トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2016/07/07 19:29
スピーカー6機種、アンプ3機種

ミックスウェーブ、フィンランドのプロ用オーディオ「Amphion」取扱い開始

編集部:杉浦 みな子
ミックスウェーブ(株)は、フィンランドのプロ用オーディオブランド “アンフィオンラウドスピーカー”が手がけるプロ用オーディオ機器「Amphion(アンフィオン)」の取扱いを開始した。

Amphion(アンフィオン)のモニタースピーカー

アンフィオンラウドスピーカー社は、北欧フィンランドで1998年に設立されたブランド。コンシューマオーディオ機器の開発からスタートし、3年前からプロ用機器も手がけるようになった。

分解能が高く自然な音の再生ができるスピーカー作りを目指しているとのことで、同社で手がけるスピーカーは全てパッシブ型を採用。背部にドローンコーンを使用し、エンクロージャー内部のエネルギーを放出する方式で、自然な音の表現を目指している。また、そのスピーカーにマッチしたアンプ製品も自社設計している。

なお、「Amphion」のコンシューマー用スピーカーについては、日本国内ではスペックが取り扱っている(関連ニュース)。

今回ミックスウェーブでは、以下の通りスピーカー6機種、アンプ3機種の取扱いをスタートした。

・「Two18」¥OPEN(予想実売価格36万円前後・1本)

One18

One18の背面端子部

25mmのチタニウム・トゥイーターを1基、18cmのアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファーを2基搭載する、2ウェイ・3ユニット型のスタジオモニタースピーカー。パッシブラジエーターも備えることで、低音の再現性を高めている。

2基のミッドレンジ/ウーファーが「完璧な位相アライメントを持って機能する」と同社ではアピール。同社のハイエンドモデルとして、カスタム設計のドライバー、高密度コーリアンウェーブガイド、絶縁されたエンクロージャーを搭載する。

クロスオーバー周波数は1.6kHzで、インピーダンスは4Ω、出力音圧レベルは89dB@2.83V/1m。周波数特性は40Hz〜20kHz(±3dB)となる。許容入力50〜200W。本体サイズは191W×550H×305Dmm、質量は18kg。


・「Two15」¥OPEN(予想実売価格24万円前後・1本)

25mmのチタニウム・トゥイーターを1基、15cmのアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファーを2基搭載する、2ウェイ・3ユニット型のスタジオモニタースピーカー。パッシブラジエーターも搭載している。

ナチュラルで透明感のあるサウンドを実現できるよう、本機もカスタム設計のドライバー、高密度コーリアンウェーブガイド、絶縁されたエンクロージャーを搭載する。

クロスオーバー周波数は1.6kHzで、インピーダンスは4Ω、出力音圧レベルは86dB@2.83V/1m。周波数特性は44Hz〜20kHz(±3dB)となる。許容入力50〜200W。本体サイズは160W×510H×265Dmm、質量は12kg。


・「One18」¥OPEN(予想実売価格18万円前後・1本)

25mmのチタニウム・トゥイーター、18cmのアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファーを搭載する、2ウェイ型のスタジオモニタースピーカー。同社では“プレミアムなパフォーマンスを実現する”とアピールする。本機もパッシブラジエーターを備えている。

本機もハイエンドモデルとして、カスタム設計のドライバー、高密度コーリアンウェーブガイド、絶縁されたエンクロージャーなどを搭載している。

クロスオーバー周波数は1.6kHzで、インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは85dB@2.83V/1m。周波数特性は45Hz〜20kHz(±3dB)となる。許容入力30〜150W。本体サイズは191W×380H×305Dmm、質量は12kg。


・「One15」¥OPEN(予想実売価格12万円前後・1本)

25mmのチタニウム・トゥイーター、15cmのアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファーを搭載する、2ウェイ型のスタジオモニタースピーカー。本機もパッシブラジエーターを備えている。上述のカスタム設計のドライバー、高密度コーリアンウェーブガイド、絶縁されたエンクロージャーなどを搭載している。

クロスオーバー周波数は1.6kHzで、インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは84dB@2.83V/1m。周波数特性は49Hz〜20kHz(±3dB)となる。許容入力20〜100W。本体サイズは160W×316H×265Dmm、質量は7kg。


・「One12」¥OPEN(予想実売価格9万円前後・1本)

One12

One12の背面端子部

25mmのチタニウムトゥイーターと12cmのアルミニウムミッドレンジを搭載する、2ウェイ型のスタジオモニタースピーカー。本機もパッシブラジエーターも搭載している。

クロスオーバー周波数は1.6kHzで、インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは84dB@2.83V/1m。周波数特性は78Hz〜20kHz(±3dB)となる。許容入力20〜100W。本体サイズは132W×259H×220Dmm、質量は6kg。


・「BaseOne25」¥OPEN

BaseOne25

25cmのアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファーを搭載するパッシブウーファー。クロスオーバー周波数は100Hzで、周波数特性は20Hz〜100Hz(±3dB)。ほとんどのローエンドのスペクトルをヘビーリフティングすることによってディストーションを最小にし、同時にダイナミックレンジを改善したという。

また、新開発のクロスオーバー/アンプモジュールによって駆動し、LFエクステンションタワーはスタジオモニターの下にダイレクトに設置。ボタン/フットスイッチの操作でフルレンジ/モニターのみの切り替えも行える。本体サイズは191W×956H×386Dmmで、質量は41kg。


・「Amp500」¥OPEN(予想実売価格215,000円前後)

Amp500

上述のTwo15/Two18/One18と組み合わせることを想定して開発されたパワーアンプ。出力は500W×2(2Ω)/330W×2(4Ω)を確保している。

独自の特許技術AMS amplifier technologyを搭載する。ダイナミックレンジは115dBで、入力電圧は230/115V(自動セレクト)。

入力端子にはNeutrik製のXLR端子を2系統装備し、スピーカー出力には3ウェイ・バインディングポストを備える。外装は19インチのラックマウント(2U)で、高品質アルミニウム製。電源スイッチはフロントパネルに搭載する。

本体サイズは483W×88H×260Dmm、質量は5.5kg。


・「Amp100」¥OPEN(予想実売価格155,000円前後)

Amp100

出力100W×2を確保するステレオパワーアンプで、One12/One15/One18と組み合わせることを想定したモデル。独自の特許技術AMS amplifier technologyを搭載する。ダイナミックレンジは115dBで、入力電圧は230/115V(自動セレクト)。

入力端子にはNeutrik製のXLR端子を2系統装備し、スピーカー出力には同じくNeutrik製のSpeakon 2極バインディングポストを備えている。外装は19インチのラックマウント型で、高品質アルミニウム製。電源スイッチはフロントパネルに搭載する。

本体サイズは483W×88H×260Dmm、質量は4.1kg。


・「Amp100 mono」¥OPEN(予想実売価格77,500円前後)

上述のAmp100をベースに、モバイル用またはごく限られたスペースでの使用シーンを想定して開発されたというモノラルアンプ。外形寸法112W×44H×200Dmm、質量0.8kgというコンパクトなサイズを実現した。

技術面・音響面は兄弟機のAmp100と同一で、出力は100W。独自の特許技術AMS amplifier technologyも搭載している。ダイナミックレンジは115dBで、入力電圧は230/115V(自動セレクト)。入力端子にはNeutrik製のXLR端子を2系統備え、スピーカー出力もNeutrik製のSpeakon 2極バインディングポストを装備。外装は高品質アルミニウム。電源スイッチはバックパネルに搭載する。

【問い合わせ先】
ミックスウェーブ
TEL/03-6804-1681

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドAMPHION
  • 型番Two18
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格36万円前後・1本)
【SPEC】●型式:2ウェイ・3ユニット型スタジオモニタースピーカー ●使用ユニット:25mmチタニウム・トゥイーター×1、18cmアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファー×2 ●クロスオーバー周波数:1.6kHz ●インピーダンス:4Ω ●出力音圧レベル:89dB@2.83V/1m ●周波数特性:40Hz〜20kHz(±3dB) ●許容入力:50〜200W ●外形寸法:191W×550H×305Dmm ●質量:18kg
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドAMPHION
  • 型番Two15
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格24万円前後・1本)
【SPEC】●型式:2ウェイ・3ユニット型スタジオモニタースピーカー ●使用ユニット:25mmチタニウム・トゥイーター×1、15cmアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファー×2 ●クロスオーバー周波数:1.6kHz ●インピーダンス:4Ω ●出力音圧レベル:86dB@2.83V/1m ●周波数特性:43Hz〜20kHz(±3dB) ●許容入力:50〜200W ●外形寸法:160W×510H×265Dmm ●質量:12kg
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドAMPHION
  • 型番One18
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格18万円前後・1本)
【SPEC】●型式:2ウェイ型スタジオモニタースピーカー ●使用ユニット:25mmチタニウム・トゥイーター×1、18cmアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファー×1 ●クロスオーバー周波数:1.6kHz ●インピーダンス:8Ω ●出力音圧レベル:85dB@2.83V/1m ●周波数特性:45Hz〜20kHz(±3dB) ●許容入力:30〜150W ●外形寸法:191W×380H×305Dmm ●質量:12kg
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドAMPHION
  • 型番One15
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格12万円前後・1本)
【SPEC】●型式:2ウェイ型スタジオモニタースピーカー ●使用ユニット:25mmチタニウム・トゥイーター×1、15cmアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファー×1 ●クロスオーバー周波数:1.6kHz ●インピーダンス:8Ω ●出力音圧レベル:84dB@2.83V/1m ●周波数特性:49Hz〜20kHz(±3dB) ●許容入力:20〜100W ●外形寸法:160W×316H×265Dmm ●質量:7kg
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドAMPHION
  • 型番One12
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格9万円前後・1本)
【SPEC】●型式:2ウェイ型スタジオモニタースピーカー ●使用ユニット:25mmチタニウム・トゥイーター×1、12cmアルミニウム・ミッドレンジ×1 ●クロスオーバー周波数:1.6kHz ●インピーダンス:8Ω ●出力音圧レベル:84dB@2.83V/1m ●周波数特性:78Hz〜20kHz(±3dB) ●許容入力:20〜100W ●外形寸法:132W×259H×220Dmm ●質量:7kg
  • ジャンルサブウーファー
  • ブランドAMPHION
  • 型番BaseOne25
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN
【SPEC】●型式:パッシブウーファー ●使用ユニット:25cmのアルミニウム・ミッドレンジ/ウーファー×1 ●クロスオーバー周波数:100Hz ●周波数特性:20Hz〜100kHz(±3dB) ●外形寸法:191W×956H×386Dmm ●質量:41kg
  • ジャンルパワーアンプ
  • ブランドAMPHION
  • 型番Amp500
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格215,000円前後)
【SPEC】●出力:500W×2(2Ω)/330W×2(4Ω) ●ダイナミックレンジ:115dB ●入力電圧:230/115V(自動セレクト) ●入力端子:Neutrik製XLR端子×2、スピーカー出力(3ウェイ・バインディングポスト) ●外形寸法:483W×88H×260Dmm ●質量:5.5kg
  • ジャンルパワーアンプ
  • ブランドAMPHION
  • 型番Amp100
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格155,000円前後)
【SPEC】●出力:100W×2 ●ダイナミックレンジ:115dB ●入力電圧:230/115V(自動セレクト) ●入力端子:Neutrik製XLR端子×2、スピーカー出力(Neutrik製のSpeakon 2極バインディングポスト) ●外形寸法:483W×88H×260Dmm ●質量:4.1kg
  • ジャンルプリアンプ
  • ブランドAMPHION
  • 型番Amp100 mono
  • 発売日2016年7月7日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格77,500円前後)
【SPEC】●出力:100W ●ダイナミックレンジ:115dB ●入力電圧:230/115V(自動セレクト) ●入力端子:Neutrik製XLR端子×2、スピーカー出力(Neutrik製のSpeakon 2極バインディングポスト) ●外形寸法:112W×44H×200Dmm ●質量:0.8kg

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB