公開日 2018/02/02 13:41
PC使わず手軽にロスレスリッピング
オンキヨーのハイレゾスマホ「GRANBEAT」と「CDレコ」で、PCレスのCD取り込みを試す
編集部:成藤正宣
■「CDレコ」を使ってGRANBEATに“PCレス”でCDを取り込む
オンキヨーのハイレゾ対応スマホ“GRANBEAT”「DP-CMX1」は、Androidスマートフォンとして、そしてDAPとしても、音質はもちろんのこと機能性や使い勝手において高い完成度を誇っている。
そんなGRANBEATに新たな見どころが加わった。パソコン(PC)を使うことなくCDの取り込み(CDリッピング)ができる、アイ・オー・データ機器のスマートフォン用CDレコーダー「CDレコ」に正式対応したのだ。
CDレコは、大雑把に言ってしまえば「スマホ/タブレット用光学ドライブ」である。パソコンにCD/DVDを読み込ませるための光学ドライブを、スマホ/タブレット専用の仕様にしたものと考えてよいだろう。
パソコンをあまり使わない人でも、好みのCDをスマホ/タブレットで聴きたいときはいちいちパソコンを起動して取り込み、端末に転送し……という手間をかけるのが普通だ。それがCDレコがあれば、パソコンの立ち上げや転送という手間をかけずに、ドライブからCDを直にGRANBEATへ取り込んで、再生して楽しむことができるわけだ。
動作の手順は明快。GRANBEATとCDレコをUSBケーブルまたはWi-Fiで接続、専用アプリと連携させて、CDレコで読み取った音楽データをGRANBEATに保存するという仕組みだ。CDレコは楽曲データベース「gracenote」と提携しており、取り込んだ楽曲にインターネット経由で曲名/アルバム名/歌手名などのタグ付けを自動で行ってくれる。
gracenoteはかの「iTunes」などでも利用されている大手データベースなので、大抵のCDならほんの数秒で情報が見つかる。「アーティスト不明」「アルバム名なし」「トラック01、トラック02……」などというウンザリするような羅列をひとつひとつ手作業で書き換える必要がないのはうれしい。
初代「CDレコ」はUSBケーブル接続のみだったが、最新モデルではWi-Fiによるワイヤレス接続モデルも登場している。最新モデルでは2.4GHzに加えて、無線の混線に強く転送速度が早い5GHz帯のWi-Fi接続にも対応した。電源もACアダプターに加え、専用ケーブル「ISCB-CD20K」を間に挟むことで、モバイルバッテリーで給電が可能。使い勝手がさらに増した。
■CDレコとの接続はワイヤレスで。専用アプリを使って操作を行う
それではGRANBEATに、CDレコの最新モデル「CDRI-W24AI2」を組み合わせて、実際に“PCレス・リッピング”の手順を見ていこう。
CDリッピングを行う前に、GRANBEAT側の設定を行う。CDレコは付属のACアダプターで本体とコンセントを繋ぐだけで完了する。GRANBEATには、iOS/androidアプリの「CDレコ」をインストール。利用規約への同意など簡単な初期設定を行っておく。
次に、ACアダプターを繋いだCDRI-W24AI2とWi-Fi接続を行う。CDRI-W24AI2の裏面にSSIDとパスワードが書かれたラベルが貼られているので、端末の設定画面から入力する。無線の5GHz/2.4GHzは任意で選ぶことができる。なお、5GHz帯は現在法律により屋外使用が禁じられているので、屋外利用時は帯域利用スイッチを「屋内モード」に入れた上で2.4GHz接続を行う。
オンキヨーのハイレゾ対応スマホ“GRANBEAT”「DP-CMX1」は、Androidスマートフォンとして、そしてDAPとしても、音質はもちろんのこと機能性や使い勝手において高い完成度を誇っている。
そんなGRANBEATに新たな見どころが加わった。パソコン(PC)を使うことなくCDの取り込み(CDリッピング)ができる、アイ・オー・データ機器のスマートフォン用CDレコーダー「CDレコ」に正式対応したのだ。
CDレコは、大雑把に言ってしまえば「スマホ/タブレット用光学ドライブ」である。パソコンにCD/DVDを読み込ませるための光学ドライブを、スマホ/タブレット専用の仕様にしたものと考えてよいだろう。
パソコンをあまり使わない人でも、好みのCDをスマホ/タブレットで聴きたいときはいちいちパソコンを起動して取り込み、端末に転送し……という手間をかけるのが普通だ。それがCDレコがあれば、パソコンの立ち上げや転送という手間をかけずに、ドライブからCDを直にGRANBEATへ取り込んで、再生して楽しむことができるわけだ。
動作の手順は明快。GRANBEATとCDレコをUSBケーブルまたはWi-Fiで接続、専用アプリと連携させて、CDレコで読み取った音楽データをGRANBEATに保存するという仕組みだ。CDレコは楽曲データベース「gracenote」と提携しており、取り込んだ楽曲にインターネット経由で曲名/アルバム名/歌手名などのタグ付けを自動で行ってくれる。
gracenoteはかの「iTunes」などでも利用されている大手データベースなので、大抵のCDならほんの数秒で情報が見つかる。「アーティスト不明」「アルバム名なし」「トラック01、トラック02……」などというウンザリするような羅列をひとつひとつ手作業で書き換える必要がないのはうれしい。
初代「CDレコ」はUSBケーブル接続のみだったが、最新モデルではWi-Fiによるワイヤレス接続モデルも登場している。最新モデルでは2.4GHzに加えて、無線の混線に強く転送速度が早い5GHz帯のWi-Fi接続にも対応した。電源もACアダプターに加え、専用ケーブル「ISCB-CD20K」を間に挟むことで、モバイルバッテリーで給電が可能。使い勝手がさらに増した。
■CDレコとの接続はワイヤレスで。専用アプリを使って操作を行う
それではGRANBEATに、CDレコの最新モデル「CDRI-W24AI2」を組み合わせて、実際に“PCレス・リッピング”の手順を見ていこう。
CDリッピングを行う前に、GRANBEAT側の設定を行う。CDレコは付属のACアダプターで本体とコンセントを繋ぐだけで完了する。GRANBEATには、iOS/androidアプリの「CDレコ」をインストール。利用規約への同意など簡単な初期設定を行っておく。
次に、ACアダプターを繋いだCDRI-W24AI2とWi-Fi接続を行う。CDRI-W24AI2の裏面にSSIDとパスワードが書かれたラベルが貼られているので、端末の設定画面から入力する。無線の5GHz/2.4GHzは任意で選ぶことができる。なお、5GHz帯は現在法律により屋外使用が禁じられているので、屋外利用時は帯域利用スイッチを「屋内モード」に入れた上で2.4GHz接続を行う。