ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2019/06/13 17:29
新サービス「コジマくらし応援便」も大好評
コジマ×ビックカメラ宇都宮本店をレポート。厳しい競争を勝ち抜くため、地域密着で存在感を見せつける
Senka21編集部・竹内純
■地域密着で実績NO.1、「コジマくらし応援便」
急速に進む高齢化社会やネット販売の台頭に、家電量販店の在り方が問われる中、コジマ発祥の地・宇都宮に店舗を構える“本丸”、コジマ×ビックカメラ宇都宮本店が存在感を発揮する。地域に密着した新提案を率先して実践、シニア層からファミリー層まで、幅広いお客様からの支持を獲得する。生き生きと活気溢れる売り場がとても印象的だ。
シニア層からとりわけ好評なのは「コジマくらし応援便」。2016年10月20日にコジマがスタートした、販売員による商品配送や訪問して電球交換・トラブル点検などを行う地域密着型の新サービス。現在、続々と対象エリアを拡大中だ。
「例えばご年配になると、電子レンジを車で持ち帰れても、家の中で設置場所まで運ぶのには一苦労です。さらに、段ボールを片付けることさえ大変」と説明する関谷康孝店長。そうしたニーズを捉えた持ち帰り商品の訪問設置サービスや段ボール箱の無料回収サービスも要望が高いという。
コジマくらし応援便には専属スタッフ2名を配し、売り場での連携も強化。例えば、わざわざタクシーを利用して買い物にいらしたご年配のお客様の切迫さを読み取った販売員が、コジマくらし応援便の「購入商品の即日スピード配送サービス」を臨機応変にご案内。「今日からすぐに利用できるのは大変助かる」と購入や再来店へとつなげている。
「取り組みが早かった分、商圏での認知も相当に高まっています」と利用者数をはじめとするコジマくらし応援便の各指標で全国?1の実績を誇る。「お客様にとっては大変便利ですし、わたしたちからすれば、お客様のお宅にお伺いすることができます。くらし応援便のスタッフは営業も兼務しており、状況に応じて、エアコンの効きのチェック、旧くなった機器の買い替え、リフォームなど適切な提案を行うことができます」と商機を拡大する。
「お客様の日々の不安のない暮らしをお手伝いするサービスだと考えています。誰に頼めばいいかわからないお客様の悩み事や迷い事の受け皿となり、地域により一層お役立ちしていきたい」と意気込みを示す。最終的には店に来られないお客様も視野に入れ、「ネット販売でも品物は届きますが、商品説明まではしてもらえません。そこをコジマならスタッフがフォローできます。『こんな便利な機能があるなんて知らなかった』という不便さも解消できるはずです」。
■集客、売上げに直結する新たな施策
ビックカメラグループの中古品の査定買取ノウハウを活用した、デジタルカメラやスマートフォン、パソコン、液晶テレビ、TVゲームなどデジタル家電の買取サービスは、さきほどの「コジマくらし応援便」とは対照的に若い人から好評だ。「買取カウンターには毎日必ず何か持ち込まれています。買い取りは鮮度が命ですからね。こちらもかなり浸透してきました」と手応えを掴む。
利用が多いのはスマートフォン。キャリアでも下取りを行っており、両方を比べて条件の良い方を利用できる。「壊れたから買い替えるのではなく、満足度の高い新機種への買い替えへ背中をもう一押しできます」と購買意欲を喚起する。使用していないものや捨ててしまうものにも「買取」という新たな選択肢を提示する。
一方、ファミリー層から人気を集めるのは、おもちゃコーナーに設ける「ミニ四駆サーキット」。全国規模によるトーナメント形式のミニ四駆ジュニア大会「コジマKING CUP」を開催するコジマでは、ミニ四駆サーキットが定番の人気コーナーとなっており、設置店舗も広がりを見せている。
ゴールデンウイークには宇都宮本店独自に大会が催され60組が参加。「毎回、40〜60組の参加があり、予約でいっぱいになるほどの人気です。ミニ四駆は趣味として究めていくものですから、パーツを求めて自ずと来店頻度も高くなります」と圧倒的な品揃えで応える。関連商品の売上げは毎年二桁成長で伸長。「何より、親子で来て楽しんでいただけることが大きなポイント。ミニ四駆をきっかけに常連になってくださったお客様も少なくありません。集客面からも大きな効果があります」と訴えた。
急速に進む高齢化社会やネット販売の台頭に、家電量販店の在り方が問われる中、コジマ発祥の地・宇都宮に店舗を構える“本丸”、コジマ×ビックカメラ宇都宮本店が存在感を発揮する。地域に密着した新提案を率先して実践、シニア層からファミリー層まで、幅広いお客様からの支持を獲得する。生き生きと活気溢れる売り場がとても印象的だ。
シニア層からとりわけ好評なのは「コジマくらし応援便」。2016年10月20日にコジマがスタートした、販売員による商品配送や訪問して電球交換・トラブル点検などを行う地域密着型の新サービス。現在、続々と対象エリアを拡大中だ。
「例えばご年配になると、電子レンジを車で持ち帰れても、家の中で設置場所まで運ぶのには一苦労です。さらに、段ボールを片付けることさえ大変」と説明する関谷康孝店長。そうしたニーズを捉えた持ち帰り商品の訪問設置サービスや段ボール箱の無料回収サービスも要望が高いという。
コジマくらし応援便には専属スタッフ2名を配し、売り場での連携も強化。例えば、わざわざタクシーを利用して買い物にいらしたご年配のお客様の切迫さを読み取った販売員が、コジマくらし応援便の「購入商品の即日スピード配送サービス」を臨機応変にご案内。「今日からすぐに利用できるのは大変助かる」と購入や再来店へとつなげている。
「取り組みが早かった分、商圏での認知も相当に高まっています」と利用者数をはじめとするコジマくらし応援便の各指標で全国?1の実績を誇る。「お客様にとっては大変便利ですし、わたしたちからすれば、お客様のお宅にお伺いすることができます。くらし応援便のスタッフは営業も兼務しており、状況に応じて、エアコンの効きのチェック、旧くなった機器の買い替え、リフォームなど適切な提案を行うことができます」と商機を拡大する。
「お客様の日々の不安のない暮らしをお手伝いするサービスだと考えています。誰に頼めばいいかわからないお客様の悩み事や迷い事の受け皿となり、地域により一層お役立ちしていきたい」と意気込みを示す。最終的には店に来られないお客様も視野に入れ、「ネット販売でも品物は届きますが、商品説明まではしてもらえません。そこをコジマならスタッフがフォローできます。『こんな便利な機能があるなんて知らなかった』という不便さも解消できるはずです」。
■集客、売上げに直結する新たな施策
ビックカメラグループの中古品の査定買取ノウハウを活用した、デジタルカメラやスマートフォン、パソコン、液晶テレビ、TVゲームなどデジタル家電の買取サービスは、さきほどの「コジマくらし応援便」とは対照的に若い人から好評だ。「買取カウンターには毎日必ず何か持ち込まれています。買い取りは鮮度が命ですからね。こちらもかなり浸透してきました」と手応えを掴む。
利用が多いのはスマートフォン。キャリアでも下取りを行っており、両方を比べて条件の良い方を利用できる。「壊れたから買い替えるのではなく、満足度の高い新機種への買い替えへ背中をもう一押しできます」と購買意欲を喚起する。使用していないものや捨ててしまうものにも「買取」という新たな選択肢を提示する。
一方、ファミリー層から人気を集めるのは、おもちゃコーナーに設ける「ミニ四駆サーキット」。全国規模によるトーナメント形式のミニ四駆ジュニア大会「コジマKING CUP」を開催するコジマでは、ミニ四駆サーキットが定番の人気コーナーとなっており、設置店舗も広がりを見せている。
ゴールデンウイークには宇都宮本店独自に大会が催され60組が参加。「毎回、40〜60組の参加があり、予約でいっぱいになるほどの人気です。ミニ四駆は趣味として究めていくものですから、パーツを求めて自ずと来店頻度も高くなります」と圧倒的な品揃えで応える。関連商品の売上げは毎年二桁成長で伸長。「何より、親子で来て楽しんでいただけることが大きなポイント。ミニ四駆をきっかけに常連になってくださったお客様も少なくありません。集客面からも大きな効果があります」と訴えた。
- トピック
- S21 販売店レポート