Phile-webをご覧の皆様こんにちは! いかがお過ごしでしょうか。10月に入って、毎週のようにオーディオショーに出かけて忙しい方も多いのでは? Phile-webでもオーディオショー情報を毎週のように全力でレポートしていますが、今回はちょっと息抜き(?)に、いつもとひと味違うライブイベントのミニレポートをお届けします。
先日Phile-webでも告知を掲載した、オーディオブランド・ORBが主催する高音質ライブイベント「ORB PRESENTS PREMIUM LIVE TOKYO」に、編集部員の小澤(麻)と杉浦がお邪魔してきました。
会場は六本木・ミッドタウン内にある「Billboard Live TOKYO」。ステージの奥が一面ガラス張りになっていて、六本木の夜景を臨みながらライブを楽しめるという大変お洒落な空間です。
この日のライブ中に使用されるケーブルなどの機材は全てORBのプロ用製品で、オーディオブランドによるプロデュースならではの“高音質”ライブが楽しめるというものでした。ライブは2部制となり、私たちが参加したのは2nd Stageで、2組のアーティストの演奏を楽しんできました。
1組目は、Matt Cabさん。サンフランシスコ出身の実力派R&Bシンガーです。この日はオリジナル楽曲のほかに、自身のアルバムのプロデューサーであるVERBAL氏が所属するm-floの楽曲や、福山雅治の楽曲の英詩カバーなども披露されました。青いライトで照らされたステージから客席に広がっていくMatt Cabさんのクールで伸びやかな歌声に、私たちも終始聴き惚れていました。
2組目は、electro53 with SCHON。元T-BOLANの五味孝氏が参加するインストゥルメンタルバンド electro53に、ギタリストSCHON氏を加えたスペシャルユニットです。先ほどとは打って変わって激しいロックサウンドで、歪むギターの音が胸にギュインギュインと食い込むようでした。本当に格好良かったです。本編終了後にはアンコールも起こり、とにかく盛り上がりました。
さらに、上記アーティストによるライブのほか、Billboard Live TOKYOの空間ではおそらく史上初と思われるケーブル比較試聴が実施されたことにも注目です。この比較試聴ではMatt Cabさんが登場し、マイクケーブルを普通の市販品とORB製品に付け替えて、交互に歌声を披露。ケーブルによってこんなにわかりやすく音質が変わるのかと、会場内は大きくどよめいていました。
ちなみに会場の入り口には、この日のステージを支えたORB製品もずらり。実力派アーティストの演奏を高音質で楽しめるとても素敵なライブでした。
Phile-web編集部 小澤(麻)&杉浦