公開日 2019/04/01 06:30
評論家・野村ケンジがナビゲート
1,300円から買える! 新生活にオススメの高コスパイヤホン一挙紹介。完全ワイヤレスから有線まで
野村ケンジ
2019年もあっという間に3ヶ月が過ぎて、4月となった。春、新生活のシーズンとなる。もうすぐ元号が変わることもあるし、気分を一新するためにも身近な存在から、たとえばイヤホンを新調してみてはいかがだろうか。
音が変われば気分も変わるのは確か。特に、スマートフォン純正の付属品を使っている人、壊れるまで交換か考えていなかったという人には、ぜひともこの春はイヤホンを新調してもらい、音楽をよりよい音で、アクティブに楽しんでもらえたらと思う。
とはいっても、今回の記事ではあくまでも純正アップグレードというテーマをメインに据えているため、全ての製品が1万円ちょっとまでの価格帯となっているし、いちばん安価な製品だと2,000円でおつりが来たりする。そう、イマドキは低価格モデルでも良質なイヤホンが増えてきていて、なかなか聴き応えがあったりするのだ。そういった、手軽にいい音を楽しめる製品を、紹介していこうと思う。
■安価で音質的にも有利な有線イヤホン
まず最初は、有線イヤホンから。実は、Bluetoothイヤホンに比べて(有線である分)安価に済むというコストパフォーマンスの良さはもちろん、音質的にも有利な部分があり、低価格でも良質なサウンドを楽しみたい人にはピッタリの製品だったりする。まずは2,000〜3,000円程度のモデルから紹介していこう。
オススメできる製品はいくつもあるが、そのなかでもコスパ、音質ともに良好なのがオーディオテクニカ「ATH-CK350M」(とそのリモコン付モデル「ATH-CK350iS」)だ。
こちら、10mm径ドライバーを搭載したイヤホン本体に専用ダクトを設けることで、パワフルなサウンドを実現しているモデル。同時に解像感もしっかり確保されていて、クリアな中高域を実現し、メリハリのよい演奏を楽しませてくれる。さらに、男性ヴォーカルはハスキーで色っぽい歌声なのもいい。この音質が2000円程度で手に入るのは、奇跡といっていい(※以後、価格表記は基本的に発売当時の定価または予想実売価格)。
次にオススメしたいのが、finalの「E1000」(2,480円前後)だ。こちら、大ヒット作となったEシリーズの末弟モデルで、サウンド表現や音質を維持しつつ、さらにコストパフォーマンスを追求したもの。筐体が金属から樹脂へと変更されるなど、コストに関してはかなりの徹底追求が成されているが、上位モデルと変わらない6mm口径ダイナミック型ドライバーを採用するなど、音質についてはかなり頑張っているのが特徴だ。
結果として、この価格帯ではあり得ない、良質なサウンドを実現。また、ポップスやロックをメインとしたサウンドチューニングが行われているため、Jポップなども音数の多さと迫力の良さを併せ持つ明朗快活なサウンドを楽しませてくれる。
なかでも、女性ヴォーカルが秀逸。ヌケの良い、ほんの少しだけハスキーな活き活きとした歌声を楽しませてくれる。Jポップ、特に女性ヴォーカル系をよく聴く人にはピッタリ。なお、もう少し予算に余裕があるのなら、兄貴分である「E2000」「E3000」もオススメしたいところだ。
■少し上の価格帯にもオススメモデル
予算に余裕がある、という話であれば、ワンランク上の価格帯にオススメしたい製品がある。それはAKGの「N20」(7,880円前後)だ。
音が変われば気分も変わるのは確か。特に、スマートフォン純正の付属品を使っている人、壊れるまで交換か考えていなかったという人には、ぜひともこの春はイヤホンを新調してもらい、音楽をよりよい音で、アクティブに楽しんでもらえたらと思う。
とはいっても、今回の記事ではあくまでも純正アップグレードというテーマをメインに据えているため、全ての製品が1万円ちょっとまでの価格帯となっているし、いちばん安価な製品だと2,000円でおつりが来たりする。そう、イマドキは低価格モデルでも良質なイヤホンが増えてきていて、なかなか聴き応えがあったりするのだ。そういった、手軽にいい音を楽しめる製品を、紹介していこうと思う。
■安価で音質的にも有利な有線イヤホン
まず最初は、有線イヤホンから。実は、Bluetoothイヤホンに比べて(有線である分)安価に済むというコストパフォーマンスの良さはもちろん、音質的にも有利な部分があり、低価格でも良質なサウンドを楽しみたい人にはピッタリの製品だったりする。まずは2,000〜3,000円程度のモデルから紹介していこう。
オススメできる製品はいくつもあるが、そのなかでもコスパ、音質ともに良好なのがオーディオテクニカ「ATH-CK350M」(とそのリモコン付モデル「ATH-CK350iS」)だ。
こちら、10mm径ドライバーを搭載したイヤホン本体に専用ダクトを設けることで、パワフルなサウンドを実現しているモデル。同時に解像感もしっかり確保されていて、クリアな中高域を実現し、メリハリのよい演奏を楽しませてくれる。さらに、男性ヴォーカルはハスキーで色っぽい歌声なのもいい。この音質が2000円程度で手に入るのは、奇跡といっていい(※以後、価格表記は基本的に発売当時の定価または予想実売価格)。
次にオススメしたいのが、finalの「E1000」(2,480円前後)だ。こちら、大ヒット作となったEシリーズの末弟モデルで、サウンド表現や音質を維持しつつ、さらにコストパフォーマンスを追求したもの。筐体が金属から樹脂へと変更されるなど、コストに関してはかなりの徹底追求が成されているが、上位モデルと変わらない6mm口径ダイナミック型ドライバーを採用するなど、音質についてはかなり頑張っているのが特徴だ。
結果として、この価格帯ではあり得ない、良質なサウンドを実現。また、ポップスやロックをメインとしたサウンドチューニングが行われているため、Jポップなども音数の多さと迫力の良さを併せ持つ明朗快活なサウンドを楽しませてくれる。
なかでも、女性ヴォーカルが秀逸。ヌケの良い、ほんの少しだけハスキーな活き活きとした歌声を楽しませてくれる。Jポップ、特に女性ヴォーカル系をよく聴く人にはピッタリ。なお、もう少し予算に余裕があるのなら、兄貴分である「E2000」「E3000」もオススメしたいところだ。
■少し上の価格帯にもオススメモデル
予算に余裕がある、という話であれば、ワンランク上の価格帯にオススメしたい製品がある。それはAKGの「N20」(7,880円前後)だ。