公開日 2022/12/05 06:30
ホームシアターの新スタイルを実現
置くだけでリビングが映画館!“テレビ代わり”にエプソン超短焦点プロジェクター「EH-LS800B/W」を体験して欲しい
山本 敦
エプソンが3LCD方式を採用する超短焦点プロジェクター「EH-LS800B/W」を発売した。テレビとはまたひと味違う、本機ならではといえるホームシアター体験の醍醐味をレポートしよう。
エプソンの「dreamio(ドリーミオ)」といえば、ホームシアター向けプロジェクターのトップブランドだ。来年には誕生から20周年を迎える。現在のドリーミオシリーズはすべての機種が、3枚の液晶ディスプレイにより精緻な映像を再現する独自の3LCD方式を採用している。
ドリーミオには4Kプレミアム機から高いポータビリティを備えるAndroid TV/スピーカー内蔵のエントリーまで、幅広いフロント投写型プロジェクターのラインナップがある。今回レポートするEH-LS800シリーズのような壁面に寄せて設置できる超短焦点プロジェクターが近年加わり、ますます層に厚みが増した。
EH-LS800シリーズは3LCDパネルとレーザー光源を搭載する4K/HDR対応の超短焦点プロジェクターだ。カラーバリエーションにホワイトとブラックの2種類を揃える。その最大の特徴は、壁から約2.5cmという至近距離に本体を設置すれば80インチの4K大画面投写が可能な点だ。Android TV OSを内蔵し、本機だけでVOD(動画配信)サービスが楽しめるのもポイントとなる。
ホームシアタープロジェクターといえばリビングルームなど然るべき場所にセットして、映画に音楽ライブ、スポーツの生中継などを大画面で楽しむイメージが一般的だと思う。読者の中には専用のシアタールームを設けて、プロジェクターをしっかりとインストールしている方もいるだろう。
エプソンのEH-LS800シリーズは壁面近くに寄せて、80インチ〜最大150インチまでの4K大画面(*註)を投写できる。本体のサイズは横幅70cm、縦幅34cm、奥行きが14.5cm前後。大きな画面の4Kテレビよりも置き場所を抑えて、さらに大きな画面が楽しめるというわけだ。*4K信号を入力し、4K相当の高画質で表示します。
ドリーミオシリーズからは2020年、初めてのホームシアター向け4K/HDR対応超短焦点プロジェクター「EH-LS500B/W」が発売された。本機はどちらかと言えば映像をシネマライクなチューニングにしていたが、新しいEH-LS800シリーズではリビングルームでバラエティ番組やアニメ、ドラマを楽しむことも想定して、映像を明るく色鮮やかなチューニングに仕上げているという。後ほど画質のインプレッションを報告する。
超短焦点プロジェクターは設置方法のイメージがわきにくいという方もいるだろう。EH-LS800シリーズは、本体に付属するリモコンやモバイルアプリ「Epson Setting Assistant」を併用した “かんたん設置” ができる。Andorid TVの導入も含め、設置導入のポイントを以下に解説したい。
床に直接置いて使ってもいいが、本体にはバーチャルサラウンド再生にも対応するヤマハ製スピーカーを内蔵している。スピーカーもフルに活用することを考えているのであれば、調音効果も兼ねて背丈の低めなローボードの上に置くか、または床に音が伝わって響かないよう、吸音・調音アクセサリーを足もとに挟みたい。
映像は壁に直接投写しても良いし、プロジェクターの置き場所を固定して使うのであれば壁面に常設できる張り込み式の短焦点用スクリーンなどを、予算を考えながら揃えたい。
ただ、プロジェクターは一度設置すると、そのあと動かさないことが多いだろう。EH-LS800シリーズは1人でも持ち運べる重量で(2人ならより安全だ)、部屋の模様替えに合わせて気軽に位置を変えられる。「部屋のどこに大画面を映し出すか」という新しいインテリアのこだわりを楽しめるのも本機の魅力なので、壁面投写を積極的に使うのもオススメだ。
壁からわずか約2.5cmで80インチの大画面が投写できる
エプソンの「dreamio(ドリーミオ)」といえば、ホームシアター向けプロジェクターのトップブランドだ。来年には誕生から20周年を迎える。現在のドリーミオシリーズはすべての機種が、3枚の液晶ディスプレイにより精緻な映像を再現する独自の3LCD方式を採用している。
ドリーミオには4Kプレミアム機から高いポータビリティを備えるAndroid TV/スピーカー内蔵のエントリーまで、幅広いフロント投写型プロジェクターのラインナップがある。今回レポートするEH-LS800シリーズのような壁面に寄せて設置できる超短焦点プロジェクターが近年加わり、ますます層に厚みが増した。
EH-LS800シリーズは3LCDパネルとレーザー光源を搭載する4K/HDR対応の超短焦点プロジェクターだ。カラーバリエーションにホワイトとブラックの2種類を揃える。その最大の特徴は、壁から約2.5cmという至近距離に本体を設置すれば80インチの4K大画面投写が可能な点だ。Android TV OSを内蔵し、本機だけでVOD(動画配信)サービスが楽しめるのもポイントとなる。
ホームシアタープロジェクターといえばリビングルームなど然るべき場所にセットして、映画に音楽ライブ、スポーツの生中継などを大画面で楽しむイメージが一般的だと思う。読者の中には専用のシアタールームを設けて、プロジェクターをしっかりとインストールしている方もいるだろう。
エプソンのEH-LS800シリーズは壁面近くに寄せて、80インチ〜最大150インチまでの4K大画面(*註)を投写できる。本体のサイズは横幅70cm、縦幅34cm、奥行きが14.5cm前後。大きな画面の4Kテレビよりも置き場所を抑えて、さらに大きな画面が楽しめるというわけだ。*4K信号を入力し、4K相当の高画質で表示します。
ドリーミオシリーズからは2020年、初めてのホームシアター向け4K/HDR対応超短焦点プロジェクター「EH-LS500B/W」が発売された。本機はどちらかと言えば映像をシネマライクなチューニングにしていたが、新しいEH-LS800シリーズではリビングルームでバラエティ番組やアニメ、ドラマを楽しむことも想定して、映像を明るく色鮮やかなチューニングに仕上げているという。後ほど画質のインプレッションを報告する。
どこにでも設置できる、プロジェクター“らしくなさ”
超短焦点プロジェクターは設置方法のイメージがわきにくいという方もいるだろう。EH-LS800シリーズは、本体に付属するリモコンやモバイルアプリ「Epson Setting Assistant」を併用した “かんたん設置” ができる。Andorid TVの導入も含め、設置導入のポイントを以下に解説したい。
床に直接置いて使ってもいいが、本体にはバーチャルサラウンド再生にも対応するヤマハ製スピーカーを内蔵している。スピーカーもフルに活用することを考えているのであれば、調音効果も兼ねて背丈の低めなローボードの上に置くか、または床に音が伝わって響かないよう、吸音・調音アクセサリーを足もとに挟みたい。
映像は壁に直接投写しても良いし、プロジェクターの置き場所を固定して使うのであれば壁面に常設できる張り込み式の短焦点用スクリーンなどを、予算を考えながら揃えたい。
ただ、プロジェクターは一度設置すると、そのあと動かさないことが多いだろう。EH-LS800シリーズは1人でも持ち運べる重量で(2人ならより安全だ)、部屋の模様替えに合わせて気軽に位置を変えられる。「部屋のどこに大画面を映し出すか」という新しいインテリアのこだわりを楽しめるのも本機の魅力なので、壁面投写を積極的に使うのもオススメだ。