公開日 2020/12/08 06:40
【特別企画】開発陣の声とともに徹底解剖
一度聴いたら戻れない! オーディオテクニカ真空管HPアンプ&DACは新世代ヘッドホンを鳴らし切る
野村ケンジ
PCからスマホまで、そしてハイレゾ音源からストリーミングサービスまで。幅広いソースと繋がり、バランス接続にも対応し、さまざまなヘッドホンを鳴らし切るオーディオテクニカの新作、真空管アンプとDACを、開発陣の声とともに徹底解剖していこう。
■オーディオテクニカから待望のヘッドホンアンプ&DACが登場
ハイレゾ音源の普及もあってか、ここ数年のイヤホン&ヘッドホンの音質進化は著しく、結果として魅力的な製品が多数登場している。当然のごとく、イヤホン、ヘッドホンの雄といえるオーディオテクニカからもプレミアムクラスのヘッドホンが次々と登場し、ラインアップの拡充が推し進められている。
そのいっぽうで、新しいヘッドホンアンプの登場はほとんどといっていいほどなく、ウッドハウジング採用の「ATH-AWKT」「ATH-AWAS」やオープンエアー型のフラグシップ「ATH-ADX5000」など、ハイレゾ対応の新世代ヘッドホンたちの魅力を存分に引き出してくれる製品の登場が待ち望まれていた。
そんな、多くのユーザーにとって福音となるのが、バランス接続に対応した新しいヘッドホンアンプ「AT-BHA100」と、それに対応するDAC「AT-DAC100」の登場である。
「AT-BHA100」は入力段に真空管、出力段にパワートランジスタを採用する、ハイブリッド構成のヘッドホンアンプである。XLR 4pinと4.4mmの2系統バランス出力に加えて、6.3mmアンバランス出力は2製品のヘッドホンがが同時に接続できる仕様となっている。また、これらのヘッドホン出力は、ローとハイの切り替えが可能で、6.3mmアンバランス2系統を同時接続している場合には、それぞれのヘッドホンに対して個別に音量調整ができるよう、ダイヤルが2つ搭載されていたりする。複数台を所有しているマニアにとってはなかなかに便利な、うれしい気遣いだ。
■いちど聴いたら戻れない、真空管ならではの音
オーディオテクニカとしては久しぶりとなる据え置き型ヘッドホンアンプの新製品というだけあって、開発メンバーも随分と気合いを入れたアイテムなのだという。まずはコンセプトについて尋ねてみると、商品企画を担当された足達氏は次のように振り返ってくれた。
■オーディオテクニカから待望のヘッドホンアンプ&DACが登場
ハイレゾ音源の普及もあってか、ここ数年のイヤホン&ヘッドホンの音質進化は著しく、結果として魅力的な製品が多数登場している。当然のごとく、イヤホン、ヘッドホンの雄といえるオーディオテクニカからもプレミアムクラスのヘッドホンが次々と登場し、ラインアップの拡充が推し進められている。
そのいっぽうで、新しいヘッドホンアンプの登場はほとんどといっていいほどなく、ウッドハウジング採用の「ATH-AWKT」「ATH-AWAS」やオープンエアー型のフラグシップ「ATH-ADX5000」など、ハイレゾ対応の新世代ヘッドホンたちの魅力を存分に引き出してくれる製品の登場が待ち望まれていた。
そんな、多くのユーザーにとって福音となるのが、バランス接続に対応した新しいヘッドホンアンプ「AT-BHA100」と、それに対応するDAC「AT-DAC100」の登場である。
「AT-BHA100」は入力段に真空管、出力段にパワートランジスタを採用する、ハイブリッド構成のヘッドホンアンプである。XLR 4pinと4.4mmの2系統バランス出力に加えて、6.3mmアンバランス出力は2製品のヘッドホンがが同時に接続できる仕様となっている。また、これらのヘッドホン出力は、ローとハイの切り替えが可能で、6.3mmアンバランス2系統を同時接続している場合には、それぞれのヘッドホンに対して個別に音量調整ができるよう、ダイヤルが2つ搭載されていたりする。複数台を所有しているマニアにとってはなかなかに便利な、うれしい気遣いだ。
■いちど聴いたら戻れない、真空管ならではの音
オーディオテクニカとしては久しぶりとなる据え置き型ヘッドホンアンプの新製品というだけあって、開発メンバーも随分と気合いを入れたアイテムなのだという。まずはコンセプトについて尋ねてみると、商品企画を担当された足達氏は次のように振り返ってくれた。
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