公開日 2022/02/15 18:00
リビング設置も意識したデザイン
マランツ、HDMI搭載で“テレビにもつなげる”本格プリメインアンプ「MODEL 40n」
編集部:小野佳希
ディーアンドエムホールディングスは、マランツブランドより、HDMI ARCでテレビにも接続できるネットワーク対応プリメインアンプ「MODEL 40n」を3月下旬に発売する。シルバーゴールド、ブラックの2色をラインナップし、価格は286,000円(税込)。
■テレビ接続を意識しHDMI伝送を独自に高音質化
ネットワークオーディオ再生機能を搭載しつつ、ARC対応のHDMI端子も装備することで、テレビなどに接続する用途も意識したプリメインアンプ。アンプ部にはアナログアンプを搭載しており、ピュアオーディオ用としても、リビングなどでのホームシアター用としても活用できる。なお、後述するようにHDMI経由の音声信号伝送を高音質化する独自の工夫を施している。
2020年に発売された「MODEL 30」および「SACD 30n」と同様に、“新世代のマランツを象徴する”筐体デザインを採用。前述のように本体色も2色を用意して空間との調和を図り、リビングなどに置いても違和感なく使えるよう配慮した。マランツ広報担当の高山氏は「シンプルに言えば、おしゃれな外観でどんなものにもつながって、家族誰でも使えて、とても音がいい。そんな製品」とアピールする。なお、MODEL 30とは上位/下位モデルや後継機といった関係ではなく、製品としての性格が異なるため併売される。
デザインの刷新に伴って機構設計の全面的な見直しが可能となり、メインシャーシの鋼板の厚みをハイエンド機「12シリーズ」と同等としたほか、アルミ製サイドカバーについては12シリーズを超える最厚部5.7mmの高剛性なアルミパネルを採用。また、メインシャーシに加えて3mm厚のボトムプレートを追加。加えて、インシュレーターや電源トランスの固定に特に太いネジを用いるなど、細部に至るまで徹底した改善を行ったとのことで、これによって上位モデルに匹敵する堅牢さを実現したとしている。
HDMI端子はARCおよびHDMI CECに対応し、最大192kHz/24bitのリニアPCM(2ch)の入力が可能。HDMIケーブルを通して伝送されるオーディオ信号を、HDMIインターフェースデバイスを介することなく、直接デジタルオーディオセレクター(DIR)に入力する、音声信号ショートシグナルパスを独自に採用することで高音質化を図っている。
加えて、デジタルオーディオ回路の電源の強化や低ノイズ化、グラウンドの強化などの音質チューニングも実施。これらにより、HDMIでの音声信号伝送において、他のデジタル入力同様の高音質を実現したという。なお、マルチチャンネルではなくステレオ再生用モデルであることもあり、eARCには対応させなかったという。
■可変ゲイン型ボリューム回路によってノイズ大幅低減
ボリューム部にはMODEL 30にも搭載されている、日清紡マイクロデバイス製で最高グレードのボリュームコントロールIC「MUSES 72323」を採用。このMUSES 72323に高速アンプモジュール「HDAM」「HDAM-SA2」を組み合わせたリニアコントロール・ボリューム回路としている。
■テレビ接続を意識しHDMI伝送を独自に高音質化
ネットワークオーディオ再生機能を搭載しつつ、ARC対応のHDMI端子も装備することで、テレビなどに接続する用途も意識したプリメインアンプ。アンプ部にはアナログアンプを搭載しており、ピュアオーディオ用としても、リビングなどでのホームシアター用としても活用できる。なお、後述するようにHDMI経由の音声信号伝送を高音質化する独自の工夫を施している。
2020年に発売された「MODEL 30」および「SACD 30n」と同様に、“新世代のマランツを象徴する”筐体デザインを採用。前述のように本体色も2色を用意して空間との調和を図り、リビングなどに置いても違和感なく使えるよう配慮した。マランツ広報担当の高山氏は「シンプルに言えば、おしゃれな外観でどんなものにもつながって、家族誰でも使えて、とても音がいい。そんな製品」とアピールする。なお、MODEL 30とは上位/下位モデルや後継機といった関係ではなく、製品としての性格が異なるため併売される。
デザインの刷新に伴って機構設計の全面的な見直しが可能となり、メインシャーシの鋼板の厚みをハイエンド機「12シリーズ」と同等としたほか、アルミ製サイドカバーについては12シリーズを超える最厚部5.7mmの高剛性なアルミパネルを採用。また、メインシャーシに加えて3mm厚のボトムプレートを追加。加えて、インシュレーターや電源トランスの固定に特に太いネジを用いるなど、細部に至るまで徹底した改善を行ったとのことで、これによって上位モデルに匹敵する堅牢さを実現したとしている。
HDMI端子はARCおよびHDMI CECに対応し、最大192kHz/24bitのリニアPCM(2ch)の入力が可能。HDMIケーブルを通して伝送されるオーディオ信号を、HDMIインターフェースデバイスを介することなく、直接デジタルオーディオセレクター(DIR)に入力する、音声信号ショートシグナルパスを独自に採用することで高音質化を図っている。
加えて、デジタルオーディオ回路の電源の強化や低ノイズ化、グラウンドの強化などの音質チューニングも実施。これらにより、HDMIでの音声信号伝送において、他のデジタル入力同様の高音質を実現したという。なお、マルチチャンネルではなくステレオ再生用モデルであることもあり、eARCには対応させなかったという。
■可変ゲイン型ボリューム回路によってノイズ大幅低減
ボリューム部にはMODEL 30にも搭載されている、日清紡マイクロデバイス製で最高グレードのボリュームコントロールIC「MUSES 72323」を採用。このMUSES 72323に高速アンプモジュール「HDAM」「HDAM-SA2」を組み合わせたリニアコントロール・ボリューム回路としている。