公開日 2016/10/26 10:33
【特別企画】防水&円盤形状で利用シーンは無限大!
人気モデルがさらに進化! Ultimate EarsのBluetoothスピーカー「UE ROLL 2」をチェック
高橋 敦
Ultimate Ears(UE)の「UE ROLL」は、円盤形のユニークなフォルムをまとった防水対応のポータブルBluetoothスピーカー。本格派サウンドをフリースタイルに楽しめる本機が、今回「2」へと進化を果たした。そのサウンドと魅力を高橋敦氏がレビューしていく。
■円盤形状がユニークなポータブルBluetoothスピーカー
初代「UE BOOM」によって、Bluetoothスピーカーの世界に「ボトルサイズ」「ファブリック」「防水」といった流行をもたらしたUltimate Ears(UE)。彼らは“円盤”のフォルムをまとった「UE ROLL」で、Bluetoothスピーカーのさらなる新しいスタイルを提案した。
UE ROLLは、機能面はほぼ「UE BOOM」に準拠しつつ、新しいカタチによってUE BOOMとはまた異なる好み、使用シーンをターゲットにしたモデルだった。そして今回、UE ROLLをブラッシュアップした新モデル「UE ROLL 2」が登場した。
UE ROLL 2で強化されたポイントは、以下の2点だ。
・最大ボリューム15%アップ
・Bluetooth通信可能距離は従来の20mに対して30mに拡大
(使用環境・状況によって異なる)
通信可能距離については「そこまでは必要ない」と思うかもしれない。しかし直進距離での話はさておき、受信性能が向上したのであれば例えば、「鉄筋コンクリのマンションで部屋を移動すると通信が途切れる…」というような状況に対しての強さも期待できる。いぜれにせよユーザーにはメリットしかない。
そして逆に言えば、上記の2点以外はすべて初代モデルからそのまま継承したというのもポイントだ。基本性能の堅実な向上の他はあえて変える必要なし、というこの判断も個人的には歓迎したい。定番になり得るモデルは、それだけ高い完成度を備えているということであり、それをそれたらしめるベーシックな部分は不変でよい。不変がよいのだ。
■コンパクトかつ高い防水性能。「バンジーコード」で様々な場所に設置できる
ということで、今回のレビューでは、その「不変」の部分を改めて確認しておこう。
カタチは、日本的には「大きなどら焼き」と表現すると伝わりやすいかもしれない。直径135mm。iPhone 6〜7の縦の長さとだいたい同じくらいだ。いちばん厚い中心部分は40mmあるが、縁に行くほど薄い形状のおかげか全体としては厚いとは感じない。
ファブリックとラバーの素材感や色使いはUEのBluetoothスピーカーに共通する象徴的なものだ。アプリとのコンビネーションを含めての機能面も基本的に従来モデルを継承している。
このモデルならではの特徴はというと、まずはやはりコンパクトさ。UE BOOMシリーズのようなボトル形状と、UE ROLL 2ような円盤のどちらが持ち歩きやすいかはお使いのカバン等との相性にもよるだろうが、重さについてはUE BOOM 2の548gに対してこちらは330gと軽量の優位がある。
■円盤形状がユニークなポータブルBluetoothスピーカー
初代「UE BOOM」によって、Bluetoothスピーカーの世界に「ボトルサイズ」「ファブリック」「防水」といった流行をもたらしたUltimate Ears(UE)。彼らは“円盤”のフォルムをまとった「UE ROLL」で、Bluetoothスピーカーのさらなる新しいスタイルを提案した。
UE ROLLは、機能面はほぼ「UE BOOM」に準拠しつつ、新しいカタチによってUE BOOMとはまた異なる好み、使用シーンをターゲットにしたモデルだった。そして今回、UE ROLLをブラッシュアップした新モデル「UE ROLL 2」が登場した。
UE ROLL 2で強化されたポイントは、以下の2点だ。
・最大ボリューム15%アップ
・Bluetooth通信可能距離は従来の20mに対して30mに拡大
(使用環境・状況によって異なる)
通信可能距離については「そこまでは必要ない」と思うかもしれない。しかし直進距離での話はさておき、受信性能が向上したのであれば例えば、「鉄筋コンクリのマンションで部屋を移動すると通信が途切れる…」というような状況に対しての強さも期待できる。いぜれにせよユーザーにはメリットしかない。
そして逆に言えば、上記の2点以外はすべて初代モデルからそのまま継承したというのもポイントだ。基本性能の堅実な向上の他はあえて変える必要なし、というこの判断も個人的には歓迎したい。定番になり得るモデルは、それだけ高い完成度を備えているということであり、それをそれたらしめるベーシックな部分は不変でよい。不変がよいのだ。
■コンパクトかつ高い防水性能。「バンジーコード」で様々な場所に設置できる
ということで、今回のレビューでは、その「不変」の部分を改めて確認しておこう。
カタチは、日本的には「大きなどら焼き」と表現すると伝わりやすいかもしれない。直径135mm。iPhone 6〜7の縦の長さとだいたい同じくらいだ。いちばん厚い中心部分は40mmあるが、縁に行くほど薄い形状のおかげか全体としては厚いとは感じない。
ファブリックとラバーの素材感や色使いはUEのBluetoothスピーカーに共通する象徴的なものだ。アプリとのコンビネーションを含めての機能面も基本的に従来モデルを継承している。
このモデルならではの特徴はというと、まずはやはりコンパクトさ。UE BOOMシリーズのようなボトル形状と、UE ROLL 2ような円盤のどちらが持ち歩きやすいかはお使いのカバン等との相性にもよるだろうが、重さについてはUE BOOM 2の548gに対してこちらは330gと軽量の優位がある。