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公開日 2018/03/14 11:42
バランス出力や出力インピーダンスなども向上
コウォン、新機能「Aiオーディオ」などで性能強化したハイレゾDAP「PLENUE 2 Mark II」
編集部:小野佳希
テクタイト(株)は、バランス出力などのスペック強化や新機能「Aiオーディオ」追加などを行ったコウォンの新ハイレゾプレーヤー「PLENUE 2 Mark II」を4月に発売する。オープン価格だが183,333円前後での実売が予想される。
その名の通り、2017年3月に発売した「PLENUE 2」(関連ニュース)の“マーク2”モデル。DACチップにAKM「AK4497EQ」を採用するなどベースは引き継ぎつつ、Aiオーディオ機能の追加、バッテリー性能向上、バランス出力、出力インピーダンス、ステレオクロストークの向上、内蔵メモリー容量増加といった機能強化を図っている。
再生可能なファイルフォーマットはPLENUE 2と同様で、DSD 5.6MHz(DSD128)までのネイティブ再生、および1/2サンプリングとなるがDXDファイルの再生にも対応。2.5mmバランス出力端子も引き続き装備する。
PLENUE 2からの進化点として、まず内蔵メモリー容量が128GBから256GBへとアップ。なお外部メモリーは引き続き最大256GBまでのmicroSD/SDXCカードに対応している。
バランス出力は2Vrmsから3.24Vrmsへ、出力インピーダンスはアンバランスが0.6Ωから1.3Ω、バランスが1.2Ωから2.6Ωへと向上。ステレオクロストークもアンバランスが-137dBから-139dBへ、バランスが-139dBから-143dBへと向上した。
再生時間も最大約9時間だったところ、約10時間30分へと向上。そのほか付属ケースがコウォン純正のものから、Dignis社製レザーケースへとグレードアップしている。
新機能「Aiオーディオ」は、ユーザーの使用習慣(パターン)などを学習して、ボリュームやイコライジングを自動調節するというもの。各曲ごとの音の大きさのバラツキを自動的にノーマルライズするなどといったボリューム自動調整機能、音源によるジェットエフェクト自動設定、ユーザーの使用記録/習慣から判断して好みの曲を優先的にシャッフル再生することなどが可能だ。
基本的な音質面は、前述のようにAKM「AK4497EQ」を引き続き採用するなどPLENUE 2から踏襲。「AK4497EQ」は、据え置きのハイエンドオーディオ機器に多く採用されてきた「AK4490」の上位チップ。サウンドのノイズと歪みを極小に減らし、オーディオDACの性能を極限まで引き上げた「VELVET SOUND」技術が適用されて、高解像度音源を忠実に再生する最高の音質性能を保持する、としている。
AKMチップのVELVET SOUND技術に基づいたデジタルフィルターを搭載。時間領域での信号の過渡応答反応を実施する32bit、8xデジタルフィルターで微細なマイクロチューニングが可能となるように、6つのデジタルフィルター(Short delay sharp、Short delay slow、Sharp、Slow、Low dispersion short delay、Super slow)を備えている。
また、DSD音源の再生において独自の「Native TX DSD方式」を採用する点も引き継いだ。DSD NativeデータをPCMに変換せずにシリアルでDACにそのまま転送してオーディオ信号に変換することによって、原音によりいっそう近付く方式で、高解像度のDSD音源が持っている繊細でクリアな音質をもれなく実現するとしている。
ボリューム調整ノブの横にもうひとつコントロールノブを追加した「デュアルコントロールホイール」も継続。追加されたホイールを操作して簡単にDACフィルターを変更したりJetEffectプリセットを変更することができる。それ以外にも前の曲/次の曲、巻き戻し/早送り、画面の明るさなどさまざまな機能を、ホイールを回して調節可能だ。
ディスプレイは3.7インチの有機EL(解像度480×800)で、静電容量式のタッチ操作に対応。CPUにはデュアルコアのARM Cortex A9 1.2GHzを採用している。
なお、テクタイト(株)はこれまでコウォン製品を取り扱っていたCOWON販売(株)の親会社。両社は今年1月に合併しており、コウォン製品はテクタイトCOWON営業部として今後も取り扱いを継続していく。
その名の通り、2017年3月に発売した「PLENUE 2」(関連ニュース)の“マーク2”モデル。DACチップにAKM「AK4497EQ」を採用するなどベースは引き継ぎつつ、Aiオーディオ機能の追加、バッテリー性能向上、バランス出力、出力インピーダンス、ステレオクロストークの向上、内蔵メモリー容量増加といった機能強化を図っている。
再生可能なファイルフォーマットはPLENUE 2と同様で、DSD 5.6MHz(DSD128)までのネイティブ再生、および1/2サンプリングとなるがDXDファイルの再生にも対応。2.5mmバランス出力端子も引き続き装備する。
PLENUE 2からの進化点として、まず内蔵メモリー容量が128GBから256GBへとアップ。なお外部メモリーは引き続き最大256GBまでのmicroSD/SDXCカードに対応している。
バランス出力は2Vrmsから3.24Vrmsへ、出力インピーダンスはアンバランスが0.6Ωから1.3Ω、バランスが1.2Ωから2.6Ωへと向上。ステレオクロストークもアンバランスが-137dBから-139dBへ、バランスが-139dBから-143dBへと向上した。
再生時間も最大約9時間だったところ、約10時間30分へと向上。そのほか付属ケースがコウォン純正のものから、Dignis社製レザーケースへとグレードアップしている。
新機能「Aiオーディオ」は、ユーザーの使用習慣(パターン)などを学習して、ボリュームやイコライジングを自動調節するというもの。各曲ごとの音の大きさのバラツキを自動的にノーマルライズするなどといったボリューム自動調整機能、音源によるジェットエフェクト自動設定、ユーザーの使用記録/習慣から判断して好みの曲を優先的にシャッフル再生することなどが可能だ。
基本的な音質面は、前述のようにAKM「AK4497EQ」を引き続き採用するなどPLENUE 2から踏襲。「AK4497EQ」は、据え置きのハイエンドオーディオ機器に多く採用されてきた「AK4490」の上位チップ。サウンドのノイズと歪みを極小に減らし、オーディオDACの性能を極限まで引き上げた「VELVET SOUND」技術が適用されて、高解像度音源を忠実に再生する最高の音質性能を保持する、としている。
AKMチップのVELVET SOUND技術に基づいたデジタルフィルターを搭載。時間領域での信号の過渡応答反応を実施する32bit、8xデジタルフィルターで微細なマイクロチューニングが可能となるように、6つのデジタルフィルター(Short delay sharp、Short delay slow、Sharp、Slow、Low dispersion short delay、Super slow)を備えている。
また、DSD音源の再生において独自の「Native TX DSD方式」を採用する点も引き継いだ。DSD NativeデータをPCMに変換せずにシリアルでDACにそのまま転送してオーディオ信号に変換することによって、原音によりいっそう近付く方式で、高解像度のDSD音源が持っている繊細でクリアな音質をもれなく実現するとしている。
ボリューム調整ノブの横にもうひとつコントロールノブを追加した「デュアルコントロールホイール」も継続。追加されたホイールを操作して簡単にDACフィルターを変更したりJetEffectプリセットを変更することができる。それ以外にも前の曲/次の曲、巻き戻し/早送り、画面の明るさなどさまざまな機能を、ホイールを回して調節可能だ。
ディスプレイは3.7インチの有機EL(解像度480×800)で、静電容量式のタッチ操作に対応。CPUにはデュアルコアのARM Cortex A9 1.2GHzを採用している。
なお、テクタイト(株)はこれまでコウォン製品を取り扱っていたCOWON販売(株)の親会社。両社は今年1月に合併しており、コウォン製品はテクタイトCOWON営業部として今後も取り扱いを継続していく。
関連リンク
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドCOWON
- 型番PLENUE 2 MK II
- 発売日2018年4月
- 価格¥OPEN(予想実売価格183,333円前後)