フォステクス カンパニーが発売する、世界でひとつのオリジナルヘッドホンを作れる“KOTORI”ブランド。2009年12月にはカナル型の「
KOTORI 101」が、そして昨年12月にはオーバーヘッド型の「
KOTORI 201」が発売され、注目を集めています。昨日2月17日、東京・池尻大橋にある「
PUBLIC/IMAGE.3D」にて、発売を記念したリリースパーティが開かれました。
こちらの会場はクリエイティヴスタジオ「ANSWR」のオフィスに併設されたカルチャースペースで、日々さまざまな企画展やワークショップ、ライブイベントなどが開催されています。今回のリリースパーティでは「KOTORI」シリーズの展示や、「TH-7B」と「TH-5(B/W)」をベースに服飾ブランドgalaxxxy、音楽レーベルBLACKSMOKER、格闘技系アパレルブランドreversalとの数量限定コラボレーションモデル(
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「KOTORI 201」は9パーツ16種類を自由に組み合わせられるオーバーヘッドホン。サイトでパーツのカラーラインナップを見て「けっこう派手な感じなのかな…?」と思っていたのですが、実際に目にしてみると、それぞれの質感が落ち着いているので、組み合わせる色によってシックにもポップにも仕上がる印象。個人的に気に入ったパーツは「ホワイト」!半透明の透け感絶妙な乳白色が綺麗でした。これをブラック(これも透け感がきれい)と合わせたら、大人の男性でも十分普段使いできるモデルになりそうですよ。
フォステクスのドライバーユニット製造のノウハウを応用して開発した「バイオダイナ振動板」を採用したという、音質へのこだわりも盛り込んでいるKOTORI 201。「どうせ若い子向けのヘッドホンでしょ?」と思わずにぜひ注目してみてくださいね!
そして発表されたばかりのヘッドホンアンプ「
HP-P1」も登場していました。デザインを担当されたメチクロさんいわく、「持ったときの質感にもこだわった」とのこと。黒色樹脂塗装はざらりとマットな質感で、ちょっと革っぽいです。底面の曲線(これが他にはない感じでキレイ)と相まって、ウィスキーボトルみたいなお洒落さが漂ってました。この樹脂塗装は持つうちにどんどん馴染んで感触が変わってくるそうですよ。音も外観も、使い込むと馴染んで変わっていく製品なんだな、面白いなー、と思いました。
ヘッドホンアンプは近々音質レビューもお届けする予定なので、どうぞお楽しみに!