公開日 2019/01/24 06:00
世界の政治、経済、文化の中心地といえる大都市、ニューヨーク。このニューヨークを拠点にするオーディオブランドが「MASTER & DYNAMIC」だ。世界最高峰の感性が集まるこの地で磨き上げられたサウンドと洗練されたデザインは、2014年にブランドが誕生直後から目の肥えた好事家たちから高い評価を得た。
それは世界のセレブたちにも飛び火。日本でも世界的なサッカー選手が来日時に同社のヘッドホンを身に付けていたことで、一躍知られる存在となった。今回は、そんなMASTER & DYNAMICの大注目Bluetoothヘッドホン、「MW50+」をレビューしよう。
■オンイヤーでもオーバーイヤーでも使える
MASTER & DYNAMICが日本で展開するヘッドホンは、Bluetooth接続のワイヤレスタイプが2機種、有線接続は1機種と3モデルある(2019年1月時点)。ワイヤレスタイプは、オーバーイヤータイプの「MW60」(予想実売価格62,000円前後)シリーズと、今回紹介するMW50+(予想実売価格48,000円前後)だ。有線タイプは「MH40」(予想実売価格40,000円前後)で、本機もオーバーイヤーとなる。
MW50+は、かつて発売していたBluetooth接続のオンイヤーヘッドホン「MW50」をベースに改良が加えられたモデルだ。一番大きな変更点は、マグネット着脱式のイヤーパッドにオーバーイヤーを追加したこと。当初から付いているオンイヤーと合わせて2種類から自在に選べるようになった。これにより、見た目や装着感を気分によって変えられるだけでなく、イヤーパッドの違いによるサウンドの変化を楽しめるようになった。
また、本機は従来モデル同様にBluetooth接続に加えて、付属のリケーブルを使っての有線接続にも対応する。つまり、2種類のイヤーパッドと2種類の接続方法を掛け合わせることで、4通りの聴き方をユーザーが選べるのだ。今回は、この4通りの音の変化をじっくり確かめてみたい。
■高級感と高い堅牢性が、所有欲を満たしてくれる
音質のチェックに入る前に、本機を詳しく見ていこう。手にしてまず実感するのが、センス溢れる本体デザインと随所に使われる高級素材からくるプレミアム感だ。ヘッドバンドとハウジングの表面にはプレミアムレザーを、人体に触れるヘッドバンド内側とイヤーパッドにはラムスキンをそれぞれ採用する。
プレミアムレザーは、遠目にも質の高さが分かり、所有欲を満たすのに十分なクオリティーだ。ラムスキンも非常にソフトで手触りが良い。パッド内のクッションも適度な柔らかさとハリが両立しており、長時間の装着でも耳が痛くなりにくかった。
ハウジング側には突起が、イヤーパッド側にはガイド穴がある。これらを合わせるように近づけると、両面に内蔵するマグネットによって密着固定される。引っ張れば簡単に外れるが弱いわけではなく、装着時にずれたり、持ち運びの際にずれたりすることはなかった。
オンイヤー/オーバーイヤーで音の変化も楽しめる
音もルックスも良いワイヤレスヘッドホン、欲張りな願いがMASTER&DYNAMIC「MW50+」なら実現する
草野晃輔世界の政治、経済、文化の中心地といえる大都市、ニューヨーク。このニューヨークを拠点にするオーディオブランドが「MASTER & DYNAMIC」だ。世界最高峰の感性が集まるこの地で磨き上げられたサウンドと洗練されたデザインは、2014年にブランドが誕生直後から目の肥えた好事家たちから高い評価を得た。
それは世界のセレブたちにも飛び火。日本でも世界的なサッカー選手が来日時に同社のヘッドホンを身に付けていたことで、一躍知られる存在となった。今回は、そんなMASTER & DYNAMICの大注目Bluetoothヘッドホン、「MW50+」をレビューしよう。
■オンイヤーでもオーバーイヤーでも使える
MASTER & DYNAMICが日本で展開するヘッドホンは、Bluetooth接続のワイヤレスタイプが2機種、有線接続は1機種と3モデルある(2019年1月時点)。ワイヤレスタイプは、オーバーイヤータイプの「MW60」(予想実売価格62,000円前後)シリーズと、今回紹介するMW50+(予想実売価格48,000円前後)だ。有線タイプは「MH40」(予想実売価格40,000円前後)で、本機もオーバーイヤーとなる。
MW50+は、かつて発売していたBluetooth接続のオンイヤーヘッドホン「MW50」をベースに改良が加えられたモデルだ。一番大きな変更点は、マグネット着脱式のイヤーパッドにオーバーイヤーを追加したこと。当初から付いているオンイヤーと合わせて2種類から自在に選べるようになった。これにより、見た目や装着感を気分によって変えられるだけでなく、イヤーパッドの違いによるサウンドの変化を楽しめるようになった。
また、本機は従来モデル同様にBluetooth接続に加えて、付属のリケーブルを使っての有線接続にも対応する。つまり、2種類のイヤーパッドと2種類の接続方法を掛け合わせることで、4通りの聴き方をユーザーが選べるのだ。今回は、この4通りの音の変化をじっくり確かめてみたい。
■高級感と高い堅牢性が、所有欲を満たしてくれる
音質のチェックに入る前に、本機を詳しく見ていこう。手にしてまず実感するのが、センス溢れる本体デザインと随所に使われる高級素材からくるプレミアム感だ。ヘッドバンドとハウジングの表面にはプレミアムレザーを、人体に触れるヘッドバンド内側とイヤーパッドにはラムスキンをそれぞれ採用する。
プレミアムレザーは、遠目にも質の高さが分かり、所有欲を満たすのに十分なクオリティーだ。ラムスキンも非常にソフトで手触りが良い。パッド内のクッションも適度な柔らかさとハリが両立しており、長時間の装着でも耳が痛くなりにくかった。
ハウジング側には突起が、イヤーパッド側にはガイド穴がある。これらを合わせるように近づけると、両面に内蔵するマグネットによって密着固定される。引っ張れば簡単に外れるが弱いわけではなく、装着時にずれたり、持ち運びの際にずれたりすることはなかった。
プレミアムな外観に加えて、高い堅牢性の確保。日常使いでも安心
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