ケーブルブランド探訪記(古河電工 編その8)
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「μ-PS15」(左)、切り売り用電源ケーブル(右) |
電源供給でも能力を発揮
第8回目は、同社のディタッチャブル3芯電源コード「μ-PS15」をご紹介する。電力供給身も優れた特性を示すμ導体を採用し、徹底的に音質にこだわったモデルである。“μ導体ファン”から“μ導体ビギナー”まで、これは必携のアイテムだ。
なお自作派の方には導体にPCOCCを採用し、電力特性に優れた切り売りタイブの電源ケーブル(FP-2T35:¥2,500/m、FP-2T20:¥2,000/m)もあるので、ぜひお試し頂きたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
【古河電工のプロフィール】
同社は80年代初期より、OFC電源ケーブルを製品化するなど音質重視のケーブル製作における歴史は極めて古い。1986年には一方向性結晶無酸素銅PCOCC導体を開発し、オーディオケーブル界に新風をもたらした。このPCOCCには銅の結晶構造を単一化する製法に特徴があり、結晶粒界が極めて少ないOFC導体。
同社はひき続き、このPCOCCに熱処理を加え、結晶構造や物性をコントロールしたμ導体を採用するようになり、現在に至るまでの主流となっている。また、デジタルケーブルには発泡テフロンを採用するなど、絶縁体の研究や構造も独自の設計ポリシーを持つ。
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