<総力特集> 地上波デジタル放送イヤー ●DVDレコーダー編 DVDレコーダー・シーンを牽引するHDD&DVDのハイブリッド機。今秋のトレンドは大きく2つあります。一つ目は高速記録で、具体的にはHDD→DVD-Rへの記録を4倍速にすることですが、既に昨年パイオニアがDVR-77H/99Hで実現していたことです。今年はパナソニックがDMR-E200H/100Hで加わり、さらにソニーが続いています。パイオニアは高速記録に関しては従来同様ですが、一挙にラインナップを5機種揃え、万全の構えといったところです。二つ目はDVDマルチへの対応です。ビクターが単体機で、東芝はハイブリッド機で対応しています。メディアに関係なく(もしくは統一されて)、瞬時にダビングできれば問題ないのですが、実現の目処がたたないので、今秋も異なった特徴を持った形態の製品で市場は形成されています。
●プロジェクター編 今年は昨年同様にプロジェクターが豊作です。ポイントは「低価格」「高画質」「高い設置性能」。マランツのVP-12S3のようなハイエンド機もありますが、非常にハイコストパフォーマンスに優れる製品が相次いで登場しています。さあ、大画面ホームシアターを始めるなら今です!
●ディスプレイ編 これまでプラズマディスプレイのボリュームゾーンは42型でしたが、32型および37型の市場も拡大していくと予測されています。特に32型では液晶ディスプレイとプラズマディスプレイが混在し、主なところでは前者がパナソニック、日立、ソニー、東芝、後者は日立、ソニーがラインナップしています。また、シャープおよびサンヨーは30型液晶ディスプレイで展開しているといった状況です。製品選びの判断材料にAVレビューをご活用下さい。
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