popInとUSEN-NEXT LIVING PARTNERSが提携
入居してすぐに大画面が楽しめる!「popIn Aladdin」常設の賃貸物件が拡大中。キーパーソンに戦略を聞く
世界初の照明一体型3in1プロジェクター「popIn Aladdin(ポップイン アラジン)」を開発、販売するpopIn株式会社は、USEN-NEXT GROUPの株式会社USEN-NEXT LIVING PARTNERSと提携し、同社がインターネットサービス等を提供する賃貸物件へpopIn Aladdinを導入する展開を開始した。入居者は入居してすぐに映画やドラマなどの動画コンテンツを壁に大画面で映し出して視聴することが可能で、これまでにない驚きの生活空間を手に入れられる。すでに700台が導入されている。ホームシアターの裾野を広げていく注目の展開について、両社のキーパーソンに話を聞く。
■popIn Aladdin 2を全戸に導入した新築賃貸物件も
―― 今回の提携に至った経緯についてお聞かせください。
谷内 USEN-NEXT GROUPの株式会社USEN-NEXT LIVING PARTNERSは、マンション・アパート等の賃貸物件オーナーや不動産企業に対して、グループが有するインターネットサービスやIoTなどをご提供していく役割を担っています。2019年夏にpopIn株式会社様のプロジェクター「popIn Aladdin」にグループ会社U-NEXTのビデオオンデマンドのアプリを搭載いただいたのが大きなきっかけとなり、今回の提携に至りました。
U-NEXTはお客様がお持ちのデバイスを気にすることなくU-NEXTを利用できる環境の整備を進めています。そのようななかでも「popIn Aladdin」は、高性能のプロジェクターとスピーカーを搭載し、“自宅で大画面のある暮らし”がセールスポイント。画面サイズが大きくなればなるほど、お客様の満足度、没入感が高まると考えるU-NEXTの思想にぴったりでした。
私どもでは2019年くらいから、賃貸物件にIoTの商材で付加価値を付け、差別化していく取り組みに力を入れており、U-NEXTのアプリにとどまらず、「popIn Aladdin」を入れることができれば、映像コンテンツを手軽に大画面で楽しめるシアタールームが手にできる大きなメリットが生まれると考えました。オーナー様からすれば物件の価値を向上でき、入居促進にも寄与します。
濱嶋 私はpopIn Aladdinを法人のお客様に販売する担当をしているのですが、今回の提携のお話をいただく以前から、賃貸物件や分譲マンション、戸建住宅にpopIn Aladdinをデフォルトで搭載できないかと、住宅関連のイベント等にも出展していました。しかし、なかなか花開かず、暗中模索しているなかでの出会いでした。
―― まさにシナジーを生み出すコラボレーションだったというわけですね。
濱嶋 例えばデベロッパーへ足を運び、食洗器などのビルトイン設備を担当する部署でpopIn Aladdinのプレゼンを行っても、おうちに魔法の大画面を実現できる照明一体型3in1家庭用プロジェクターという革新的なコンセプトはなかなかご理解いただけず、聞かされるのは判で押したようなコンサバな言葉ばかりでした。「これは結構ハードルが高いぞ」と感じていましたので、USEN-NEXT LIVING PARTNERS社様にご採用いただいた今回のアグレッシブな提案は本当にうれしかったです。
谷内 アパートで入居者を募集する際、築10年以上になる物件では、新たに引掛シーリングを天井に設けることも少なくなく、ついでにLEDシーリングライトを付けて入居者にプレゼントするケースがよく見受けられます。LEDシーリングライトが山積みになっている管理会社もあり、そうした光景を目の当たりにしていたものですから、U-NEXTが見られるだけでなく、popIn Aladdinを使って大画面で楽しめる環境が提供できれば、これは人気になると確信しました。
―― 6月17日に発表されたリリースでは「popIn Aladdin 500台導入」とありました。
濱嶋 モデルとしては「popIn Aladdin 2」となります。今現在では約700台と順調に導入が進んでいます。
―― どのような賃貸物件へ導入されているのですか。
谷内 新築と既存とで傾向が異なります。新築物件では、リビングルームの天井高を高く見せるために、最近ではダウンライトを採用するケースが増えています。その場合、引掛シーリングがありませんから、必然的に、寝室をはじめとする他の部屋に設置することが多くなります。最近見た物件で印象に残っているのは、テレワークと子供部屋を兼ねた部屋へ導入したもの。親御さんが壁に向けて設置されたデスクで仕事をする傍ら、お子さんが反対側の壁にpopIn Aladdinで投写した映像を楽しむイメージです。withコロナ、afterコロナのライフスタイルを意識した提案も目につきます。また、新築の場合は初めから全戸に導入するケースが多いことに正直驚きました。
一方、既存物件には引掛シーリングはあるのですが、リノベーションしてダウンライトに変えてしまうケースもあり、リビングルームに設置する場合は、引掛シーリングを残してもらいます。また、3DKの間取りを2LDKにリノベーションする際、窓がない部屋を逆手に取り、ここにpopIn Aladdinを設置してシアタールームに替えてしまうことで魅力を高める提案も目につきます。新築同様に寝室も多いですね。寝室を仮定した洋室はシーリングライトが多いので、寝室で寝ころびながら見ていただくスタイルも受けているようです。
―― 壁紙についてはいかがですか。
濱嶋 ほぼ問題なく投写して視聴することができます。万が一問題がある場合でも、ロールスクリーンで手軽に対応できます。
谷内 私たちも当初は導入へのハードルになるのではと思っていたのですが、まったく問題はありませんね。さきほどのシアタールームのような提案では、壁紙をプロジェクター投写用のものに変えてこだわられている場合もありますし、お客様自らロールスクリーンを入れてブラッシュアップされる例も珍しくないようです。
―― Wi-Fi経由でゲーム機やBD/DVDレコーダーをつないで楽しめる「Aladdin Connector」を発売されていますが、こちらは今後、賃貸物件にオプション等でご用意されるような考えもおありですか。
濱嶋 大変小さな筐体なので、盗難等の問題にどう対応するのかなど検討課題があります。賃貸ならば、契約の際のプレゼントにするのもひとつのアイデア。HDMI端子を備えたテレビやレコーダーにつなげば、テレビ番組を楽しむこともできます。HDMIを備えている機器であれば、「Chromecast(クロームキャスト)」や「Fire TV Stick」などのストリーミングデバイスを楽しむことができ、さらに発展性に優れた提案が可能になると思います。
■「おうちde思い出プロジェクト」でおうち時間がさらに充実
―― popIn Aladdinの快進撃が続いています。シリーズ累計販売台数は15万台を突破しました。
濱嶋 何より手軽に導入し、構えずに気軽に楽しめるコンセプトが受け入れられたことが最大の要因ではないかと分析しています。天井の引掛シーリングに簡単に取り付けることができ、常に天井に設置されたままですから、わざわざ使うたびにプロジェクターを持ち出してきて、セッティングしてという煩わしさがありません。いつでもすぐに使い始めることができるので、生活に密着して利用頻度が高いのが大きな特長となります。場所をとらないことから、コンパクトなお部屋でも大画面を楽しめるところにも高い評価をいただいています。
当初、メインターゲットをファミリー層に想定していましたが、実売ではファミリー層と単身層がほぼ半々のウエイトになっています。単身の方が約半数を占めるに至った背景としては、YouTubeや各種VODサービスなどのコンテンツが単身の方に刺さったのではないかと分析しています。一方でファミリー向けにも、動物を等身大に映せる「等身大動物図鑑」やクイズも楽しめるひらがな表が出てくる「学習ポスター」など、オリジナルのキッズコンテンツの充実に力を入れています。
―― 使ってワクワクするような取り組みを連打されています。
濱嶋 今、力を入れているのが「おうちde思い出プロジェクト」です。コロナ禍で旅行やイベントが中止になり、これまでのように家族の思い出がつくれないなか、おうち時間をもっと楽しんでいただけるイベントを毎月開催しています。8月には夏の代表的な風物詩である花火大会を実施しました。全国1万世帯以上のお客様にpopIn Aladdinの大画面で迫力ある映像を楽しんでいただくことができました。また、HISさんがZoomを使った生配信でサファリツアーなどを催されたのですが、そこに提携してpopIn Aladdinユーザー100名の方をご招待しました。popIn Aladdinでしかできない家族の思い出づくりを実現する肝いりのプロジェクトとして、今後も多岐にわたるイベントを、毎月お届けしていきます。
―― 生活シーンのなかに溶け込んだ、利用頻度が高いpopIn Aladdinだからこそできるお客様へのアプローチですね。
濱嶋 popIn Aladdinは、何も触っていない時間帯には、パソコンで言うスリープモードのような「Aladdinモード」となり、時計や天気予報、風景が自動的に映し出されます。何もない壁を“未来の壁”“情報の壁”に変えてしまおうといったpopIn Aladdinのコンセプトです。起動時間は1日5時間〜8時間と大変長く、毎日の生活にまさに密着して溶け込んでいます。約1割のお客様は毎日使用されています。
テレビは映していないときには、ただの黒い大きな塊に過ぎません。生まれたときから身近にテレビに接してきた世代には当たり前の光景で違和感を覚えませんが、よく考えれば、本当にそれでいいのかという考えのもとにご提案したのがpopIn Aladdinです。“魔法の空間”をもっと多くの皆様に広めて参ります。
―― 魅力がさらに膨らんでいくpopIn Aladdinへの新たな接点となる賃貸物件への導入も、今後の展開がますます注目されます。
谷内 今回の取り組みもまだ緒に就いたばかり。「popIn Aladdinが付いている部屋に住みたい」という能動的なお客様が、自ら簡単に対象となる物件を探し出すことはまだ容易ではなく、そうした課題がクリアされていけば、さらに加速度的に広まっていくのではないかと思います。
―― 「賃貸物件に入れたいのだけど」といったpopIn社への直接のご相談も増えているのではないでしょうか。
濱嶋 現在、すでに多くの問い合わせやご相談をいただいており、大家さん自らpopIn Aladdinを購入され、賃貸物件に導入されるケースも増えているようです。
―― 花瓶をモチーフにした小型の据置型プロジェクター「Aladdin Vase」も12月に発売されます。コロナ禍でホームエンターテインメントに対する認識が改められるなか、私たちの生活にプロジェクターやホームシアターをますます身近な存在にするご活躍に期待しております。本日はありがとうございました。
■popIn Aladdin 2を全戸に導入した新築賃貸物件も
―― 今回の提携に至った経緯についてお聞かせください。
谷内 USEN-NEXT GROUPの株式会社USEN-NEXT LIVING PARTNERSは、マンション・アパート等の賃貸物件オーナーや不動産企業に対して、グループが有するインターネットサービスやIoTなどをご提供していく役割を担っています。2019年夏にpopIn株式会社様のプロジェクター「popIn Aladdin」にグループ会社U-NEXTのビデオオンデマンドのアプリを搭載いただいたのが大きなきっかけとなり、今回の提携に至りました。
U-NEXTはお客様がお持ちのデバイスを気にすることなくU-NEXTを利用できる環境の整備を進めています。そのようななかでも「popIn Aladdin」は、高性能のプロジェクターとスピーカーを搭載し、“自宅で大画面のある暮らし”がセールスポイント。画面サイズが大きくなればなるほど、お客様の満足度、没入感が高まると考えるU-NEXTの思想にぴったりでした。
私どもでは2019年くらいから、賃貸物件にIoTの商材で付加価値を付け、差別化していく取り組みに力を入れており、U-NEXTのアプリにとどまらず、「popIn Aladdin」を入れることができれば、映像コンテンツを手軽に大画面で楽しめるシアタールームが手にできる大きなメリットが生まれると考えました。オーナー様からすれば物件の価値を向上でき、入居促進にも寄与します。
濱嶋 私はpopIn Aladdinを法人のお客様に販売する担当をしているのですが、今回の提携のお話をいただく以前から、賃貸物件や分譲マンション、戸建住宅にpopIn Aladdinをデフォルトで搭載できないかと、住宅関連のイベント等にも出展していました。しかし、なかなか花開かず、暗中模索しているなかでの出会いでした。
―― まさにシナジーを生み出すコラボレーションだったというわけですね。
濱嶋 例えばデベロッパーへ足を運び、食洗器などのビルトイン設備を担当する部署でpopIn Aladdinのプレゼンを行っても、おうちに魔法の大画面を実現できる照明一体型3in1家庭用プロジェクターという革新的なコンセプトはなかなかご理解いただけず、聞かされるのは判で押したようなコンサバな言葉ばかりでした。「これは結構ハードルが高いぞ」と感じていましたので、USEN-NEXT LIVING PARTNERS社様にご採用いただいた今回のアグレッシブな提案は本当にうれしかったです。
谷内 アパートで入居者を募集する際、築10年以上になる物件では、新たに引掛シーリングを天井に設けることも少なくなく、ついでにLEDシーリングライトを付けて入居者にプレゼントするケースがよく見受けられます。LEDシーリングライトが山積みになっている管理会社もあり、そうした光景を目の当たりにしていたものですから、U-NEXTが見られるだけでなく、popIn Aladdinを使って大画面で楽しめる環境が提供できれば、これは人気になると確信しました。
―― 6月17日に発表されたリリースでは「popIn Aladdin 500台導入」とありました。
濱嶋 モデルとしては「popIn Aladdin 2」となります。今現在では約700台と順調に導入が進んでいます。
―― どのような賃貸物件へ導入されているのですか。
谷内 新築と既存とで傾向が異なります。新築物件では、リビングルームの天井高を高く見せるために、最近ではダウンライトを採用するケースが増えています。その場合、引掛シーリングがありませんから、必然的に、寝室をはじめとする他の部屋に設置することが多くなります。最近見た物件で印象に残っているのは、テレワークと子供部屋を兼ねた部屋へ導入したもの。親御さんが壁に向けて設置されたデスクで仕事をする傍ら、お子さんが反対側の壁にpopIn Aladdinで投写した映像を楽しむイメージです。withコロナ、afterコロナのライフスタイルを意識した提案も目につきます。また、新築の場合は初めから全戸に導入するケースが多いことに正直驚きました。
一方、既存物件には引掛シーリングはあるのですが、リノベーションしてダウンライトに変えてしまうケースもあり、リビングルームに設置する場合は、引掛シーリングを残してもらいます。また、3DKの間取りを2LDKにリノベーションする際、窓がない部屋を逆手に取り、ここにpopIn Aladdinを設置してシアタールームに替えてしまうことで魅力を高める提案も目につきます。新築同様に寝室も多いですね。寝室を仮定した洋室はシーリングライトが多いので、寝室で寝ころびながら見ていただくスタイルも受けているようです。
―― 壁紙についてはいかがですか。
濱嶋 ほぼ問題なく投写して視聴することができます。万が一問題がある場合でも、ロールスクリーンで手軽に対応できます。
谷内 私たちも当初は導入へのハードルになるのではと思っていたのですが、まったく問題はありませんね。さきほどのシアタールームのような提案では、壁紙をプロジェクター投写用のものに変えてこだわられている場合もありますし、お客様自らロールスクリーンを入れてブラッシュアップされる例も珍しくないようです。
―― Wi-Fi経由でゲーム機やBD/DVDレコーダーをつないで楽しめる「Aladdin Connector」を発売されていますが、こちらは今後、賃貸物件にオプション等でご用意されるような考えもおありですか。
濱嶋 大変小さな筐体なので、盗難等の問題にどう対応するのかなど検討課題があります。賃貸ならば、契約の際のプレゼントにするのもひとつのアイデア。HDMI端子を備えたテレビやレコーダーにつなげば、テレビ番組を楽しむこともできます。HDMIを備えている機器であれば、「Chromecast(クロームキャスト)」や「Fire TV Stick」などのストリーミングデバイスを楽しむことができ、さらに発展性に優れた提案が可能になると思います。
■「おうちde思い出プロジェクト」でおうち時間がさらに充実
―― popIn Aladdinの快進撃が続いています。シリーズ累計販売台数は15万台を突破しました。
濱嶋 何より手軽に導入し、構えずに気軽に楽しめるコンセプトが受け入れられたことが最大の要因ではないかと分析しています。天井の引掛シーリングに簡単に取り付けることができ、常に天井に設置されたままですから、わざわざ使うたびにプロジェクターを持ち出してきて、セッティングしてという煩わしさがありません。いつでもすぐに使い始めることができるので、生活に密着して利用頻度が高いのが大きな特長となります。場所をとらないことから、コンパクトなお部屋でも大画面を楽しめるところにも高い評価をいただいています。
当初、メインターゲットをファミリー層に想定していましたが、実売ではファミリー層と単身層がほぼ半々のウエイトになっています。単身の方が約半数を占めるに至った背景としては、YouTubeや各種VODサービスなどのコンテンツが単身の方に刺さったのではないかと分析しています。一方でファミリー向けにも、動物を等身大に映せる「等身大動物図鑑」やクイズも楽しめるひらがな表が出てくる「学習ポスター」など、オリジナルのキッズコンテンツの充実に力を入れています。
―― 使ってワクワクするような取り組みを連打されています。
濱嶋 今、力を入れているのが「おうちde思い出プロジェクト」です。コロナ禍で旅行やイベントが中止になり、これまでのように家族の思い出がつくれないなか、おうち時間をもっと楽しんでいただけるイベントを毎月開催しています。8月には夏の代表的な風物詩である花火大会を実施しました。全国1万世帯以上のお客様にpopIn Aladdinの大画面で迫力ある映像を楽しんでいただくことができました。また、HISさんがZoomを使った生配信でサファリツアーなどを催されたのですが、そこに提携してpopIn Aladdinユーザー100名の方をご招待しました。popIn Aladdinでしかできない家族の思い出づくりを実現する肝いりのプロジェクトとして、今後も多岐にわたるイベントを、毎月お届けしていきます。
―― 生活シーンのなかに溶け込んだ、利用頻度が高いpopIn Aladdinだからこそできるお客様へのアプローチですね。
濱嶋 popIn Aladdinは、何も触っていない時間帯には、パソコンで言うスリープモードのような「Aladdinモード」となり、時計や天気予報、風景が自動的に映し出されます。何もない壁を“未来の壁”“情報の壁”に変えてしまおうといったpopIn Aladdinのコンセプトです。起動時間は1日5時間〜8時間と大変長く、毎日の生活にまさに密着して溶け込んでいます。約1割のお客様は毎日使用されています。
テレビは映していないときには、ただの黒い大きな塊に過ぎません。生まれたときから身近にテレビに接してきた世代には当たり前の光景で違和感を覚えませんが、よく考えれば、本当にそれでいいのかという考えのもとにご提案したのがpopIn Aladdinです。“魔法の空間”をもっと多くの皆様に広めて参ります。
―― 魅力がさらに膨らんでいくpopIn Aladdinへの新たな接点となる賃貸物件への導入も、今後の展開がますます注目されます。
谷内 今回の取り組みもまだ緒に就いたばかり。「popIn Aladdinが付いている部屋に住みたい」という能動的なお客様が、自ら簡単に対象となる物件を探し出すことはまだ容易ではなく、そうした課題がクリアされていけば、さらに加速度的に広まっていくのではないかと思います。
―― 「賃貸物件に入れたいのだけど」といったpopIn社への直接のご相談も増えているのではないでしょうか。
濱嶋 現在、すでに多くの問い合わせやご相談をいただいており、大家さん自らpopIn Aladdinを購入され、賃貸物件に導入されるケースも増えているようです。
―― 花瓶をモチーフにした小型の据置型プロジェクター「Aladdin Vase」も12月に発売されます。コロナ禍でホームエンターテインメントに対する認識が改められるなか、私たちの生活にプロジェクターやホームシアターをますます身近な存在にするご活躍に期待しております。本日はありがとうございました。