|
表紙デザイン:大前英史デザイン室 フォト:馬場道浩
「季刊・analog」は3、6、9、12月の15日発売です。 |
『季刊・analog vol.50号』刊行にあたって
創刊50号 記念特別企画を満載
今号でついに50号を迎えた『季刊・アナログ』誌。これまで本誌では「アナログ感覚」をキーワードにして、レコード再生をはじめカメラやウイスキーなど奥深き趣味の世界をご紹介して参りました。私達は、アナログという世界には『ヒト』の存在が欠かせないと考えております。徹底的なこだわりを持ってして完成する『モノ』、そして、それらから得られる望外の喜び。その中心には、必ず『ヒト』の存在があるからです。50号を迎えることができたのも、ひとえに本物の価値を見極められる『ヒト』、つまり皆様のおかげだと痛感しております。
今回は50号記念として、アナログの未来をテーマとした特別企画や特別インタビューなど、盛り沢山でご用意しました。デジタル全盛期を迎えたいまなおアナログに魅了され、それを継承する『ヒト』の物語。そんな人々と共に、アナログ誌はますます充実したアナログライフを楽しむための友として、次なるステップを踏んで参ります。
また50号記念の謝恩特別付録として、『analog』誌特製のレコードバッグをもれなくお付けしています。レコード盤の購入やご試聴でLPレコードを持ち運ぶ際に重宝します。また、ちょっとしたお買い物の際にもスペースを取らずに持っていけます。ぜひご活用ください。さらに、50号記念の豪華愛読者モニターも実施していますので、ぜひ綴じ込みハガキでご応募ください。
analog50号の目次はこちらから
画像をクリックして拡大
50号特別付録! オリジナルレコードバッグ
レコードを購入した時はもちろんのこと、友人の家へレコードを持って遊びに行くとき、また大切な購入機器を選ぶ際のレファレンスディスクを持って行くとき。アナログファンにとってレコードを持ち運ぶ機会は意外にも多いことと思います。今回のアナログ誌では、50号を記念する特別付録として、オリジナルのレコードバッグをご用意いたしました。丈夫な生地で作られたバッグの収容枚数は、たっぷりの約20枚。少ない枚数でも形が崩れにくいマチの形状を採用したほか、トーンアームをあしらった「アナログオーディオ」をひとめで表現するデザインも本誌ならではのこだわりです。ぜひ、アナログライフのお供にご活用ください。
画像をクリックして拡大
日本ジャズ界の大物に迫る!人気企画
ピットインインタビュー第37回
ジョージ大塚さん
「ドラムを始めた時、そしてピットインとの永い関係」 (後編)
1965年に創業して以来、数多くのミュージシャンを輩出し、長期にわたり名演奏が日夜繰り広げられている名門ライブハウス『PIT INN』。12月24日で50周年を迎える同店の、その歴史と数多くのミュージシャンとの関わりを知る連載企画です。数多くの著名なミュージシャンが、(株)ピットインミュージック代表取締役の佐藤良武さんとの対談形式で登場しています。前号に引き続き、今回の後編では、ドラマーのジョージ大塚さんが登場。オーディションに呼ばれて抜擢されて以降、国内外の幅広いジャズメン達との共演や出会いなどを中心に語っていただきました。
画像をクリックして拡大
『新宿PIT INN』が50周年!
豪華な記念イベント「新宿ジャズフェスティバル」が開催
『新宿PIT INN』は2015年12月24日で、50周年を迎えることになりました。それを記念して、来る12月26日(土)、27日(日)に50周年を記念した音楽祭「新宿PIT INN50周年記念"新宿ジャズフェスティバル"」が開催されます。ここでは、今号までに登場いただいたPIT INN出演のミュージシャン達や、2日間の出演メンバー、今回の50周年記念コンサートにあたっての佐藤良武さんの思いをご紹介します。
PIT INN 50周年&analog誌50号記念プロジェクト
『新宿PIT INN』と『季刊・アナログ』2つの「50」を記念した
LPレコード『アイ・ラヴ…/辛島文雄』が完成!
50年にわたり日本のジャズシーンを作り上げてきたライヴハウス『新宿ピットイン』。そして、今号で創刊50号を迎えた『季刊・アナログ』誌。両者の深い関係は、ちょうど10年前の『新宿PIT INN』40周年の後にスタートしました。この12月に「50」という大きな節目を迎える両者のコラボーションによる、アナログレコード・プロジェクトがついに実現! 本誌にもご登場いただいたジャズ・ピアニスト、辛島文雄さんの作品で、A面は疾走感溢れるナンバーを、B面は珠玉のピアノ・ソロを収録しています。マスタリング/カッティングは名匠、小鐵 徹氏です。2015年内リリース予定で現在先行予約の受付中です。
画像をクリックして拡大
50号記念 特別インタビュー
2つの最新作をアナログでリリース!
いまだからこその最新アナログ作品、そのこだわりを語り尽くす!
NOKKOさん(シンガーソングライター/レベッカ)
Goh Hotodaさん(プロデューサー/ミックスエンジニア)
現代まで脈々と続くJ-POPの世界において、欠かすことのできない存在、レベッカ。女性ヴォーカリスト、NOKKOさんを中心としたバンド編成や、マドンナなど当時の最先端をオマージュしたサウンドなど、随所に日本にはなかった新しさをリスナーへもたらしたレベッカは、伝説的なバンドとしていまなお多くの音楽ファンを魅了しています。今年、待望の再結成を果たし、4月21日には横浜アリーナでのライヴを大成功させたことも記憶に新しいなか、この度、その模様がBDに加えなんとLPレコードでリリースされました。さらに、NOKKOさんのソロ最新作もモノラルレコードでのリリースが決定! 紅白歌合戦への出場も決まり、その盛り上がりが最高潮に到達しているいま、なぜアナログレコードでのリリースなのか。サウンド・デザインを担当した世界的プロデューサー/ミックスエンジニアであり、夫でもあるGoh Hotodaさんと共に、夫婦揃っての特別インタビューを4ページにわたりお届けします。
画像をクリックして拡大
レコード悦楽人登場!
宮崎 弘さん 松田充弘さん
特集 50号記念企画
受け継がれる『アナログ』
終着点なき「アナログ」の世界 角田郁雄
〜連綿と続き進化する技術とレコードを再生する愉しみ〜
画像をクリックして拡大
『analog』誌に登場した方々からのお祝いのメッセージ
竹中直人さん(俳優/映画監督)
輿水精一さん(サントリースピリッツ竃シ誉チーフブレンダー)
山下洋輔さん(ピアニスト)
NOKKO(ノッコ)さん(シンガーソングライター/レベッカ)
Goh Hotoda(プロデューサー/ミックスエンジニア)
画像をクリックして拡大
レコードの未来を訊く
小林美憲さん
西谷俊介さん(東洋化成) 小鐵 徹さん(JVCマスタリングセンター)
吉川昭仁さん 松下真也さん(STUDIO Dede) 江口丈典さん(ちぐさレコード) 井上揚介さん(オタイオーディオ、オタイレコード)
音楽の記録媒体として、最も長い期間にわたって使用され続けているアナログレコード。いま、時代はデジタル最盛期となり、音楽も「手軽さ」が重視されている傾向は確かにあります。しかし、これまで脈々と受け継がれてきたアナログへの想いは、いまなお第一線で活躍するベテランはもちろんのこと若い世代にも確実に受け継がれています。今回は、そんなアナログを未来へと伝承する人々をご紹介。いつの時代も人の心を捉えて離さない、アナログの魅力と将来についてをお聞きしました。
画像をクリックして拡大
analog Grand Prix 2016発表
至福のアナログを満喫できる今年の秀作を選出
受賞全36モデル紹介
2008年にスタートしたアナロググランプリは、「本誌がキーワードとする“アナログ感覚”が感じられ、本誌読者の皆様に推薦するにふさわしい、アナログ再生に欠かせないオーディオ機器」を、オーディオ評論家とオーディオ専門店による投票によって選出。今年の選出モデルは特別賞を含めて合計36モデルとなりました。「ものの価値をきちんと判断できる」人々へ向けて『季刊analog』がお薦めしたい、アナログオーディオの魅力をより引き出してくれるオーディオ機器達をご紹介しています。
画像をクリックして拡大
厳選!至福の銘品・音の五つ星物語
至福のひと時を約束する銘品たち★★★★★
ここでご紹介するのは、アナログ関連機器を中心としたいま話題の製品のなかから、不変の魅力をたたえたもの、あるいは魅力的なストーリーがあるもの、さらにはマイルストーン的な製品という条件で、厳選したモデル達です。アナログと音楽との大切な時間をともに過ごす仲間として最適な「音の五つ星」。“こだわりをより深く”をテーマに、それぞれの深い物語をお届けします。今回は、これまでにない機能性を実現した注目の新型アナログターンテーブルと、魅力あふれるカートリッジやアンプなどを試聴レポート。詳細はぜひ誌面で!
- AUDIO-TECHNICA AT150Sa 井上千岳
- PHASEMATION PP-2000 角田郁雄
- MYSONIC Signature Platinum 貝山知弘
- THALES TONARM TTT-Slim+Thales Easy 井上千岳
- REED Muse 3C 井上千岳
- TECH DAS Air Force V 貝山知弘
- ACOUSTICAL SYSTEMS AQUILAR 石原 俊
- PHASEMATION EA-500 角田郁雄
- M2TECH JOPLIN MkU 田中伊佐資
- TRIODE TRV-A300XR 石原 俊
- ACCUPHASE E-370+AD-30 小林 貢
- OCTAVE Jubilee Mono SE 井上千岳
画像をクリックして拡大
特別レポート/注目製品
「LUXMAN/300Bを使用した真空管アンプMQ-300の全貌」井上千岳
「PEAR AUDIO/Kid Thomasでレコード再生を楽しむ」角田郁雄
「CREEK/オプションフォノボードの実力検証」石原 俊
「JBL/待望のJBLモニターシリーズのニューモデル登場!」林 正儀
「ZONOTONE/Gransterシリーズのスピーカーケーブルと電源ボックス」石原 俊
「GT SOUND/全ての始まりとなったホーンドライバーに迫る」石原 俊
「ESOTERIC/C-03XsとS-03セパレートアンプでアナログを聴く」角田郁雄
「GRADO/カートリッジラインアップが一新、そのサウンドはいかに?」井上千岳
「トランスの完全マッチングで拓ける音の新境地」田中伊佐資
「NS/バランス型MC昇圧トランスが登場」藤岡 誠
「VIV LABOLATORY/開発者の理想を突き詰めた高解像度トーンアーム」角田郁雄
「MARK LEVINSON/モノラルパワーアンプNo536が発売開始」
「KIT HIT/最新モデルST20が登場」林 正儀
「アンダンテラルゴの製品ユーザーを訪ねる 〜 仙台編」林 正儀
「ACOUSTIC SIGNATURE/Gunther Frohnhofer氏インタビュー」石原 俊
「MISTRAL/新素材のカートリッジスタビライザー&インシュレーター登場」炭山アキラ
特別レポートのコーナーは、本誌がいま注目する話題のアイテム達の魅力をじっくりとレポートする企画です。読者アンケートでも注目度の高い製品や、取り上げて欲しいという要望の多かったテーマなど、こだわりのアナログファンの方々に向けてその深い魅力を毎号お届けしています。
連載第3回
美の匠
OJゲージ蒸気機関車 杉田令治
アナログ的な手作業で美しいものを作る"美の匠"。「造形美」「伝統美」「機能美」など、こだわりのものづくりに携わる方を訪ね、「美」への挑戦と、日本における「ものづくり」へ打ち込む情熱を語っていただく連載。第1回『江戸切子』、第2回『銭湯絵師』に続き、今号では完全手作りのOJゲージ蒸気機関車にフォーカスします。大好きなSLだから、全て自分の手で作り上げたい、との熱い思いで、1両あたり完成まで約5年かかる蒸気機関車を2両製作。レールも削り出して犬釘で1本ずつ枕木に止めて土台へ埋め込むなど、実に根気のいる作業と時間をかけて作り上げた杉田さん。地元の祭りで展示デモンストレーションも行っているという、入魂の作品について取り上げます。
画像をクリックして拡大
連載 アナログを磨こう!
「スタイラスクリーニングとエージング研究」炭山アキラ
「KLAUDIO/超音波レコードクリーナーに注目のオプション登場」
レコード再生を行うにあたり、盤のクリーニングとともに注目されるのが針先、スタイラスクリーニングです。針先のクリーニングを怠ると音質の劣化はもとより、大切な盤を傷めてしまうこともあるので、大事な欠かせないケアのひとつです。スタイラスクリーナーには乾式から湿式まで実にさまざまな製品がありますが、電動スタイラスクリーナーというものもあります。しばらく製品が途切れていましたが、ドイツ製の製品が登場、しかも従来にはなかった「エージング機能」も兼ね備えたものとして注目されています。今回、そのモデルの検証を中心に効果のほどをレポートします。
画像をクリックして拡大
アナログメンテナンス情報 「カートリッジ針の修理・修復」最終回案浦修治
好評連載⑨「菅野沖彦 ピュアオーディオへの誘い」
人間の感動に根づいたピュアオーディオの楽しさと本質、そして奥深さを熱く語る、菅野沖彦氏からのメッセージです。オーディオの多様化が進むいまこそ、耳を傾けたい貴重な内容を満載しています。
画像をクリックして拡大
analog倶楽部
全国のアナログショップを紹介
工房探訪 「JBLを蘇らせるケンリックサウンド」石田善之
アナログを楽しめるお店 横須賀「Bar Roundabout」
イベント「くつろぎカフェ・音楽喫茶」
好評連載
- 新連載 「音を刻む」〜アーティスト越しにみるレコード技術〜 第一回:ジェフ・ポーカロ小原由夫
- 新連載 「オーディオアスリート」―クルマとオーディオによるカイザー・チューニングの世界―鈴木 裕
- 新連載 スピーカーの系譜
- もうひとつのビンテージオーディオ 「JBL D1004」田中伊佐
- キヨト・コレクション「B&O type 608」
- オープンデッキに夢中「TASCAMのBR-20を2台購入」小林 貢
画像をクリックして拡大
究極の機能美とマニュアル感覚
『いまこそクラシックカメラを楽しもう』コニカ編①根本泰人
画像をクリックして拡大
他誌では読めないマニアックな視点と懇切丁寧な内容、実際のカメラの写真を掲載して大好評の「クラッシックカメラ企画」。今回は、日本のブランドに戻って「コニカ編」の1回目。その代表機種を順次ご紹介していきます。
特別企画
「5大ウイスキー」を知って飲んで音楽に合う好みのウイスキーをみつけよう!佐々木太一
- 「ウイスキー、くつろぎの時」土屋守
- ウイスキーニュース/イベント
アナログレコードを100%楽しむための情報&コラム
- 方形の宇宙・アナログレコードの魔力江夏俊太郎・松井 巧・武田清一
- 今宵はアナログで。第22回
〜三上剛志邸でアヴァンギャルドとJBLを聴く寺島靖国
- 「話題のニューディスクレビュー」
生島 昇・石原 俊・小林 貢・鈴木 裕・田中伊佐資・角田郁雄・林 正儀・前泊正人・山之内 正・和久井光司
- “レコード”を生業とする者たち和久井光司
〜第14回 東陽町 ダウンタウンレコード 土田義周 氏
画像をクリックして拡大
- 第5回 いまこそ甦る SPの真髄―特別編―郡 修彦
- 広州AVフェア2015レポート
- 「プロデューサーのこだわり街道」和元彦
- 「アナログ関連機器 新製品試聴レビュー」
- 「アナログ新製品アクセサリー」
50号記念 アナログ関連 超豪華モニター大募集
画像をクリックして拡大
ほか、情報満載!
本体価格1,759円 特別定価1,900円(税込)/ A4変形判、頁数:約234ページ
|