ケーブルブランド探訪記(AUDIOQUEST編その7)
Python/Anaconda/Amazon |
第7回目はオーディオクエスト社のインターコネクトケーブルの最上位シリーズをご紹介する。この3モデル「Python(パイソン)」「Anaconda(アナコンダ)」「Amazon(アマゾン)」は、どれもバランス三重構造で、絶縁材にはテフロンチューブエアーインシュレーションを採用している。導体はPSC+(PSCの上級バージョンでより純度の高い銅を採用)、フラッグシップモデルの「Amazon(アマゾン)」だけはPSC技術を採用し、非常に高い硬質銀の表面を完全化したPSSを採用している。
この3モデルはどれもが同社の技術を集大成させた自信作である。是非この最高の音楽に触れていただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●「オーディオクラフト」社のプロフィール
米国オーディオクエスト社は、社長でケーブルデザイナーでもあるビル・ロウ氏により、設計から端子のハンダ付けに至るまでの全工程にこだわった理想的なオーディオケーブルを求めて設立させた大手ケーブルメーカーである。同社の大きな特徴はハイパーリッツ構造。直径1mm程度もしくはそれよりも細い単線を、導体1本ずつに絶縁チューブで絶縁。それを複数本らせん状にねじった構造で、撚り線の長所であるSNの高さを維持しながら、撚り線の欠点を排除している。ラインナップとしては4芯ハイパーリッツ構造のスピーカーケーブルやバランス三重構造のインターコネクトケーブル、デジタル/ビデオケーブル等が代表的モデルとなっている。
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