」の直販サイト価格は19,880円、「SOUNDGEAR BTA」は24,880円(いずれも税抜)なので、その差は5,000円だが、ハーマンインターナショナルによると「圧倒的にSOUNDGEAR BTAの方が売れている」とのこと。それだけ、テレビと組み合わせて使いたいという人が多いということだろう。
■着けていることを忘れるほどナチュラルな装着感。ボタン配置も適切
首に掛けるタイプの製品なので、まずは装着感が気になるところだ。実際に首に掛けてみた。
装着しているときのストレスはほとんどない。体型による違いもあるだろうが、少し当たっている感覚があるのは鎖骨のあたりくらいで、それ以外はふしぎなほど違和感がない。月並みな表現だが、着けていることを忘れるほどなのだ。
それでは、音を鳴らした際の振動はどうか。音を大きくしたとき、筐体が若干震えるが、鎖骨で少し振動が感じられるかな、という程度だった。装着感は非常に良好と言える。
本体の右側には電源スイッチとBluetoothボタンを装備。電源はスライド式、Bluetoothは押し込み式と、誤操作しない構造になっている。こういった細かな心配りも嬉しい。
反対側の左側にはボリュームのアップダウンボタンがあり、その中央には再生/一時停止ボタンを装備。スマホのリモコンと同じ並びなので、操作に迷うことがない。
本体カラーはブラックとグレーの2色が用意されており、好みで選べる。なおバッテリー持続時間は、2時間の充電で6時間の連続再生が可能。映画や音楽を楽しむには十分な長さだ。
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